太田彪雅(旭化成)
OTA Hyoga
26歳 1997/12/9
WR:12位 組み手:右組み
得意技:右内股、右足車、右体落
使用技:左大内刈、右小外刈、左袖釣込腰、左一本背負投、右小外掛、肩車、谷落、内股透
2022年の全日本選手権者。昨年は団体戦の代表として世界選手権に出場した。昨年後半は成績が低迷気味だったが、今年に入ってからは出場した3大会すべてに優勝。4月の全日本選抜体重別選手権も制し、初の世界選手権個人戦代表の座を掴み取った。
最重量級随一の組み手の技術を持つ、国内を代表する技巧派。強烈な引き手の把持力と巧みな釣り手の操作を武器としており、階級内では小柄な体格ながら、大型選手を相手にしても組み勝って勝負することが出来る。手を合わせた選手からは、「太田の釣り手が重い」「袖の絞りが強烈」との証言が相次いでいる。得意技は右内股、右足車、右体落。ほかにも左袖釣込腰や左一本背負投などの担ぎ技から、左大内刈や左小外刈などの足技まで、多くの技術を高いレベルで使いこなす。
攻撃の軸は組み手管理と、体捌きによる間合いのコントロール、前技と足技による前後の連携。足技で楔を打っておいての豪快な右内股や右足車、前技を耐えられたところから切り替えしての左大内刈など、間合いの遠近を自在に行き来しながら、切れ味鋭い投げを放つ。
弱点は、組み手による間合いの操作が無効化される、接近戦が苦手なこと。ただし今年1月から2月に「抱き勝負」の本場ジョージアへの単独武者修行を行っており、かなり経験を積んだ様子。それ以降、まだ本格的な抱き勝負系との対戦はないが、何らかの解を用意しているはずだ。
おもな戦績
2024年 グランドスラム・タシケント 優勝
2022年 グランドスラム東京 優勝
2021年 全日本選手権 優勝
最近の成績
2024年4月 アジア選手権 優勝
2024年4月 全日本選抜体重別選手権 優勝
2024年3月 グランドスラム・タシケント 優勝
更新日:2024年5月18日(アブダビ世界柔道選手権2024特集)
監修:eJudo編集部
タシケント世界柔道選手権2022での記事
OTA Hyoga
24歳 1997/12/9
WR:70位 組み手:右組み
得意技:右内股、右足車、右体落
使用技:左大内刈、右小外刈、左袖釣込腰、左一本背負投、右小外掛、肩車、谷落、内股透
昨年の全日本選手権者。世界選手権団体戦に出場予定だった小川雄勢が左膝の負傷により欠場となり、繰り上がりで初の世界選手権代表(団体戦)の座を得た。
最重量級随一の組み手の技術を持つ、国内を代表する技巧派。強烈な引き手の把持力と巧みな釣り手の操作を武器としており、階級内では小柄な体格ながら、大型選手を相手にしても組み勝って勝負する。手を合わせた選手からは「太田の釣り手が重い」「袖の絞りが強烈」との証言が相次ぐ。得意技は右内股に右足車、右体落。それ以外にも左袖釣込腰や左一本背負投などの担ぎ技から左大内刈や左小外刈などの足技まで、多くの技術を高いレベルで使いになすことができる。
攻撃の軸は組み手管理と体捌きによる間合いのコントロールと、前技と足技による前後の連携。足技で楔を打っておいての豪快な右内股や右足車や、前技を耐えられたところから切り替えしての左大内刈など、間合いの遠近を自在に行き来しながら、切れ味鋭い投げを放つ。相手に抱き込まれて組み手と足技の連携ができない間合いを強いられると手詰まりになる面があり、大型の密着系パワーファイターを比較的苦手としている。
おもな戦績
2021年 全日本選手権 優勝
2018年 グランドスラム・エカテリンブルク 優勝
2019年 グランドスラム大阪 2位
最近の成績
2022年5月 グランドスラム・ウランバートル 5位
2022年4月 全日本選手権 5位
2022年4月 全日本選抜体重別選手権 3位
更新日:2022年10月11日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部