ドミニク・レッセル(ドイツ)

ドミニク・レッセル(ドイツ) RESSEL Dominic

RESSEL Dominic
29歳 1993/10/5
WR:48位 組み手:左組み

得意技:左釣込腰、左釣腰、隅落、裏投、抱分、谷落、引込返、寝技
使用技:肩車、左内股、右小内巻込、浮技
寝技得意技術:腕挫十字固、「ボーアンドアローチョーク」

ワールドツアー表彰台の常連。東京五輪5位、バクー世界選手権5位など、世界大会でも好成績を収めている。最近は成績が低迷しており、序盤戦での敗退が続いている。

階級を代表する曲者の一人。極端な後の先の選手であり、自分からはあまり技を仕掛けず、相手の技を誘っては、裏投や谷落などの返し技を狙い続ける。技による決着を重視する現行ルールに逆行するかのようなスタイルだが、組み手管理、腰を切る、いなす、煽るといった攻勢を演出する術に長けており、「指導」を失うことは少ない。それどころか、反対に相手の側に「指導」が積み重なる。リオ−東京期の81kg級に、あまりに攻撃型の強者が多すぎたゆえに生存を許された、この階級の生態系に適応した選手と言えるかもしれない。

「待ち」のスタイルに比して、技による決着が多いことも特徴。このタイプとしては珍しく勝負度胸も持ち合わせており、場が煮えた状況では、リスクを冒して自ら投げに出る。抱き勝負のほか、近年は釣り手で背中深くや後帯を持っての左釣込腰や左釣腰もよく用いている。縦回転で相手が吹っ飛ぶ、この技の威力はかなりのもの。伏せ際の寝技も得意としており、「ボーアンドアローチョーク」や腕挫十字固での勝利も多い。

おもな戦績

2020年 東京五輪 5位
2018年 バクー世界選手権 5位
2019年 東京世界選手権 7位

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 予選ラウンド敗退
2023年3月 グランドスラム・トビリシ 予選ラウンド敗退
2022年12月 ワールドマスターズ・エルサレム 予選ラウンド敗退

更新日:2023年5月7日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

RESSEL Dominic
28歳 1993/10/5
WR:28位 組み手:左組み

得意技:左釣込腰、左釣腰、隅落、裏投、抱分、谷落、引込返、寝技
使用技:肩車、左内股、右小内巻込、浮技
寝技得意技術:腕挫十字固、「ボーアンドアローチョーク」

ワールドツアー表彰台常連。階級を代表する曲者の一人。極端な後の先の選手であり、自分からはあまり技を仕掛けず、相手の技を誘い続ける。技による決着を重視する現行ルールに逆行するようなスタイルだが、組み手管理、腰を切る、いなす、煽るといった攻勢を演出する術に長けており、反対に相手の側に「指導」が積み重なっていく。最後は相手が焦って技を仕掛けてきたところを懐の深さを生かした返し技で仕留める。「待ち」のスタイルに比して技による決着が多いことも特徴だ。リオ-東京期の81kg級にあまりに攻撃型の強者が多すぎたゆえ逆に生存を許された、この階級の生態系に適応した選手と言えるかもしれない。

伏せ際の寝技も得意としており、「ボーアンドアローチョーク」や腕挫十字固での勝利も多い。このタイプとしては珍しく場が煮えた状況では自ら勝負に出る度胸も持ち合わせており、密着しての抱き勝負のほか、近年は釣り手で背中深くや後帯を持っての左釣込腰や左釣腰もよく用いている。縦回転で相手が吹っ飛ぶ、この技の威力はかなりのもの。

おもな戦績

2020年 東京五輪 5位
2018年 バクー世界選手権 5位
2019年 東京世界選手権 7位

最近の成績

2022年8月 ヨーロッパカップ・コインブラ 優勝
2022年4月 グランドスラム・アンタルヤ 5位
2021年7月 東京五輪 5位

更新日:2022年10月5日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京2020オリンピックでの記事

RESSEL Dominic
27歳 1993/10/5
WR:10位 組み手:左組み
得意技:左釣込腰、左釣腰、隅落、裏投、抱分、谷落、引込返、寝技
使用技:肩車、左内股、右小内巻込、浮技
寝技得意技術:腕挫十字固、「ボーアンドアローチョーク」

ワールドツアー表彰台常連。階級を代表する曲者の1人。体の力を生かした極端な後の先の選手であり、自分から技を仕掛けることはほとんどない。技による決着を重視する現行ルールに逆行するようなスタイルだが、組み手管理、腰を切る、いなす、煽るといった攻勢を演出する術に長けており、反対に相手の側に「指導」が積み重なっていく。最後は相手が焦って技を仕掛けてきたところを懐の深さを生かした返し技で仕留めることが多く、スタイルに比して技による決着が多いことも特徴だ。リオー東京期前半の81kg級にあまりに攻撃型の強者が多すぎたゆえ逆に生存を許された、極度にこの階級の生態系に適応した選手と言えるかもしれない。伏せ際の寝技も得意としており、「ボーアンドアローチョーク」や腕挫十字固での勝利も多い。このタイプとしては珍しく場が煮えた状況では自ら勝負に出る勇気も持ち合わせており、密着しての抱き勝負のほか、最近は釣り手で背中深くや後帯を持っての左釣込腰や左釣腰もよく用いている。縦回転で相手がすっ飛ぶ、この技の威力はかなりのもの。

“あるく近柔”からのひとこと

「ドイツ警察に所属。日本人と目が合うと「コンニチハー」と片言の日本語で挨拶してくれます。」

※本名 甲斐田謙 太宰府少年武道会→基山中→西日本短大附高→東海大。現在ハンガリー・ツェグレード在住、同国のクラブで柔道指導に携わる。
https://twitter.com/Arukin0405

おもな戦績

2018年 バクー世界選手権 5位
2019年 東京世界選手権 7位
2019年 グランドスラム・パリ 優勝

最近の成績

2021年6月 ブダペスト世界選手権 3回戦敗退
2021年5月 グランドスラム・カザン 2回戦敗退
2021年3月 グランドスラム・タシケント 3回戦敗退

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

東京世界柔道選手権2019での記事

RESSEL Dominic
25歳 1993/10/5
WR:5位
組み手:左組み
得意技:寝技、隅落、裏投、抱分、谷落、引込返
使用技:肩車、左内股、右小内巻込、浮技

2019年グランドスラム・パリの優勝者。極端な後の先の選手であり、自分から技を仕掛けることはほとんどない。技による決着を重視する現行のルールに逆行するようなスタイルだが、組み手管理、腰を切る、いなす、煽るといった攻勢を演出する術に長けており、反対に相手の側に「指導」が積み重なっていく。最後は相手が焦って技を仕掛けてきたところを懐の深さを生かした返し技で仕留めることが多く、意外にも技による決着が多いのも特徴だ。また、伏せ際の寝技も得意としており、「ボーアンドアローチョーク」や腕挫十字固での勝利も多い。このタイプとしては珍しく、場が煮えた状況では自ら勝負に出る勇気も持ち合わせている。

おもな戦績

2019年 グランドスラム・パリ 優勝
2018年 バクー世界選手権 5位
2017年 ヨーロッパ選手権 2位

最近の成績

2019年5月 グランプリ・フフホト 3位
2019年2月 グランドスラム・デュッセルドルフ 3位
2019年2月 グランドスラム・パリ 優勝

更新日:8月23日(東京世界柔道選手権2019特集)

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