マリア・ペレス(プエルトリコ)

マリア・ペレス(プエルトリコ) PEREZ Maria

PEREZ Maria
階級:70kg級 WR:14位
35歳 1989/4/1
組み手:両組み

得意技:右一本背負投、左一本背負投、右背負投、左背負投、右袖釣込腰、左袖釣込腰、右大外刈、左大外刈、右大外刈(一本大外)、左大外刈(一本大外)
使用技:左小外刈、左出足払、左送足払、肩車、左大内刈、左内股、右腰車、右釣腰、右釣込腰、右大腰、隅返、左釣込腰(変則)

2017年ブダペスト世界選手権銀メダリスト。これ以外にも世界選手権で2度(2018年5位、2019年7位)の入賞歴がある。35歳の大ベテランながら、今年4月のグランプリ・アッパーオーストリアで優勝するなど、衰えた様子は見せていない。

両組みの担ぎ技系。もともと技の左右が利く選手ではあったが、手札を増やし、組み手の対応範囲を広げ続けた結果、完全な両組みへと進化を遂げた。切って持ち替えての組み手争いから、組み際の担ぎ技を仕掛ける。

得意の担ぎ技はいずれも左右があり、ほとんど区別なく使用可能。以前は一本背負投を軸としていたが、最近は片襟、片袖の背負投、両袖の袖釣込腰も多く用いている。「一本大外」や片襟の大外刈も左右に備えており、こちらによる得点も多い。足が利く選手でもあり、左出足払や左送足払、左小外刈による鋭い「一本」も度々見せている。

寝技はあまり行わない。

キャリアハイの成績を残した2017年ブダペスト世界選手では、相手の腕を腕挫腋固様にロックして投げる変則の右釣込腰を決めまくり、ノーマークから決勝に勝ち上がった。しかし、近年はIJFの「立ち姿勢から危険な形で関節を極める」ことに対する姿勢が厳しくなり、また自身の担ぎ技系としての完成度が上がり依存度が下がったことから、用いなくなっている。

おもな戦績

2017年 ブダペスト世界選手権 2位
2018年 バクー世界選手権 5位
2019年 東京世界選手権 7位

最近の成績

2024年5月 アブダビ世界選手権 予選ラウンド敗退
2024年4月 パンナム・オセアニア選手権 優勝
2024年3月 グランドスラム・トビリシ 予選ラウンド敗退

Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/4225
Judoinside:https://www.judoinside.com/judoka/68613/Maria_Perez/judo-career

更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部

ドーハ世界柔道選手権2023での記事

PEREZ Maria
34歳 1989/2/1
WR:38位 組み手:左組み

得意技:右一本背負投、左一本背負投、左釣込腰(変則)
使用技:右大外刈(一本大外)、左大外刈(一本大外)、左小外刈、左出足払、右袖釣込腰、左大内刈、右腰車、右大腰、隅返

2017年ブダペスト世界選手権銀メダリスト。これ以外にも世界選手権で2度(2018年5位、2019年7位)の入賞歴がある。

基本スタイルは正統派の担ぎ技系。組み際の技を主体としており、左右の利く一本背負投と「一本大外」を柔道の軸としている。足技も得意で、切れ味鋭い左小外刈や左出足払による得点も多い。

キャリアハイの成績を残した2017年ブダペスト世界選手では、ノーマークから変則の右釣込腰を決めまくって決勝に進出、強烈な印象を残した。ペレスの代名詞ともなっているこの技は、腕挫脇固の形から腰を差し入れて縦回転で投げる荒業。一歩間違えれば相手の肘を破壊しかねず、実際に幾度かダイレクト反則負けになっている。IJFの「立ち姿勢から危険な形で関節を極める」ことに対する姿勢が厳しくなったこともあり、近年はほとんど用いていない。

おもな戦績

2017年 ブダペスト世界選手権 2位
2018年 バクー世界選手権 5位
2019年 東京世界選手権 7位

最近の成績

2023年3月 パンナムオープン・サントドミンゴ 3位
2022年11月 グランドスラム・バクー 予選ラウンド敗退
2022年10月 タシケント世界選手権 予選ラウンド敗退

