藤原崇太郎(旭化成)

藤原崇太郎(旭化成) FUJIWARA Sotaro

FUJIWARA Sotaro
23歳 1998/4/27
WR:18位
組み手:左組み
得意技:左支釣込足
使用技:左背負投、左体落、左内股、肩車、裏投、帯取返、左大外刈、左小外刈、左小外掛、右浮腰、谷落

2018年バクー世界選手権銀メダリスト。緻密な組み手、あらゆる方向への決め技、そしてここぞの思い切りの良さと高いレベルで勝者の条件を揃えたトータルファイター。ここ数年毎大会王者の変わる81kg級は今回も実力拮抗、誰が勝ってもおかしくない大混戦となっており、荒れた展開に強い藤原タイプが最後まで勝ち抜く可能性も十分だ。国内ではライバルの佐々木健志(ALSOK)が全日本選手権3位に全日本選抜体重別選手権優勝と凄まじい存在感を見せ始めており、藤原としてはここで世界王者の称号を得て明確に実績の差をつけておきたいところ。

藤原柔道の核は高度な組み手技術にあり。徹底した組み手管理で相手の選択肢をふさぎ、残った出口に的確な技を仕込んで投げ切っていく。このいわば「相手の都合」にフィニッシュをあわせるスタイルゆえ、当然ながら決まり技も実に多彩。いずれも練度高くこれという得意技を挙げるのは難しいが、敢えて1つ「らしい」技を選ぶのであれば、支釣込足ということになるだろう。引き手を相手の上腕に持ち替えて仕掛けるこの技は地味ながら取り味抜群。展開は緻密に、フィニッシュは大きく。組み手による「作り」が成立の必須条件であるこの技で相手が根こそぎ吹っ飛ぶ絵こそが、段取り勝負の藤原柔道の真骨頂と言えるだろう。かつては決してリスクを犯さないタイプだったが、地力が上がるとともに密着を厭わぬ大胆さも獲得。ひところ決まりまくった裏投への傾倒が接近戦による「自爆」を呼んで持ち前の安定感を失い掛けたが、4月の全日本選抜体重別選手権では非常にバランスの取れた進退を披露。どうやら新旧モードの融合なったようだ。
凹みが許されないこのスタイルゆえ、当然ながら寝技にも積極的。いわゆる「国士舘返し」から抑え込む形を得意としている。

おもな戦績

2019年 グランドスラム・デュッセルドルフ 優勝
2018年 バクー世界選手権 2位
2018年 グランドスラム・パリ 優勝

最近の成績

2021年4月 全日本選抜体重別選手権 2位
2020年 全日本選手権 3回戦敗退
2019年 ワールドマスターズ青島 2回戦敗退

更新日:2021年6月3日(ブダペスト世界選手権2021特集)

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