タト・グリガラシヴィリ(ジョージア)

タト・グリガラシヴィリ(ジョージア) GRIGALASHVILI Tato

GRIGALASHVILI Tato
23歳 1999/12/1
WR:1位 組み手:左組み

得意技:左背負投、左釣込腰、左釣腰、左小外掛、裏投、寝技
使用技:左袖釣込腰、左大内刈、肩車、左小外刈、左小内刈、支釣込足(引き手側)、右払釣込足、左体落、隅落、抱分
寝技得意技術:腕挫十字固

2022年タシケント世界選手権金メダリスト。2019年に19歳でワールドツアーに本格参戦するなり、次々とタイトルを獲得。瞬く間に序列を駆け上がり、2021年のハンガリー世界選手権で銀メダルを獲得。そして昨年、22歳で世界王座を手にした。

緩急自在、最終的には「投げて解決」の攻撃柔道が持ち味。丁寧な組み手と担ぎ技を軸に戦う安全運転モードと、密着して強引な腰技や左小外掛、裏投を狙う勝負モードを使い分ける。寝技のレベルも極めて高く、腕挫十字固が得意技。完全に相手が伏せた状態からでも、手順を踏んで極め切る展開力がある。

もともとは「密着上等」のハイリスクスタイルだったが、コロナ禍に丁寧な組み手と担ぎ技を軸とする堅実モードを習得。安定感が増した一方、スケール感が減じてしまっていた。しかし、2年連続の対戦となった、ライバルのマティアス・カッス(ベルギー)との世界選手権決勝の最中に覚醒。「巧さで勝るカッス相手には接近戦しかない」とばかりに密着勝負を挑み続け、左釣込腰「技有」により勝利をもぎ取った。以降は、かつての柔道の大きさが復活。ワールドマスターズ、グランドスラム・パリと連勝し、無傷で今大会に辿り着いた。もっかの

どこか武士を思わせる佇まいと、ダンディーな口髭がトレードマーク。

おもな戦績

2022年 タシケント世界選手権 優勝
2021年 ハンガリー世界選手権 2位
2021年 東京五輪 5位

最近の成績

2023年2月 グランドスラム・パリ 優勝
2022年12月 ワールドマスターズ・エルサレム 優勝
2022年10月 タシケント世界選手権 優勝

更新日:2023年5月7日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

GRIGALASHVILI Tato
22歳 1999/12/1
WR:1位 組み手:左組み

得意技:左背負投、左小外掛、裏投、寝技
使用技:左袖釣込腰、左大内刈、肩車、左小外刈、左小内刈、左釣込腰、左釣腰、右支釣込足、右払釣込足、左体落、隅落、抱分
寝技得意技術:腕挫十字固

2021年ハンガリー世界選手権銀メダリスト。2019年にワールドツアーに本格参戦するなり次々とタイトルを獲得、瞬く間に階級の中心人物に駆け上がった。22歳の若手ながら、既に欧州選手権とワールドマスターズのビッグタイトル2つを制し、世界選手権でも準優勝している。スタイルを一言で表すならば「投げて解決」の超攻撃柔道。2019年段階では投げへの欲求を抑え切れず密着を好む粗さがあったが、コロナ禍を経て丁寧な組み手を獲得。左背負投を基本に密着、足技、腰技、寝技と何でもこなす完成度高い選手にステップアップした。寝技のレベルも極めて高く、腕挫十字固が得意技。完全に相手が伏せた「寝技からの寝技」状態からでも手順を踏んで極めきる展開力がある。ダンディーな口髭がトレードマーク。

おもな戦績

2021年 東京五輪 5位
2021年 ハンガリー世界選手権 2位
2021年 ワールドマスターズ・ドーハ 優勝

最近の成績

2022年7月 グランプリ・ザグレブ 3位
2022年6月 グランドスラム・トビリシ 2位
2022年4月 欧州選手権 優勝

更新日:2022年10月5日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京2020オリンピックでの記事

GRIGALASHVILI Tato
21歳 1999/12/1
WR:3位 組み手:左組み
得意技:左背負投、左小外掛、裏投、寝技
使用技:左袖釣込腰、左大内刈、肩車、左小外刈、左小内刈、左釣込腰、左釣腰、右支釣込足、右払釣込足、左体落、隅落、抱分
寝技得意技術:腕挫十字固

2021年ブダペスト世界選手権銀メダリスト。2019年にワールドツアーに本格参戦するなり次々とタイトルを獲得、瞬く間に階級の中心人物まで駆け上がったニュースター。年齢でいえばまだジュニア上がりの21歳だが、既に欧州選手権とワールドマスターズのビッグタイトル2つを制し、世界選手権でも準優勝している。スタイルを一言で表すならば「投げて解決」の超攻撃柔道。2019年段階では投げへの欲求を抑え切れず密着を好む粗さがあったが、コロナ禍を経て丁寧な組み手を獲得、左背負投を基本に密着、足技、腰技、寝技と何でもこなす完成度高い選手にステップアップした。寝技のレベルも極めて高く、腕挫十字固が得意技。完全に相手が伏せた状態からでも手順を踏んで極めきる展開力がある。大混戦が続いたリオー東京期の81kg級だが、1人だけ今回の「軸」を挙げろと言われればこの人ということになるだろう。ダンディーな口髭がトレードマーク。

おもな戦績

2021年 ブダペスト世界選手権 2位
2021年 ワールドマスターズ・ドーハ 優勝
2020年 ヨーロッパ選手権 優勝

最近の成績

2021年6月 ブダペスト世界選手権 2位
2021年3月 グランドスラム・トビリシ 3位
2021年1月 ワールドマスターズ・ドーハ 優勝

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

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