更新日:2023年5月10日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

PEREZ Maria
33歳 1989/2/1
WR:23位 組み手:左組み

得意技:左釣込腰(変形)、右一本背負投、左一本背負投
使用技:右大外刈(一本大外)、左大外刈(一本大外)、左小外刈、左出足払、右袖釣込腰、左大内刈、右腰車、右大腰、隅返

2017年ブダペスト世界選手権銀メダリスト。同大会ではノーマークから変則の右釣込腰を決めまくって決勝に進出、強烈な印象を残した。ペレスの代名詞ともなっているこの技は、腕挫脇固の形から腰を差し入れて縦回転で投げる荒業。一歩間違えれば相手の肘を破壊しかねず、実際に幾度かダイレクト反則負けを宣告されている。IJFの「立ち姿勢から危険な形で関節を極める」ことに対する姿勢が厳しくなったこともあり、さすがに現在はほとんど用いていない。基本的には正統派の担ぎ技系であり、組み際の技が主体。左右の利く一本背負投と「一本大外」を柔道の軸としている。足技も得意で、左小外刈や左出足払による得点も多い。

おもな戦績

2017年 ブダペスト世界選手権 2位
2018年 バクー世界選手権 5位
2018年 ワールドマスターズ広州 5位

最近の成績

2022年7月 グランプリ・ザグレブ 1回戦敗退
2022年7月 グランドスラム・ハンガリー 3位
2022年9月 ヨーロッパオープン・マドリード 2位

更新日:2022年10月6日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京2020オリンピックでの記事

PEREZ Maria
32歳 1989/2/1
WR:19位 組み手:左組み
得意技:左釣込腰(変形)、右一本背負投、左一本背負投
使用技:右大外刈(一本大外)、左大外刈(一本大外)、左小外刈、左出足払、右袖釣込腰、左大内刈、右腰車、右大腰、隅返

2017年ブダペスト世界選手権銀メダリスト。同大会ではノーマークから変則の右釣込腰を決めまくって決勝に進出、強烈な印象を残した。ペレスの代名詞ともなっているこの技は、腕挫脇固の形から腰を差し入れて縦回転で投げる荒業。一歩間違えれば相手の肘を破壊しかねず、実際に幾度かダイレクト反則負けになったこともある。IJFの「立ち姿勢から危険な形で関節を極める」ことに対する姿勢が厳しくなったこともあり、さすがにいまはほとんど用いていない。基本的には正統派といっていい担ぎ技系であり、組み際の技が主体。左右の利く一本背負投と「一本大外」が柔道の軸だ。足技も得意で、左小外刈や左出足払による得点も多い。

おもな戦績

2017年 ブダペスト世界選手権 2位
2018年 バクー世界選手権 5位
2018年 ワールドマスターズ広州 5位

最近の成績

2021年6月 ブダペスト世界選手権 2回戦敗退
2021年4月 グランドスラム・アンタルヤ 7位
2021年2月 グランドスラム・テルアビブ 2回戦敗退

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

東京世界柔道選手権2019での記事

PEREZ Maria
30歳 1989/2/1
WR:8位
組み手:左組み
得意技:左釣込腰(変形)、右一本背負投、左一本背負投
使用技:右大外刈(一本大外)、左大外刈(一本大外)、左小外刈、左出足払、右袖釣込腰、左大内刈、右腰車、右大腰、隅返

2017年ブダペスト世界選手権銅メダリスト。同大会ではノーマークから変則の右釣込腰を決めまくって決勝に進出、強烈な印象を残した。ペレスの代名詞ともなっているこの技は、腕挫脇固の形から腰を差し入れ縦回転で投げる、一歩間違えれば相手の肘を破壊しかねない荒業。事実これが反則とみなされ敗れることもある。基本的なスタイルは組み際に担ぎ技を仕掛けるというものであり、左右の一本背負投が主な武器。足技も得意としており左小外刈や左出足払による得点も多い。

おもな戦績

2018年 ワールドマスターズ広州 5位
2018年 バクー世界選手権 5位
2017年 ブダペスト世界選手権 2位

最近の成績

2019年7月 グランプリ・モントリオール 7位
2019年5月 グランドスラム・バクー 7位
2019年4月 パンナム選手権 優勝

更新日:8月25日(東京世界柔道選手権2019特集)

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