ヤン・ユンウェイ(台湾)

ヤン・ユンウェイ(台湾) YANG Yung Wei

YANG Yung Wei
25歳 1997/9/28
WR:1位 組み手:右組み
得意技:右背負投、左一本背負投、寝技
使用技:右出足払、左袖釣込腰、右小外刈、右小内刈、右大外刈、右内股
寝技得意技術:「横三角」

東京五輪銀メダリスト。同大会での活躍により地元台湾で人気が爆発、Instagramのフォロワー数は、2023年4月時点で35万1000人に達している。

クラシカルな担ぎ技系。昨今流行りの担ぎ技を連発してリズムを作る型ではなく、組み手と足技、担ぎ技を連動させ、丁寧な技の作りから投げを狙う。

寝技を最大の武器としており、得意技術は「横三角」。様々な角度からしつこくアプローチし、相手に分かられていても、最後には崩上四方固で抑え込んでしまう。また、この寝技は相手のスタミナを奪うツールとしての側面も持っており、寝技で削り、最後は投げて勝つ試合も少なくない。

一見すると線が細い印象だが、体幹と足腰は極めて強靭。階級上位のパワーファイターに密着されても、それほど苦にしない。

おもな戦績

2021年 東京五輪 2位
2022年 タシケント世界選手権 3位
2021年 ワールドマスターズ・ドーハ 2位

最近の成績

2023年2月 グランドスラム・パリ 予選ラウンド敗退
2022年 ワールドマスターズ・エルサレム 3位
2022年 グランドスラム東京 予選ラウンド敗退

更新日:2023年4月29日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

YANG Yung Wei
25歳 1997/9/28
WR:1位 組み手:右組み

得意技:右背負投、左一本背負投、寝技
使用技:右出足払、左袖釣込腰、右小外刈、右小内刈、右大外刈、右内股
寝技得意技術:「横三角」

東京五輪銀メダリスト。同大会での活躍により地元台湾で人気が爆発、Instagramのフォロワー数は2022年10月現在で36万9000人に達している。

柔道スタイルはクラシカルな担ぎ技系。昨今流行りの担ぎ技を連発してリズムを作る型ではなく、組み手と足技、担ぎ技を連動させ、丁寧な技の作りから投げを狙う。最大の武器は寝技で、得意技術は「横三角」。相手に分かられていてもしつこく寝技を展開し、最後には崩上四方固で抑え込んでしまう。

一見すると線が細い印象だが、体幹極めて強靭。階級上位のパワーファイターに密着されてもそれほど苦にしない。

おもな戦績

2021年 東京五輪 2位
2021年 ワールドマスターズ・ドーハ 2位
2019年 東京世界選手権 7位

最近の成績

2022年8月 アジア選手権 3位
2022年6月 グランドスラム・ウランバートル 2位
2022年4月 グランドスラム・アンタルヤ 優勝

更新日:2022年10月3日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京2020オリンピックでの記事

YANG Yung Wei
23歳 1997/9/28
WR:11位 組み手:右組み
得意技:右背負投、左一本背負投、寝技
使用技:右出足払、左袖釣込腰、右小外刈、右小内刈、右大外刈、右内股
寝技得意技術:「横三角」

急激に力を伸ばしてきている注目の若手、正統派の担ぎ技系ファイター。昨今流行りの担ぎ技を連発してリズムを作る型ではなく、あくまで「崩して、投げる」というクラシカルな担ぎ技系。組み手と足技を連動させて丁寧に作りを行い、得意の右背負投で仕留めに掛かるという戦型である。軽量級選手かつての王道に通じるものがあり、当然ながら日本にもファンが多い。
一見線が細く見えるが意外に体の力が強く、上位のパワーファイターに密着されてもさほど苦にしない様子。寝技も得意としており、「横三角」からしつこく展開しての崩上四方固で度々勝利している。

一時日体大で稽古を積んでいたとのことで、このあたりにもクラシカルスタイルのルーツがありそうだ。

“あるく近柔”からのひとこと

「勤勉で真面目な選手。パリの合宿では乱取り後の短い休憩のたびに練習中に気づいた事や課題などを小さいノートに丹念にメモしていました。とにかく努力家。お兄さんが付き人をしています。」

※本名 甲斐田謙 太宰府少年武道会→基山中→西日本短大附高→東海大。現在ハンガリー・ツェグレード在住、同国のクラブで柔道指導に携わる。
https://twitter.com/Arukin0405

おもな戦績

2019年 東京世界選手権 7位
2021年 ワールドマスターズ・ドーハ 2位
アジア・オセアニア選手権 2位2回(2019年、2021年) ※アジア・パシフィック選手権含む

最近の成績

2021年4月 アジア・オセアニア選手権 2位
2021年4月 グランドスラム・アンタルヤ 3位
2021年1月 ワールドマスターズ・ドーハ 2位

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

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