トルニケ・チャカドア(オランダ)
TSJAKADOEA Tornike
階級:60kg級 WR:22位
27歳 1996/10/5
組み手:右組み
得意技:右内股、右釣込腰、右釣腰、右袖釣込腰、右背負投
使用技:浮落、隅落、抱分、隅返、右小外掛、右小外刈、右払腰、右大腰、引込返
ワールドツアーの上位常連。名前からも分かるとおり、両親はジョージア出身。そのルーツが強く匂う、腰の強さを生かした豪快な投げ技を持ち味としている。ヘッドダイブを厳しく取り締まる昨今の審判傾向のために、最も得意としていた釣腰理合の右内股が使えなくなって成績が一時低迷した。しかし、内股を跳ね上げ型に改良するとともに、組み合っての圧を軸に据える形にスタイルを変えることで復活。パリ五輪の出場権を手にした。
腰技系のパワーファイター。基本形は釣り手で背中を抱く、脇を差す、脇下を抱えるといった密着。ここから得意の右内股や腰技を仕掛け、豪快に放り投げる。脇の差し合いからは、引き手で近い襟を掴んで仕掛ける「ハンマゴメドフ式」の右釣込腰も用いる。一方、組み際には両袖の右袖釣込腰や片襟の右背負投を仕掛けるなど、軽量級らしい技も備えている。
このタイプの例に漏れず、相手のミスを誘っての返し技も得意。圧を掛けて待ち構え、もつれ際の隅落や浮落、伏せた相手への抱分や隅返で得点することも多い。
大柄な選手が多いオランダでは貴重な軽量級選手であり、東京五輪の団体戦では73kg以下の枠に出場。階級が上の選手を相手に鬼気迫る戦いを見せた。パリ五輪でもこの枠はこの選手のみ。本人としては大変だろうが、再び熱い戦いを見せてくれるはずだ。
おもな戦績
2021年 東京五輪 5位
2021年 ワールドマスターズ・ドーハ 3位
2018年 グランプリ・カンクン 優勝
最近の成績
2024年5月 アブダビ世界選手権 予選ラウンド敗退
2024年4月 ヨーロッパ選手権 予選ラウンド敗退
2024年3月 グランドスラム・アンタルヤ 5位
Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/13470
Judoinside:https://www.judoinside.com/judoka/56737/Tornike_Tsjakadoea/judo-career
更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部
ドーハ世界柔道選手権2023での記事
TSJAKADOEA Tornike
25歳 1996/10/5
WR:19位 組み手:右組み
得意技:右内股、右釣込腰、右袖釣込腰、右背負投
使用技:浮落、隅落、抱分、隅返、右小外掛、右小外刈、右払腰、右大腰、引込返、右釣腰、右釣込腰
ワールドツアーの上位常連。腰技系のパワーファイター。名前からも分かるとおり、両親はジョージア出身。そのルーツが強く匂う、豪快な投げ技を持ち味としている。
基本形は釣り手で背中を抱く、脇を差す、脇下を抱えるといった密着。ここから得意の右内股や腰技を仕掛け、豪快に放り投げる。一方、組み際には両袖の右袖釣込腰や片襟の右背負投など軽量級らしい技も用いる。このタイプの例に漏れず、相手のミスを誘っての返し技も得意。圧を掛けて待ち構え、もつれ際の隅落や浮落、伏せた相手への抱分や隅返で得点することも多い。
大柄な選手が多いオランダでは貴重な軽量級選手であり、東京五輪の団体戦では73kg以下の枠に出場。階級が上の選手を相手に鬼気迫る戦いを見せた。
昨年来のヘッドダイブを厳しく取り締まる審判傾向のために、最も得意な倒れ込みながらの右内股が使えなくなり、成績は低迷中。10月のタシケント世界選手権以降は、予選ラウンド敗退が続いている。
おもな戦績
2021年 東京五輪 5位
2021年 ワールドマスターズ・ドーハ 3位
2018年 グランプリ・カンクン 優勝
最近の成績
2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 予選ラウンド敗退
2023年2月 グランドスラム・テルアビブ 予選ラウンド敗退
2023年2月 グランドスラム・パリ 予選ラウンド敗退
更新日:2023年4月29日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部
タシケント世界柔道選手権2022での記事
TSJAKADOEA Tornike
25歳 1996/10/5
WR:19位 組み手:右組み
得意技:右内股、右釣込腰、右袖釣込腰、右背負投
使用技:浮落、隅落、抱分、隅返、右小外掛、右小外刈、右払腰、右大腰、引込返、右釣腰、右釣込腰
上位常連の腰技系パワーファイター。名前からも分かるとおり、両親はジョージア出身。そのルーツが強く匂う豪快な投げが持ち味で、釣り手で背中を抱く、脇を差す、脇下を抱えるといった密着が基本形。ここから得意の右内股や腰技を仕掛け、豪快に放り投げる。一方、組み際には両袖の右袖釣込腰や片襟の右背負投など軽量級らしい技も用いる。このタイプの例に漏れず相手のミスを誘っての返し技も得意。圧を掛けて待ち構え、もつれ際の隅落や浮落、伏せた相手への抱分や隅返で得点することも多い。
東京五輪では念願の世界大会入賞(5位)を果たした。大柄な選手が多いオランダでは貴重な軽量級選手であり、東京五輪の団体戦では73kg以下の枠に出場。階級が上の選手を相手に鬼気迫る戦いを繰り広げた。同大会後は成績やや低迷中。
おもな戦績
2021年 東京五輪 5位
2021年 ワールドマスターズ・ドーハ 3位
2018年 グランプリ・カンクン 優勝
最近の成績
2022年6月 グランドスラム・ウランバートル 7位
2022年4月 欧州選手権 7位
2022年2月 グランドスラム・テルアビブ 5位
更新日:2022年10月3日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部
東京2020オリンピックでの記事
TSJAKADOEA Tornike
24歳 1996/10/5
WR:13位 組み手:右組み
得意技:右内股、右釣込腰、右袖釣込腰、右背負投
使用技:浮落、隅落、抱分、隅返、右小外掛、右小外刈、右払腰、右大腰、引込返、右釣腰、右釣込腰
ワールドツアー上位常連の腰技系パワーファイター。両親はジョージア出身。釣り手で背中を抱く、脇を差す、脇下を抱えるといった密着が基本形。この密着から得意の右内股や腰技を仕掛けて、豪快に放り投げる、ジョージアルーツが匂う柔道である。組み際には両袖の右袖釣込腰や片襟の右背負投を仕掛けることが多い。このタイプの例に漏れず圧を掛けて相手のミスを誘っての返し技も得意としており、もつれ際の隅落や浮落、伏せた相手への抱分や隅返での得点も多い。ワールドツアーでのメダル獲得やトップ層への勝利歴は多いのだが、いまだ世界大会での入賞はない。大柄な選手が多いオランダでは貴重な軽量級選手であり、今回オランダが団体戦に出られるのは彼がいるおかげ(※五輪は個人戦に出場する選手が6人揃わないと団体戦に出場できない)。
おもな戦績
2021年 ワールドマスターズ・ドーハ 3位
2018年 グランプリ・カンクン 優勝
2019年 グランプリ・テルアビブ 2位
最近の成績
2021年6月 ブダペスト世界選手権 2回戦敗退
2021年3月 グランドスラム・トビリシ 5位
2021年1月 ワールドマスターズ・ドーハ 3位
更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部