ミヘイラ・ポレレス(オーストリア)

ミヘイラ・ポレレス(オーストリア) POLLERES Michaela

POLLERES Michaela
25歳 1997/7/15
WR:3位 組み手:両組み

得意技:裏投、谷落、隅落、浮落、抱分
使用技:左大内刈、右大内刈、左小外掛、右小外掛、左小外刈、右小外刈、左小内刈、右小内刈、左釣腰、右釣腰、左内股、右内股、隅返

東京五輪銀メダリスト。2021年ハンガリー世界選手権でも銅メダルを獲得している。昨年はワールドツアー最高峰大会のワールドマスターズでも優勝を飾り、現在非常に乗っている。

両組みの密着系パワーファイター。誰に対してもケンカ四つに構えて試合を作る。極端に後の先に特化しており、得点のほとんどが返し技かもつれ際の足技。左右で同じように技を仕掛けることができるが、己から仕掛ける技は相手を密着に誘うトリガーでしかなく、リスクを冒して深い位置まで踏み込むことはほとんどない。相手の技を誘っては間合いを詰めて接近戦に持ち込み、もつれ際に返し技を狙う。返し技のバリエーションは足を掛け、浴びせ、抱え、掬い、切り返してと実に豊富だ。

とにかく「もつれ際」を得意としており、自ら仕掛けた技で投げる場合ですら、相手が応じたことで生まれたもつれ際を結果的に制するという形がほとんど。起点が前技の場合でも、最終的には足技に繋いで投げることが多い。意外にも自ら密着することは少なく、袖と前襟や、釣り手で上腕深くを持った両袖の形で構える形が基本。後の先に特化するという方向での洗練、徹底が窺える。相手の伏せ際には「腰絞め」を狙うことが多い。

そして、せっかく組み手の左右が利く選手なのだが、実は70kg級の上位陣は右組みばかり。ゆえにこの選手の右組みを見られる機会は、実は稀だ。

おもな戦績

2021年 東京五輪 2位
2021年 ハンガリー世界選手権 3位
2022年 タシケント世界選手権 7位

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 5位
2023年3月 グランドスラム・タシケント 優勝
2022年12月ワールドマスターズ・エルサレム 優勝

更新日:2023年5月10日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

POLLERES Michaela
25歳 1997/7/15
WR:14位 組み手:両組み

得意技:裏投、谷落、隅落、浮落、抱分
使用技:左大内刈、右大内刈、左小外掛、右小外掛、左小外刈、右小外刈、左小内刈、右小内刈、左釣腰、右釣腰、左内股、右内股、隅返

東京五輪銀メダリスト。2021年ブダペスト世界選手権でも銅メダルを獲得している。両組みの密着系パワーファイターであり、誰に対してもケンカ四つに構えて試合を作る。極端に後の先に特化しており、得点のほとんどが返し技かもつれ際の足技。左右で同じように技を仕掛けることが出来るが、己から仕掛ける技は相手を密着に誘うトリガーでしかなく、リスクを冒して深い位置まで踏み込むことはほとんどない。相手の技を誘っては間合いを詰めて接近戦に持ち込み、もつれ際に返し技を狙う。返し技のバリエーションは足を掛け、浴びせ、抱え、掬い、切り返してと実に豊富だ。

とにかく「もつれ際」を得意としており、自ら仕掛けた技で投げる場合ですら、相手が応じたことで生まれたもつれ際を結果的に制するという形がほとんど。起点が前技の場合でも、最終的には足技に繋いで投げることが多い。意外にも自ら密着することは少なく、袖と前襟や、釣り手で上腕深くを持った両袖の形で構える形が基本。後の先に特化するという方向での洗練、徹底が窺える。相手の伏せ際には「腰絞め」を狙うことが多い。

そして、せっかく組み手の左右が利く選手なのだが、実は70kg級の上位陣は右組みばかり。ゆえにこの選手の右組みを見られる機会は、実は稀だ。

おもな戦績

2021年 東京五輪 2位
2021年 バクー世界選手権 3位
2018年 ワールドマスターズ広州 3位

最近の成績

2022年9月 ヨーロッパオープン・オーバーヴァルト 優勝
2022年7月 グランプリ・ザグレブ 7位
2022年4月 欧州選手権 5位

更新日:2022年10月6日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京2020オリンピックでの記事

POLLERES Michaela
24歳 1997/7/15
WR:8位 組み手:左組み
得意技:左大内刈、裏投、谷落、隅落、浮落、抱分
使用技:左小外掛、左小外刈、左小内刈、左釣腰、左内股、隅返

2021年ブダペスト世界選手権銅メダリスト。返し技主体の密着系パワーファイター。もつれ合った形を得意としており、相手の技に反応して接近戦を挑み、足を掛けて、浴びせて、抱えて、掬って、捲って、切り返ししてとあらゆる手段で返しに掛かる。自ら仕掛けて相手を投げる場合ですら、もつれ合った形がほとんどだ。前技はいずれも密着を作るツールでしかなく、左内股や左釣腰を仕掛けはするものの、最後は必ずもつれ合った状態から左大内刈や左小外掛、左小内刈に変化して投げる。意外にも技を仕掛ける瞬間以外で自ら密着することは少なく、袖と前襟、釣り手をやや深く持った両袖の形で相手の技を待ち構える。相手の伏せ際には「腰絞め」を狙うことが多い。

おもな戦績

2021年 ブダペスト世界選手権 3位
2018年 ワールドマスターズ広州 3位
ワールドツアー 表彰台10回(優勝2回)

最近の成績

2021年6月 ブダペスト世界選手権 3位
2021年4月 欧州選手権 2回戦敗退
2021年3月 グランドスラム・トビリシ 2回戦敗退

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

関連記事一覧