ナシフ・エリアス(レバノン)
ELIAS Nacif
32歳 1988/9/29
WR:76位 組み手:左組み
得意技:肩車、横落
使用技:左小内巻込、左小内刈、左大内刈、左大外刈、左大外巻込、左袖釣込腰、浮技、裏投
階級を代表する曲者。もとブラジル籍。勝利よりも粘ることを優先しているのでは?と思ってしまうほど極端な粘戦タイプで、組み手のリセット、掛け潰れとあらゆる手段を用いて試合を長引かせる。表彰台に届くような力はないが、対戦すれば消耗必至の極めて厄介な選手だ。2016年リオデジャネイロ五輪では初戦で「立ち姿勢から危険な形で関節を極め」としてダイレクト反則負け。これに納得がいかず大騒ぎをしながら礼をせずに畳を降りてネット上で「クレイジードッグ」と呼ばれた。また、2018年のアジア競技大会では1人で柔道、クラッシュ、サンボの3競技に出場して話題を集めるなど、畳の内外で話題に事欠かない選手である。
おもな戦績
2014年 チェリャビンスク世界選手権 7位
2016年 アジア選手権 2位
2014年 アジア競技大会 2位
最近の成績
2021年6月 ブダペスト世界選手権 1回戦敗退
2021年5月 グランドスラム・カザン 1回戦敗退
2021年4月 アジア・オセアニア選手権 2回戦敗退
更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部