アルチュール・マルジェリドン(カナダ)

アルチュール・マルジェリドン(カナダ) MARGELIDON Arthur

MARGELIDON Arthur
29歳 1993/10/12
WR:8位 組み手:左組み

得意技:左内股、右小内巻込
使用技:左大外刈、左大内刈、左小外掛、左内股(やぐら投げ)、右袖釣込腰、右一本背負投、左背負投、肩車、浮落、谷落、抱分、隅落、隅返、移腰

ワールドツアー表彰台の常連。2017年以降はコンスタントに成績を残しており、出場したほとんどの大会で順位決定ラウンドまで勝ち上がっている。

得意技は左内股と、組み手とは逆の右小内巻込。相手に釣り手を絞らせた状態から仕掛ける片襟、片袖の左大内刈も得意としており、この技での得点も多い。

以前は組み手の駆け引きに小内巻込を混ぜ込んで戦う曲者タイプだったが、近年は地力が大きく向上。力を伝えやすい組み合っての攻防の割合が増え、密着勝負も好んで挑むようになった。左の「やぐら投げ」や移腰など豪快な力技も用いるなど、スタイル的にはむしろ飛び道具(右小内巻込)を持つパワーファイターという趣が強い。

相手の伏せ際を狙う寝技も得意としており、「ボーアンドアローチョーク」をよく用いる。

おもな戦績

2021年 東京五輪 5位
2022年 タシケント世界選手権 7位
2019年 ワールドマスターズ広州 2位

最近の成績

2023年3月 グランドスラムアンタルヤ 予選ラウンド敗退
2023年3月 グランドスラム・テルアビブ 7位
2022年12月 ワールドマスターズ・エルサレム 3位

更新日:2023年5月6日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

MARGELIDON Arthur
28歳 1993/10/12
WR:20位 組み手:左組み

得意技:左内股、右小内巻込
使用技:左大外刈、左大内刈、左小外掛、左内股(やぐら投げ)、右袖釣込腰、右一本背負投、左背負投、肩車、浮落、谷落、抱分、隅落、移腰

ワールドツアー上位常連の強豪。多彩な技種を持つ、階級を代表する曲者タイプだ。2017年以降はコンスタントに成績を残しており、出場したほとんどの大会で上位戦まで勝ち上がっている。

得意技は組み際に仕掛ける、組み手と逆の右小内巻込。相手が警戒していても投げ切ってしまうスピードと威力がある。近年は地力が上がっており、袖と襟の二本を持っての左内股による得点が増加中。密着勝負も好んで挑むようになり、豪快な移腰も用いるなど、実は曲者としてのカラーは薄れてきている。伏せ際を狙う寝技も得意で「ボーアンドアローチョーク」をよく用いる。

おもな戦績

2021年 東京五輪 5位
2019年 ワールドマスターズ広州 2位
2017年 グランドスラム東京 2位

最近の成績

2022年8月 ヨーロッパカップ・コインブラ 2回戦敗退
2022年7月 グランプリ・ザグレブ 2回戦敗退
2022年4月 パンナム・オセアニア選手権 7位

更新日:2022年10月5日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京2020オリンピックでの記事

MARGELIDON Arthur
27歳 1993/10/12
WR:8位 組み手:左組み
得意技:左内股、右小内巻込
使用技:左大外刈、左大内刈、左小外掛、左内股(やぐら投げ)、右袖釣込腰、右一本背負投、左背負投、肩車、浮落、谷落、抱分、隅落、移腰

ワールドツアー上位常連。トミー・マシアス(スウェーデン)と並ぶ、階級を代表する曲者タイプ。2017年以降はコンスタントに成績を残しており、出場したほとんどの大会で上位戦に勝ち上がっている。得意技は組み際に仕掛ける、組み手と逆の右小内巻込。相手が警戒していても投げ切ってしまうスピードと威力がある。近年は地力が上がり、袖と襟の二本を持っての左内股による得点が増加中。密着勝負も好んで挑むようになり、豪快な移腰も用いるなど本格派志向。すこしづつ曲者としてのカラーは薄れてきている。伏せ際を狙う寝技も得意で「ボーアンドアローチョーク」をよく使用している。

おもな戦績

2019年 ワールドマスターズ広州 2位
2017年 グランドスラム東京 2位
2016年 パンナム選手権 優勝

最近の成績

2021年4月 グランドスラム・アンタルヤ 3位
2021年3月 グランドスラム・トビリシ 2位
2021年1月 ワールドマスターズ・ドーハ 2回戦敗退

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

東京世界柔道選手権2019での記事

MARGELIDON Arthur
25歳 1993/10/12
WR:8位
組み手:左組み
得意技:右小内巻込
使用技:左内股、左大外刈、左内股(やぐら投げ)、右袖釣込腰、右一本背負投、左背負投、浮落、谷落

2018年ワールドマスターズ準優勝者。トミー・マシアス(スウェーデン)と並んで階級を代表する「曲者」である。2017年以降はコンスタントに成績を残しており、出場したどの大会でも上位戦に勝ち上がっている。最大の武器は組み際に仕掛ける組み手と逆の右小内巻込で、得点のほとんどはこの技によるもの。相手の警戒をかいくぐって投げ切るだけのスピードと威力がある。このところ組み力が増してきており、その帰結として二本持っての左内股による得点が増えている。立技から寝技への移行もよく鍛えられており、「ボーアンドアローチョーク」など伏せ際の絞技には注意が必要だ。

おもな戦績

2019年 ワールドマスターズ広州 2位
2017年 グランドスラム東京 2位
2016年 パンナム選手権 優勝

最近の成績

2019年7月 グランプリ・ザグレブ 2位
2019年7月 グランプリ・モントリオール 5位
2019年5月 グランプリ・フフホト 3位

更新日:8月22日(東京世界柔道選手権2019特集)

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