ジョルジ・フォンセカ(ポルトガル)

ジョルジ・フォンセカ(ポルトガル) FONSECA Jorge

FONSECA Jorge
28歳 1992/10/30
WR:2位 組み手:右組み
得意技:右背負投、右袖釣込腰、右大外刈、裏投
使用技:右一本背負投、右大外刈、右大外刈(一本大外)、右小内刈、右小外掛、左出足払、左払釣込足

世界選手権2連覇者(2019年、2021年)。階級屈指の業師で、力強い担ぎ技と切れ味鋭い足技が武器。6月のブダペスト世界選手権の戦い方を見る限り、もっかの仕上りは阿部一二三と似た「居合抜き」スタイル。引き手一本を持つ、あるいは両袖の形から一気に飛び込んで強烈な一撃を放つ。かつては序盤戦で素晴らしい技を披露する一方、集中力に難があるのかトーナメント中途で敗れることが多い選手だったのだが、今年6月のブダペスト世界選手権では初戦から異様な集中力を維持したまま、全試合一本勝ちで優勝を飾った。陽気さが売りのフォンセカが、1試合勝ったくらいじゃ喜べないよとばかりに準決勝までは極めて冷静な引き上げ(優勝を決めたあとはもちろんダンスを披露していたが)。もしこの心身両面のハイコンディションに再現性があるようであれば、東京五輪でも頭一つ抜けた優勝候補だ。前述の通り、勝利するとダンスを披露するなど陽気なキャラクターであり、ファンから愛されている。2019年世界選手権では準決勝の残り時間6秒で「技有」で勝ち越した後戦いを放棄して大喜びしてしまい慌てて手を合わせて主審に謝罪。最終日の団体戦では負傷した同僚の78kg超級ホシェリ・ヌネスを「お姫様だっこ」して退場して喝采を浴びるなど、“愛され属性”では大会随一であった。ちなみに、こういった振る舞いの一方で「礼」は実に丁寧である。

“あるく近柔”からのひとこと

「オーストリアのクラブチーム”ギャラクシー・タイガース”の助っ人として出場予定だったブンデスリーガ決勝当日、彼は集合時間になっても姿を現さず。仲間たちが確認したところまだホテルで寝ていたそうです。」

※本名 甲斐田謙 太宰府少年武道会→基山中→西日本短大附高→東海大。現在ハンガリー・ツェグレード在住、同国のクラブで柔道指導に携わる。
https://twitter.com/Arukin0405

おもな戦績

2021年 ブダペスト世界選手権 優勝
2019年 東京世界選手権 優勝
2018年 バクー世界選手権 7位

最近の成績

2021年6月 ブダペスト世界選手権 優勝
2021年4月 欧州選手権 7位
2021年3月 グランドスラム・トビリシ 3回戦敗退

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

東京世界柔道選手権2019での記事

FONSECA Jorge
26歳 1992/10/30
WR:8位
組み手:右組み
得意技:右背負投、右袖釣込腰、右大外刈、裏投
使用技:右一本背負投、右大外刈、右小外掛、出足払、右小内刈

階級屈指の業師。切れ味と力強さを兼ね備えたその技は強烈、相手との力関係を無視して「一本」を量産している。得意技は一気に相手の懐深く潜り込み、担ぎ上げる右背負投。両袖の右袖釣込腰や、同じく両袖から仕掛ける右大外刈も相当な威力がある。足技も利き、こちらも相当な切れ味。業師タイプにありがちな受けの脆さがあり、優勝候補を倒したかと思うと無名選手にあっさりと敗れることも多い。表彰台獲得の有無という観点ではあまり結果を残していないが、本階級を語るときに外すことのできない名バイプレイヤーだ。

おもな戦績

2018年 ワールドマスターズ広州 5位
2018年 バクー世界選手権 7位
2018年 ワールドマスターズ・サンクトペテルブルク 5位

最近の成績

2019年7月 グランプリ・ザグレブ 3位
2019年7月 グランプリ・ブダペスト 5位
2019年6月 ヨーロッパ選手権 2回戦敗退

更新日:8月27日(東京世界柔道選手権2019特集)

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