ラファエラ・シウバ(ブラジル)

ラファエラ・シウバ(ブラジル) SILVA Rafaela

SILVA Rafaela
31歳 1992/4/24
WR:1位 組み手:左組み

得意技:左内股、左出足払、左小外刈、寝技
使用技:左払腰、左小外刈、左小外掛、隅返、肩車、右小内刈、右小内巻込、隅落、谷落
寝技得意技術:腕挫十字固

2016年リオデジャネイロ五輪金メダリスト。ファベーラと呼ばれる貧民街からブラジリアン柔術を通じて見出され、地元開催のリオデジャネイロ五輪では地元ブラジルの金メダリスト1号となった。世界選手権でも2度優勝(2013年、2022年)している。

最大の武器は左内股。外から回し込むように仕掛け、強烈なバネと上体の捻じりで豪快に投げ飛ばす。威力抜群のまさに必殺技だ。また、足技も強力。特に左出足払と左小外刈の切れ味は素晴らしい。懐の深さを生かした返し技も得意としており、こちらでの得点も多い。

柔術ベースの寝技も大きな武器。立ち姿勢から直接関節技を施すことが禁止されたために得意の「跳び十字」は使用できなくなったが、立技から寝技への移行の上手さは健在だ。

以前は調子の波が激しく大会によってパフォーマンスにばらつきがある印象であったが、近年はどの大会でも好パフォーマンスを見せている。

2020年に禁止されている喘息薬を使用したドーピングが発覚。2年間の資格停止処分となり、東京五輪には出場できなかった。2021年11月に競技に復帰して以降は、再びトップ層に定着。2022年タシケント世界選手権で優勝を飾るなど、以前にも増して好成績を残し続けている。

おもな戦績

2016年 リオデジャネイロ五輪 優勝
世界選手権 優勝2度(2013年、2022年)
2011年 パリ世界選手権 2位

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 優勝
2023年3月 グランドスラム・トビリシ 5位
2023年2月 グランドスラム・テルアビブ 5位

更新日:2023年5月7日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

SILVA Rafaela
30歳 1992/4/24
WR:9位 組み手:左組み
得意技:左出足払、左内股、寝技
使用技:左払腰、左小外刈、左小外掛、隅返、肩車、隅落、谷落
寝技得意技術:腕挫十字固

2016年リオデジャネイロ五輪金メダリスト。ファベーラと呼ばれる貧民街からブラジリアン柔術を通じて見出され、地元開催のリオデジャネイロ五輪では地元ブラジルの金メダリスト1号となった。

最大の武器は柔術ベースの寝技。立ち姿勢から直接関節技を施すことが禁止されたために得意の「跳び十字」は使用できなくなったが、立技から寝技への移行の上手さは健在だ。立技では左内股や左払腰を中心としたスタイルだが、最も取り味があるのは左出足払。抜群の切れ味を誇る。懐の深さを生かした返し技も得意としており、こちらでの得点も多い。以前は調子の波が激しく大会によってパフォーマンスにばらつきがある印象であったが、近年は成績が高い位置で安定してきている。

2020年に禁止されている喘息薬を使用したドーピングが発覚。2年間の資格停止処分となり、東京五輪には出場できなかった。復帰後はまだ本調子と言えるほどのパフォーマンスは見せていないが、最高到達点の高さは階級屈指。実績豊富なため伏兵という呼び方はふさわしくないかもしれないが、上位候補を食ってトーナメントを荒らすとすればこの選手の可能性が高い。

おもな戦績

2016年 リオデジャネイロ五輪 優勝
2013年 リオデジャネイロ世界選手権 優勝
2011年 パリ世界選手権 2位

最近の成績

2022年7月 グランプリ・ザグレブ 2回戦敗退
2022年7月 グランドスラム・ハンガリー 2位
2022年6月 グランドスラム・トビリシ 3位

更新日:2022年10月5日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京世界選手権2019での記事

SILVA Rafaela
27歳 1992/4/24
WR:4位
組み手:左組み
得意技:左出足払、左小外刈、寝技
使用技:左払腰、左内股、左小外掛、隅返、肩車、隅落、谷落
寝技得意技術:腕挫十字固

2016年リオデジャネイロ五輪金メダリスト。ファベーラと呼ばれる貧民街からブラジリアン柔術を通じて見出され、地元開催のリオデジャネイロ五輪では地元ブラジルの金メダリスト1号となった。最大の武器は柔術ベースの寝技。立ち姿勢から直接関節技を施すことが禁止されたために得意の「跳び十字」は使用できなくなったが、立技から寝技への移行の上手さは健在だ。基本的には左内股や左払腰を中心としたスタイルだが、最も取り味があるのは抜群の切れ味を誇る左出足払。懐の深さを生かした隅落や谷落といった返し技も得意としており、こちらでの得点も多い。今年に入ってからは左内股を晒した本格派ヒットマンスタイルで戦う場面も多く、飛び込んで、回しこんでと日本の業師タイプのような質の良い内股を放つシーンが目立つ。以前は調子の波が激しく大会によってパフォーマンスにばらつきがある印象であったが、今年は成績も高い位置で安定。精神的に一皮むけた印象。

おもな戦績

2016年 リオデジャネイロ五輪 優勝
2013年 リオデジャネイロ世界選手権 優勝
2011年 パリ世界選手権 2位

最近の成績

2019年7月 グランプリ・ブダペスト 優勝
2019年5月 グランドスラム・バクー 優勝
2019年4月 パンナム選手権 2位

更新日:8月23日(東京世界柔道選手権2019特集)

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