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【東京世界柔道選手権2019特集】開幕あすに控え男女日本代表が調整練習を公開、3連覇目指す阿部一二三は「圧倒的に勝つ」

阿部一二三
組み手の確認を行う阿部一二三

東京世界柔道選手権2019(8月25日~9月1日、日本武道館)の開幕をあすに控えたきょう24日、男女軽量級の日本代表が調整練習を報道陣に公開。張り詰めた雰囲気の中、ストレッチやサーキットトレーニング、打ち込みや投げ込み、組み手の確認など選手各々が自分のペースで調整を行った。

左組み相手の投げや組み手のパターンを入念に確認した66kg級の阿部一二三(日本体育大3年)は「圧倒的に勝ちたい。オール一本勝ちを目指す」と3連覇に向けて意欲満々。同じく3連覇に挑む髙藤直寿(パーク24)は「やり残したことは一切ない」と手ごたえありの表情で取材に応じた。

練習後、囲み取材に応じた8選手のコメントは下記。

阿部一二三
アップから約束練習まで多種多様のメニューで入念に汗を流した阿部一二三

60kg級・髙藤直寿選手のコメント
「やることはすべてやってきた。コンディション?絶好調です。相手の対策までしっかり出来て、やり残したことは一切ありません。3連覇は意識しないわけにはいかないが、今日勝つことだけを考えて、それに3連覇という結果がついてくればいいという感じ。結果を出すことだけ考えるといっても、実際に3連覇したらまわりは内容まで求めてくる。逆に良い内容じゃないと3連覇は出来ないと思うので、内容を追い求めるのではなく、勝つことにこだわって結果を求めたらそれに内容がついてくる、こういう形が理想だと思います。(-永山選手との対戦は?)個人的には結構楽しみです。周りには『もう髙藤に追いついたんじゃないか』『追い越したんじゃないか』という声もあるようですが、自分が世界チャンピオンになってもまだ強くなっているというのは、(永山)竜樹に勝つことでしかわからない。自分が勝ちたいという気持ちを一番に考えて、誰もが納得いく形で勝って、オリンピックの枠を取りたい」

60kg級・永山竜樹選手のコメント
「前の前の試合をひとつひとつ大事に戦って、気づいたら優勝していたい。一戦一戦全力で自分らしい柔道をします。(-髙藤選手は楽しみだと言っていました。どう戦いますか?)当たれば、自分も楽しみです。気持ちで勝とうと思っています。しっかり『一本』を取ります。(-昨年の自分と今を比べて?)地力もついたし戦術的にも成長している。過去2大会より落ち着いて試合が出来ると思います。(-体調は?)昨日までは減量や怪我でしんどかったですが、今日は体が凄く良く動いた。順調です。自分らしい『一本』獲る柔道で最後まで勝ち上がりたい。」

66kg級・丸山城志郎選手のコメント
「当日になってみないとわからないこともありますが、自分なりに順調。4月からしっかり積んで来たものがあるので、あとは本番で力をしっかり出し切るだけ。もちろん優勝はしたいですが、そもそも負けていい試合などないので、そういう意味では世界選手権といってもいままでの試合とあまり変わらない。そういう意味では昂りはあまりないです。自分の良い部分を出して『丸山は強いな』と思わせたい。(-阿部選手に関して?)他の選手と戦う気持ちと変わらない。優勝は絶対条件として、その中でも自分らしい、美しい柔道で内容の濃い試合をして、66は丸山しかいないと言わせたい。(-今日の調整の内容は?)試合当日は持ってる技術と力を出していくだけだですが、本番では何が起こるかわからない。今日、明日、試合前はそういう細かい確認に割きます。」

66kg級・阿部一二三選手のコメント
「3連覇がかかっていて、嫌でも意識しないわけにはいかないんですが、敢えて意識し過ぎず、自分の柔道、圧倒的に勝ち抜く柔道をやりたい。『投げて勝つ』しか考えていません。国内で世界選手権があってたくさんの人に見て貰える機会。圧倒的に勝つ、目標はオール『一本』です。(-丸山選手に関しては?)海外にも強い選手は多いですし、特に誰かひとりを意識することはありません。一番に考えるのは、自分。相手ではないです。自分を信じて戦うしかない。(-今日の調整は?)どれだけ自分の柔道が出来るかと、海外勢が良くやってくる組み手を中心に確認しました。東京五輪に向けてこの一戦は大事。今まで通り戦って、最後まで戦い抜いて、自分が一番強いんだと証明します」

81kg級・藤原崇太郎選手のコメント
「体調はいつも通り。練習以上のことは試合では出来ないので、いつも稽古でやっていることをしっかりやるだけです。(-2回目の世界選手権、気持ちの変化は?)ないですね。むしろ変化がないように、挑戦する気持ちで、執念を持って自分の柔道をやるだけです。(-昨年の怪我について?)2位になって悔しい思いをしましたが、手ごたえもあったし課題も見えた。それを克服しようというところでの怪我だったのでショックもありましたが、結果としてはメンタルも技術も成長したと思います。自分の柔道はどんくさくて、バラバラ。内容も技術も伸びしろしかないと思ってます。(-モラエイ選手について?)強いのはわかり切っているので特に意識せず、自分がやっている柔道をしっかりやるだけです。」

阿部詩
取材に応じた阿部詩

 

48kg級・渡名喜風南選手のコメント
「優勝しかない。昨年と比べると自分自身を試合の中でコントロールできるようになったと思います。どの試合も同じという気持ちで挑んでいるので過去2回と変わらないが、ビロディド選手が強いとされている中で、自分もいるんだぞというところを見せたい。明日に向けて、もうスイッチが入っています。」

52kg級・志々目愛選手のコメント
「怪我の回復は順調。このまますべてを試合で出し切りたいし、阿部詩選手は絶対に勝たなければいけない相手。先に攻めて、勝ち切りたい。怪我で稽古できない期間でも、その時にやれることを考えてしっかりやってきた。それが柔道でもプラスになればいい。いつも通りに戦うことが大事と思っています。」

52kg級・阿部詩選手のコメント
「やれるだけの準備はした。あとは自分の力を出してしっかり勝ち切ろうと思っています。去年とは違うプレッシャーや緊張感もありますが、去年と同じく、皆さんがこれこそ阿部詩だといってくれる柔道をしたい。もちろん優勝を狙います。ケルメンディ選手は一番の目標にしていた選手で、不安や緊張もありますが、一番勝ちたい相手に勝ちたい。もちろん『一本』を取りたいですがそんなに簡単な相手ではないので、我慢強く、あきらめないで戦いたいと思っています。東京開催でたくさんの人が応援してくれる。頑張ります」

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