イ・ジョンファン(韓国)

イ・ジョンファン(韓国) LEE Joonhwan

LEE Joonhwan
階級:81kg級 WR:3位
22歳 2002/6/19
組み手:右組み

得意技:右背負投、肩車(イタリア式)、肩車、左背負投、左小内刈、左小内巻込
使用技:右小内刈、右大内刈、右小外刈、右大外刈、右内股左一本背負投、左袖釣込腰、左体落、裏投

世界選手権2大会連続の銅メダリスト(2023年、2024年)。2022年のグランドスラム・トビリシでワールドツアーにデビューすると、いきなりタト・グリガラシヴィリ(ジョージア)を破って優勝。続いて出場したグランドスラム・ウランバートルでも、永瀬貴規(旭化成)にシャミル・ボルチャシヴィリ(オーストリア)、フランク・デヴィト(オランダ)と階級のトップ選手を立て続けに退け連勝を果たし、一気に階級の序列を駆け上がった。

担ぎ技の連続で攻撃のリズムを作る、いかにも韓国らしい担ぎ技系。組み手による間合いの管理が上手く、巧みに相手をコントロールしては、担ぎ技に潜り込む。

得意技は右背負投と肩車。肩車は相手の後方に向かって縦に引き落とす「イタリア式」も備えており、担ぎ技との前後の連携はかなり強力。奇襲技として左小内巻込や、組み際に瞬時に組み手の左右をスイッチして仕掛ける左背負投、左体落を備えており、永瀬には左背負投で「技有」を得て勝利した。

体の力もあり、自ら挑むことは稀だが、接近戦にも対応可能。階級上位のパワーファイターに密着されても苦にしない。

おもな戦績

2024年 アブダビ世界選手権 3位
2023年 ドーハ世界選手権 3位
2022年 タシケント世界選手権 7位

最近の成績

2024年5月 アブダビ世界選手権 3位
2024年4月 アジア選手権 優勝
2024年1月 グランプリ・ポルトガル 3位

Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/55160
Judoinside:https://www.judoinside.com/judoka/116416/Joonhwan_Lee/judo-career

更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部

ドーハ世界柔道選手権2023での記事

LEE Joonhwan
20歳 2002/3/5
WR:9位 組み手:右組み

得意技:右背負投
使用技:肩車、右小内刈、右大内刈、右小外刈、右大外刈、左背負投、左体落、左小内刈、左小内巻込、裏投

ワールドツアー表彰台の常連。今年6月のグランドスラム・トビリシでワールドツアーにデビューすると、いきなりタト・グリガラシヴィリ(ジョージア)やシャロフィディン・ボルタボエフ(ウズベキスタン)らを破り優勝。続いて出場したグランドスラム・ウランバートルでも永瀬貴規にシャミル・ボルチャシヴィリ(オーストリア)と階級のトップ選手を退けて連勝を果たし、一気に階級の主役の一人へと名乗りを上げた。10月のタシケント世界選手権で7位に終わったことで「確変状態」は終わってしまったが、以降もコンスタントに成績を残している。

担ぎ技の連続で攻撃のリズムを作る、いかにも韓国らしい担ぎ技系。組み手による間合いのコントロールが上手く、巧みに相手をコントロールしては、担ぎ技に潜り込む。逆方向の技は専ら肩車。左一本背負投は用いない。奇襲技として左小内巻込や、組み際に瞬時に組み手の左右をスイッチして仕掛ける左背負投、左体落を備えており、永瀬には左背負投で「技有」を得て勝利した。体の力もあり、階級上位のパワーファイターに密着されても苦にしない。

おもな戦績

2022年 タシケント世界選手権 7位
2022年 グランドスラム・ウランバートル 優勝
2022年 グランドスラム・トビリシ 優勝

最近の成績

2023年2月 グランドスラム・パリ 7位
2023年1月 グランプリ・ポルトガル 優勝
2022年12月 グランドスラム東京 7位

更新日:2023年5月7日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

LEE Joonhwan
20歳 2002/3/5
WR:13位 組み手:右組み

得意技:右背負投
使用技:肩車、右小内刈、右大内刈、右小外刈、右大外刈、左背負投、左体落、左小内刈、左小内巻込、裏投

韓国期待の新星。今年6月のグランドスラム・トビリシでワールドツアーにデビューすると、いきなりタト・グリガラシヴィリ(ジョージア)やシャロフィディン・ボルタボエフ(ウズベキスタン)らを破り優勝。続いて出場したグランドスラム・ウランバートルでも永瀬貴規(旭化成)にシャミル・ボルチャシヴィリ(オーストリア)と階級のトップ選手を退けて連勝を果たし、一気に階級の主役の一人へと名乗りを上げた。

担ぎ技の連続で攻撃のリズムを作るいかにも韓国らしい選手。組み手による間合いのコントロールが上手く、巧みに相手をコントロールして担ぎ技に潜り込む。逆方向の技は専ら肩車、左一本背負投は用いない。奇襲技として左小内巻込や、組み際に瞬時に組み手の左右をスイッチして仕掛ける左背負投、左体落を備えており、永瀬には左背負投で「技有」を得て勝利した。体の力もあり、階級上位のパワーファイターに密着されても苦にしない。実力はどうやら本物。まだ階級の序列に組み込まれておらず、「初物」の確変状態継続中。今大会における伏兵候補の第一だ。

おもな戦績

2022年6月 グランドスラム・ウランバートル 優勝
2022年6月 グランドスラム・トビリシ 優勝

最近の成績

2022年6月 グランドスラム・ウランバートル 優勝
2022年6月 グランドスラム・トビリシ 優勝
2021年12月 アジア・オセアニアジュニア選手権 1回戦敗退

更新日:2022年10月5日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

関連記事一覧