グランドスラム・バクー派遣選手発表、100kg超級は斉藤立

写真:斉藤立。全日本選抜体重別はGSパリ派遣の2人に次ぐ3位だった。

全日本柔道連盟は29日、グランドスラム・バクー(11月5日~7日、アゼルバイジャン)の日本代表選手を発表した。既に2週間以上前からIJFサイトでは閲覧出来る状況だったが、日本国内のメディアに対してはこの日が情報解禁となった。

男女とも昨秋の講道館杯と4月の選抜体重別で活躍した選手が中心だが、特に男子は若手を中心に大胆な派遣を敢行。100kg超級に斉藤立(国士舘大2年)、60kg級はインターハイ2連覇など高校時代に圧倒的な成績を残した近藤隼斗(国士舘大2年)を送り込む。斉藤はグランドスラム・パリに練習パートナーとして帯同。連戦となる100kg級の飯田健太郎(旭化成)、66kg級の田中龍馬(筑波大2年)とともに現地に残って稽古を続けていた。

当初リストになかった男子60kg級の永山竜樹(了徳寺大職)がグランドスラム・パリの直前欠場を受けて18日に追加。また出場予定だった秋場麻優(ALSOK)が、体調不良(多発口腔咽頭潰瘍)のため、22日付で欠場となった。

【追記】29日、永山竜樹の欠場が発表された。GSパリ欠場の因となった左ハムストリング肉離れの回復が遅れているため。

男子派遣選手

60kg級 近藤隼斗(国士舘大2年)、[10/29OUT]永山竜樹(了徳寺大職)
66kg級 田中龍馬(筑波大2年)、相田勇司(國學院大4年)
73kg級 大吉賢(了徳寺大職)、塚本綾(日本体育大4年)
81kg級 友清光(日本製鉄)、賀持喜道(日本大3年)
90kg級 増山香補(パーク24)、田嶋剛希(パーク24)
100kg級 飯田健太郎(旭化成)
100kg超級 斉藤立(国士舘大2年)

女子派遣選手

48kg級 立川莉奈(福岡県警察)
52kg級 坪根菜々子(福岡大4年)
57kg級 玉置桃(三井住友海上)、柴田理帆(JR東日本)
63kg級 堀川恵(パーク24)
70kg級 寺田宇多菜(JR東日本)

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