東京五輪延期決まる、IJFビゼール会長はIOCの判断を支持

7月24日に開幕予定だった東京五輪の延期が決まった。日本時間の24日夜、安倍晋三首相とIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が電話会議を行い、大会を1年程度延期することで合意した。直後行われたIOCの臨時理事会でも承認された。

これを受けて、IJF(国際柔道連盟)会長のマリウス・ビゼール氏は「IOCと日本政府の賢明な判断に感謝する」とこの措置に素早く支持を表明。Twitter上で恒例の質疑応答イベント「アスク・ビゼール」(#AskVizer)を展開し、ファンの質問に応じる形で意思表示した。

質問の中には2021年に予定されているタシケント世界選手権を今年に振り替える可能性について問うものがあったが、氏はこれに反応し、今後のワールドツアー大会の日程変更についても言及。五輪予選の延長の可能性を睨み、まもなくIOCから与えられるであろう新しガイドラインに沿って部分的にスケジュール変更を考える必要があるとした。

IJFによる五輪延期報告(Joint Statement from the IOC and the Tokyo 2020 OC
24. Mar 2020)は下記。

https://www.ijf.org/news/show/joint-statement-from-the-ioc-and-the-tokyo-2020-oc

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