ラズ・ヘルシュコ(イスラエル)

ラズ・ヘルシュコ(イスラエル) HERSHKO Raz

HERSHKO Raz
24歳 1998/6/19
WR:2位 組み手:右組み

得意技:左袖釣込腰、左小内刈、左小内巻込
使用技:左一本背負投、右背負投、左大外刈、裏投、移腰

ワールドツアーの表彰台常連。東京五輪後はワールドツアーに皆勤して5度優勝。昨年のタシケント世界選手権でも5位に入賞している。

担ぎ技系。最重量級の中では小柄な選手であり、重心の低さを生かした担ぎ技を軸に戦う。右組みながら用いる技はほとんどが左技で、引き手の攻防に相手を誘い、一気に低く潜って担ぎ投げる。最も取り味があるのは両袖で仕掛ける左袖釣込腰。真っ直ぐ落下するドロップ式のほか、左大外刈の形に踏み込んで相手を固定して仕掛ける形も用いる。ほかにも低い左一本背負投や、左一本背負投様に上体を制して仕掛ける左小内刈、左小内巻込も得意としている。また、あまり使うことはないが、重心の低さを利用して一気に抱え上げる豪快な裏投、移腰も備えている。

今年に入ってから明らかに力を増しており、選手として一段ステージを上がった印象。同国の先輩のサギ・ムキ(イスラエル)や世界選手権100kg級2連覇者のジョルジ・フォンセカ(ポルトガル)を彷彿とさせるような、組み際の担ぎ技による印象的な「一本」を量産している。

おもな戦績

2022年 タシケント世界選手権 5位
2021年 グランドスラム・アンタルヤ 優勝
2021年 グランドスラム・パリ 優勝

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・トビリシ 優勝
2023年2月 グランドスラム・テルアビブ 優勝
2022年12月ワールドマスターズ・エルサレム 3位

更新日:2023年5月12日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

HERSHKO Raz
24歳 1998/6/19
WR:1位 組み手:右組み

得意技:左袖釣込腰、左小内刈、左小内巻込
使用技:左一本背負投、右背負投、左大外刈、裏投、移腰

ワールドツアーの表彰台常連。24歳の若手ながら、既にワールドツアーで表彰台に10度(優勝4度)上がっている。

最重量級の中では小柄。重心の低さを生かした担ぎ技を軸に戦う。右組みながら用いる技はほとんどが左技であり、引き手の攻防に相手を誘い、一気に低く潜って担ぎ投げる。最も取り味があるのは両袖で仕掛ける左袖釣込腰。真っ直ぐ落下するドロップ式のほか、左大外刈の形に踏み込んで相手を固定して仕掛ける形も用いる。ほかにも低い左一本背負投や、左一本背負投様に上体を制して仕掛ける左小内刈、左小内巻込も得意としている。あまり使うことはないが、重心の低さを利用して一気に抱え上げる豪快な裏投、移腰も備えている。

おもな戦績

2021年 グランドスラム・アンタルヤ 優勝
2021年 グランドスラム・パリ 優勝
2022年4月 欧州選手権 2位

最近の成績

2022年7月 グランプリ・ザグレブ 優勝
2022年7月 グランドスラム・ハンガリー 3位
2022年6月 グランドスラム・ウランバートル 優勝

更新日:2022年10月6日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京2020オリンピックでの記事

HERSHKO Raz
23歳 1998/6/19
WR:22位 組み手:右組み
得意技:左袖釣込腰、左小内刈、左小内巻込
使用技:左一本背負投、右背負投、裏投、移腰

若手の担ぎ技系選手。今年に入り3大会で入賞、うち1大会で優勝と良い成績を残している。小柄な体型を生かした担ぎ技が得意技だ。もっとも取り味があるのが左袖釣込腰。ほか、左一本背負投、右背負投など複数の担ぎ技を用いる。上体を左一本背負投の形に固定しての左小内刈や左小内巻込も得意としており、こちらでの得点も多い。あまり使うことはないが、重心の低さを利用して一気に抱え上げる豪快な裏投、移腰も備えている。

おもな戦績

2021年 グランドスラム・アンタルヤ 優勝
2019年 グランプリ・モントリオール 2位
2017年 欧州U23選手権 2位

最近の成績

2021年4月 グランドスラム・アンタルヤ 優勝
2021年3月 グランドスラム・トビリシ 5位
2021年3月 グランドスラム・タシケント 2回戦敗退

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

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