全日本選手権組み合わせ発表。第1シードはウルフ、推薦選手は好取り組み続出。

第1シードには連覇を狙うウルフアロンが座った。(写真は昨年度大会決勝時)

全日本柔道連盟は30日、体重無差別で争う全日本柔道選手権(12月26日・講道館大道場)の組み合わせを発表した。枠が広がった推薦選手(五輪代表・補欠選手/グランドスラム大阪優勝者)の大量参戦もあり、近年稀にみる魅力的なラインナップが揃った。

第1シードは連覇を狙う、東京五輪100kg級代表ウルフアロン(関東)。五輪代表からは90kg級の向翔一郎(ALSOK)も参戦し、いずれも2回戦からの登場となる。

最軽量級の60kg級から挑戦する永山竜樹(了徳寺大職)は1回戦で登録体重95キロの河坂有希(愛媛県警察)とマッチアップ、勝てば飯田健太郎(国士舘大4年)との対戦が実現する。73kg級の海老沼匡(パーク24)は福島・田村高所属の3月に東北予選を勝ち抜いた100kg級の鈴木直登(東海大1年)と1回戦が組まれた。勝てばなんと業師・加藤博剛(千葉県警察)との対戦が待ち構える。久々登場の100kg級羽賀龍之介(旭化成)は両組みの強者・最重量級の黒岩貴信(日本製鉄)と初戦が組まれた。

東京五輪100kg超級代表の原沢久喜(百五銀行)はエントリーしなかった。

全日本柔道連盟発表の組み合わせは下記から。

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