クリスタ・デグチ(カナダ)

クリスタ・デグチ(カナダ) DEGUCHI Christa

DEGUCHI Christa
27歳 1995/10/29
WR:13位 組み手:右組み

得意技:右大外刈、右大外落、右大内刈
使用技:右小外刈、右背負投、右足車、右払腰、右小内刈、右小内巻込

2019年東京世界選手権金メダリスト。カナダ人の父と日本人の母の間に生まれ、2017年にカナダ国籍を取得した。

袖と襟の二本を持って柔道を行う正統派。切れ味ある投げに鍛え込まれた寝技と全方位に隙がない、完成度の高い選手だ。技術面の精度の高さも大きな強みだが、最大の武器は体の力の強さ。これを前提に、丁寧な組み手と足技で相手を崩しつつ、常に相対的優位をキープしながら戦う。ゆえに不用意な失点も少ない。得意技は低く潜り込むように仕掛ける右大外刈(大外落)。右大内刈も高い取り味を誇り、低く刈り倒して、クロスグリップで浴びせ倒してと複数のパターンを使い分ける。東京五輪銅メダリストの芳田司(コマツ)とは高校時代にインターハイ決勝を争った同学年のライバル同士。

東京五輪は国内のライバルのジェシカ・クリムカイトの後塵を拝す形となり、出場していない。当初カナダの五輪代表争いは、世界ランク8位以上の2人による三番勝負の直接対決によって決定される予定で、ライバルのクリムカイトに6勝0敗の出口が有利と予想されていた。しかし、コロナ禍で実施が困難となり、選考方法は6月のハンガリー世界選手権の成績上位者がそのまま選ばれる形に変更。出口は同大会の準決勝で玉置桃(三井住友海上)に敗れてしまい、クリムカイトがその時点ですでに決勝進出を決めていたため、出場を逃す形となった。
東京五輪前年の時点では、世界王者の出口が実績・対戦成績ともに圧倒。他の強豪国であればクリムカイトは代表に挑戦することすら難しかったはず。しかし急激にレベルの上がったカナダの制度が実情についていけておらず(関係者によると、世界ランク8位以上の超強豪が複数現れることなどかつては想定外であったとのこと)、これによってさらなる直接対決を課せられることとなり、らにコロナ禍でこれも変更。今度は肝心の直接対決がないまま、1大会のみの結果で五輪代表の座を攫われてしまった。五輪金メダルの有力候補でありながら、度重なる制度変更に揉まれた末に出場すら出来ず。コロナ禍に翻弄されたひとである。

おもな戦績

2019年 東京世界選手権 優勝
2018年 バクー世界選手権 3位
2021年 ハンガリー世界選手権 5位

最近の成績

2022年7月 グランプリ・ザグレブ 優勝
2022年4月 グランドスラム・アンタルヤ 5位
2021年6月 ハンガリー世界選手権 5位

更新日:2022年10月5日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京世界選手権2019での記事

DEGUCHI Christa
23歳 1995/10/29
WR:2位
組み手:右組み
得意技:右大外刈、右大外落、右大内刈
使用技:右小外刈、右背負投、右払腰

2018年バクー世界選手権銅メダリスト。カナダ人の父と日本人の母の間に生まれ、2017年にカナダ国籍を取得した。切れ味ある投げに隙のない寝技と隙の少ない選手だが、最大の武器は体の強さ。これをベースに足技を中心に試合を組み立てる。得意技は低く潜り込むように仕掛ける右大外刈(大外落)。右大内刈も高い取り味を誇り、低く刈り倒して、クロスグリップで浴びせ倒してと複数のパターンを使い分ける。丁寧な組み手と足技を基本とし、相対的優位を確保しながら相手を崩し続ける正統派スタイル、ゆえに失点が少ない。寝技も高い水準。全てのパラメータが高いレベルでバランスしている非常に完成度の高い選手だ。日本代表の芳田司とは高校時代にインターハイ決勝を争った同学年のライバル同士。美人柔道家としても知られている。今年に入ってからはまだ1度も敗れておらず(欠場による不戦敗含まず)、上半期全勝の勢いに乗ってこの世界選手権で初の頂点取りに挑む。

おもな戦績

2019年 グランドスラム・パリ 優勝
2018年 バクー世界選手権 3位
2018年 グランドスラム・パリ 優勝

最近の成績

2019年7月 グランプリ・モントリオール 優勝
2019年4月 パンナム選手権 優勝
2019年3月 グランドスラム・エカテリンブルク 優勝

更新日:8月23日(東京世界柔道選手権2019特集)

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