鈴木桂治氏、国士舘大総監督に

鈴木桂治
写真:鈴木桂治氏は総監督に就任。これまでその片腕として腕をふるっていた吉永慎也氏(写真右)が新監督となる

日本代表チームで重量級(100kg級、100kg超級)担当コーチを務める鈴木桂治氏が、9月30日付で国士館大柔道部男子監督を退任したことを自身のブログで報告した。10月1日からは同大柔道部総監督に就任して引き続き指導に当たる。新監督にはこれまでコーチを務めて来た吉永慎也氏が就任する。

鈴木氏は現役引退直後の2012年夏に就任、8年間指揮をとった。今年のチームは4年生のエース飯田健太郎を軸に頂点を狙える代として前評判が高く、鈴木氏本人も「今の4年生の代で監督を降りる。なんとなくですが、そう思って強化に取り組んできました」と綴った通り総決算となるはずの年であった。しかしコロナ禍のため大会は中止、惜しくも悲願の全日本学生柔道優勝大会制覇には手が届かなかった(※2016年に全日本学生柔道体重別団体優勝大会を制覇)。ブログでは「今後は、男子、女子のダブル日本一を目標に精進してまいります」と、変わらず現場に残って新監督を支えることを表明している。

男子日本代表監督の井上康生氏はSNSを通じて「鈴木先生、本当にご苦労様でした。引き続き宜しくお願い致します!まだまだやらなきゃいけないことたくさんありますから!」とその労をねぎらっていた。

鈴木氏のブログは下記から。

https://ameblo.jp/suzukikeiji/entry-12628647283.html

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