ジェシカ・クリムカイト(カナダ)

ジェシカ・クリムカイト(カナダ) KLIMKAIT Jessica

KLIMKAIT Jessica
26歳 1996/12/31
WR:3位 組み手:右組み

得意技:右背負投、右袖釣込腰、右小内刈
使用技:右小内巻込、右大内刈、右小外刈

2021年ハンガリー世界選手権金メダリスト。東京五輪でも銅メダルを獲得している。

階級を代表する担ぎ技の使い手であり、得意技は一気に相手の股中まで潜り込む、落差を利かせた右背負投と右袖釣込腰。形が多少不十分でも、強引に投げ切ってしまうだけの馬力がある。担ぎ技をフェイントにしての右小内刈や右小内巻込での得点も多い。

東京五輪代表争いに関して、当初カナダでは世界ランク8位以上の2人による三番勝負の直接対決によって決定される予定で、過去出口クリスタに6戦6敗のクリムカイトが不利と予想されていた。しかし、コロナ禍で実施が困難となり、選考方法は6月のハンガリー世界選手権の成績上位者がそのまま選ばれる形に変更。同大会の準決勝で出口が玉置桃(三井住友海上)に敗れたため、その時点ですでに決勝進出を決めていたクリムカイトが代表権を得ることとなった。

クリムカイトは東京五輪前年の時点では世界王者の出口に実績・直接対決の成績ともに大きく水を空けられており、他の強豪国であれば代表に挑戦することすら難しかったはず。しかし急激にレベルの上がったカナダの制度が実情についていけておらず(関係者によると、世界ランク8位以上の超強豪が複数現れることなどかつては想定外であったとのこと)、これによって直接対決に望みを繋ぐことが可能となり、さらにコロナ禍で制度変更、肝心の直接対決がないまま、1大会のみ1発勝負で五輪代表の座を手にした。運を持っている選手でもある。

おもな戦績

2021年 東京五輪 3位
2021年 ハンガリー世界選手権 優勝
2022年 タシケント世界選手権 3位

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・トビリシ 3位
2023年2月 グランドスラム・テルアビブ 優勝
2023年2月 グランドスラム・パリ2位

更新日:2023年5月7日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

KLIMKAIT Jessica
25歳 1996/12/31
WR:2位 組み手:右組み

得意技:右背負投、右袖釣込腰、右小内刈
使用技:右小内巻込、右大内刈、右小外刈

2021年ハンガリー世界選手権金メダリスト。階級を代表する担ぎ技の使い手であり、得意は一気に相手の股中まで潜り込む、落差を利かせた右背負投と右袖釣込腰。形が多少不十分でも強引に投げ切ってしまうだけの馬力がある。担ぎ技をフェイントにしての右小内刈や右小内巻込での得点も多い。

東京五輪代表争いに関して、当初カナダでは世界ランク8位以上の2人による三番勝負の直接対決によって決定される予定で、過去出口クリスタに6戦6敗のクリムカイトが不利と予想されていた。しかし、コロナ禍で実施が困難となり、選考方法は6月のハンガリー世界選手権の成績上位者がそのまま選ばれる形に変更。同大会の準決勝で出口が玉置桃(三井住友海上)に敗れたため、その時点ですでに決勝進出を決めていたクリムカイトが代表権を得ることとなった。

クリムカイトは東京五輪前年の時点では世界王者の出口に実績・直接対決の成績ともに大きく水を空けられており、他の強豪国であれば代表に挑戦することすら難しかったはず。しかし急激にレベルの上がったカナダの制度が実情についていけておらず(関係者によると、世界ランク8位以上の超強豪が複数現れることなどかつては想定外であったとのこと)、これによって直接対決に望みを繋ぐことが可能となり、さらにコロナ禍でこれも変更、肝心の直接対決がないまま、1大会のみ1発勝負で五輪代表の座を手にした。運を持っている選手でもある。

おもな戦績

2021年 東京五輪 3位
2021年 ハンガリー世界選手権 優勝
2018年 グランドスラム大阪 優勝

最近の成績

2022年7月 グランドスラム・ハンガリー 3位
2022年4月 グランドスラム・アンタルヤ 優勝
2021年7月 東京五輪 3位

更新日:2022年10月5日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京2020オリンピックでの記事

KLIMKAIT Jessica
24歳 1996/12/31
WR:1位 組み手:右組み
得意技:右背負投、右袖釣込腰、右小内刈
使用技:右小内巻込、右大内刈、右小外刈

2021年ブダペスト世界選手権金メダリスト。階級を代表する担ぎ技の使い手であり、得意は一気に相手の股中まで潜り込む、落差を利かせた右背負投と右袖釣込腰。形が多少不十分でも強引に投げ切ってしまうだけの馬力がある。担ぎ技をフェイントにしての右小内刈や右小内巻込での得点も多い。当初カナダの五輪代表は世界ランク8位以上の2人による三番勝負の直接対決によって決定される予定で、過去出口クリスタに6戦6敗のクリムカイトは不利が予測されていた。しかしコロナ禍で実施が困難となり、選考方法は6月のブダペスト世界選手権の成績上位者がそのまま選ばれる形に変更。同大会の準決勝で出口が玉置桃(三井住友海上)に敗れたため、その時点ですでに決勝進出を決めていたクリムカイトが代表権を得ることとなった。

“あるく近柔”からのひとこと

「人見知りで最初は壁を作るタイプですが、打ち解けていくとオープンになるという情報です。」

※本名 甲斐田謙 太宰府少年武道会→基山中→西日本短大附高→東海大。現在ハンガリー・ツェグレード在住、同国のクラブで柔道指導に携わる。
https://twitter.com/Arukin0405

おもな戦績

2021年6月 ブダペスト世界選手権 優勝
2019年 グランドスラム・デュッセルドルフ 優勝
2018年 グランドスラム大阪 優勝

最近の成績

2021年6月 ブダペスト世界選手権 優勝
2021年4月 グランドスラム・アンタルヤ 2位
2021年1月 ワールドマスターズ・ドーハ 3位

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

東京世界柔道選手権2019での記事

KLIMKAIT Jessica
22歳 1996/12/31
WR:5位
組み手:右組み
得意技:右背負投、右袖釣込腰
使用技:右小内巻込、右小内刈、右大内刈、右小外刈

2018年ワールドマスターズ銅メダリスト。現在急成長中、昨年10月のグランプリ・カンクンから8大会連続で表彰台に登っている。得意技は一気に相手の股中まで潜り込む、落差のある右背負投と右袖釣込腰。多少形が不十分でも強引に投げ切ってしまうだけの馬力がある。担ぎ技を餌に使っての右小内巻込も得意としている。ツアーでは十分トップクラスの成績を残しているが国内のライバルである出口クリスタとは相性が悪く、ここまで5連敗と1度も勝てていない。

おもな戦績

2018年 ワールドマスターズ広州 3位
2018年 グランドスラム大阪 優勝
2017年 パンナム選手権 優勝

最近の成績

2019年7月 グランプリ・ザグレブ 優勝
2019年7月 グランプリ・モントリオール 2位
2019年5月 グランプリ・フフホト 3位

更新日:8月23日(東京世界柔道選手権2019特集)

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