ラシャ・シャヴダトゥアシヴィリ(ジョージア)
SHAVDATUASHVILI Lasha
階級:73kg級 WR:8位
32歳 1992/1/31
組み手:右組み
得意技:右大内刈、右小外掛、裏投、左一本背負投、右出足払
使用技:隅返、左内股(やぐら投げ)、右内股、右払腰、右払巻込、右外巻込、右大外刈、右大外巻込、右小内刈、右小外刈、隅落、浮技
東京五輪銀メダリスト。2012年ロンドン五輪66kgの金メダリストでもあり、2016年リオデジャネイロ五輪の銅メダルと合わせ、3大会連続で五輪のメダルを獲得している。2021年にはハンガリー世界選手権でも優勝しており、2階級制覇を成し遂げた。
老獪な柔道が持ち味の頭脳派パワーファイター。豊富な手札と、これを的確に使い分ける戦術立案能力が武器だ。大技一発勝負から粘戦まで、様々な戦型を使いこなす。ダークホースの立場から優勝した2012年ロンドン五輪時は隅返一本槍の変則スタイルだったが、階級を上げてからは年々手札を増やし、今では階級随一の業師へと成長を遂げた。同時にパワーも増しており、「脂が乗り切った」という形容がぴったり。30代に入って充実期を迎えており、現在も進化を続けている。
主戦武器は右大内刈。脇を差して密着する、釣り手をクロスに差し入れる、前襟を持って追い込むなど、複数の形を使い分ける。左「やぐら投げ」や、自らの脚を上げることで相手をリフトする裏投など、ジョージア選手らしい大技も得意だ。東京五輪以降は低い左一本背負投や切れ味鋭い右出足払もよく用いており、こちらも大きな得点源となっている。
寝技の技術レベルも高く、腕挫十字固や「ボーアンドアローチョーク」、「ネクタイチョーク」など、相手の伏せ際を中心に様々な技術で「一本」を奪っている。
おもな戦績
2012年 ロンドン五輪 優勝 ※66kg級
2021年 ハンガリー世界選手権 優勝
2021年 東京五輪 2位
2016年 リオデジャネイロ五輪 3位
最近の成績
2024年5月 アブダビ世界選手権 予選ラウンド敗退
2024年4月 ヨーロッパ選手権 3位
2024年3月 グランドスラム・トビリシ 優勝
Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/3726
Judoinside:https://www.judoinside.com/judoka/73436/Lasha_Shavdatuashvili/judo-career
更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部
ドーハ世界柔道選手権2023での記事
SHAVDATUASHVILI Lasha
31歳 1992/1/31
WR:1位 組み手:右組み
得意技:右大内刈、右小外掛、裏投、左一本背負投、右出足払
使用技:右払腰、隅返、左内股(やぐら投げ)、右払巻込、右外巻込、右小外刈、右内股、右大外刈、右大外巻込、浮技
東京五輪銀メダリスト。2021年ハンガリー世界選手権でも優勝しており、2012年ロンドン五輪66kgの優勝と合わせて世界大会2階級制覇を成し遂げている。
老獪な柔道が持ち味のパワーファイター。豊富な手札と、これを的確に使い分ける戦術立案能力が武器だ。ダークホースの立場から優勝した2012年ロンドン五輪時は隅返一本槍の変則スタイルだったが、階級を上げてから年々手札を増やし、今では階級随一の業師へと成長を遂げた。同時にパワーも増しており、間違いなくいまがいちばん強い。「脂が乗り切った」という形容がぴったり、30代に入り充実期を迎えている。
主戦武器は右大内刈。脇を差して密着する、釣り手をクロスに差し入れる、前襟を持って追い込むなど複数のパターンを使い分ける。相手を抱え上げての左「やぐら投げ」や自らの足を上げることでリフトする裏投など、ジョージア選手らしい大技も得意。近年は寝技にも力を入れており、腕挫十字固や「ボーアンドアローチョーク」「ネクタイチョーク」など相手の伏せ際を中心に様々な技術で「一本」を奪っている。東京五輪以降は左一本背負投や鋭い右出足払も用いており、どちらも威力あり。ベテランになっても進化を止めていない。
おもな戦績
2021年 東京五輪 2位
2021年 ハンガリー世界選手権 優勝
2016年 リオデジャネイロ五輪 3位
2012年 ロンドン五輪 優勝 ※66kg級
最近の成績
2023年3月 グランドスラム・トビリシ 3位
2023年2月 グランドスラム・パリ 2位
2022年12月 ワールドマスターズ・エルサレム 予選ラウンド敗退
更新日:2023年4月29日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部
タシケント世界柔道選手権2022での記事
SHAVDATUASHVILI Lasha
30歳 1992/1/31
WR:1位 組み手:右組み
得意技:右大内刈、右小外掛、裏投、左一本背負投、右出足払
使用技:右払腰、隅返、左内股(やぐら投げ)、右払巻込、右外巻込、右小外刈、右内股、右大外刈、右大外巻込、浮技
東京五輪銀メダリスト。2021年ハンガリー世界選手権でも優勝しており、2012年ロンドン五輪66kgの優勝と合わせて世界大会2階級制覇を成し遂げている。
老獪な柔道が持ち味のパワーファイター。豊富な手札と、これを的確に使い分ける戦術立案能力が武器。ダークホースの立場から優勝した2012年のロンドン五輪時は隅返一本槍の変則スタイルだったが、階級を上げてから年々手札を増やし、今では階級随一の業師へと成長を遂げた。同時にパワーも増しており、間違いなくいまがいちばん強い。「脂が乗り切った」という形容がぴったり、30歳にして充実期を迎えている。
主戦武器は右大内刈。脇を差して密着する、釣り手をクロスに差し入れる、前襟を持って追い込むなど複数のパターンを使い分ける。相手を抱え上げての左「やぐら投げ」や自らの足を上げることでリフトする裏投など、ジョージア選手らしい大技も得意。近年は寝技にも力を入れており、腕挫十字固や「ボーアンドアローチョーク」「ネクタイチョーク」など相手の伏せ際を中心に様々な技術で「一本」を奪っている。東京五輪以降は左一本背負投や鋭い右出足払も用いており、どちらも威力あり。ベテランになっても進化を止めていない。
おもな戦績
2021年 東京五輪 2位
2021年 ハンガリー世界選手権 優勝
2016年 リオデジャネイロ五輪 3位
2012年 ロンドン五輪 優勝 ※66kg級
最近の成績
2022年7月 グランプリ・ザグレブ 3回戦敗退
2022年7月 グランドスラム・ハンガリー 2位
2022年6月 グランドスラム・トビリシ 優勝
更新日:2022年10月5日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部
東京2020オリンピックでの記事
SHAVDATUASHVILI Lasha
29歳 1992/1/31
WR:3位 組み手:右組み
得意技:右大内刈、右小外掛、裏投
使用技:右払腰、隅返、左内股(やぐら投げ)、右払巻込、右外巻込、右小外刈、右内股、右大外刈、右大外巻込、右出足払、左一本背負投
2012年ロンドン五輪66kg級金メダリスト。ノーマークから優勝を攫って世界中を驚かせた。当時は隅返一本槍のスタイルだったが、2014年に階級を上げて以降は右大内刈が主戦武器。脇を差して密着して、釣り手をクロスに差し入れて、前襟を持って追い込んでと複数のパターンを使い分ける。階級変更直後は線が細い印象であったが、年を経ることに徐々に体の厚みが増し、いまや階級を代表するパワーファイターへと成長を遂げた。相手を抱え上げての左「やぐら投げ」や自らの足を上げることでリフトする裏投など、ジョージアらしい大技を多く用いる。近年は寝技にも力を入れており、腕挫十字固や「ボーアンドアローチョーク」、「ネクタイチョーク」など相手の伏せ際を中心に様々な技術を使用している。今年6月のブダペスト世界選手権に優勝、73kg級でも念願の世界一となった。
毎回五輪では異様な仕上がりを見せる選手でもある。要注目。
おもな戦績
2021年 ブダペスト世界選手権 優勝
2016年 リオデジャネイロ五輪 3位
2012年 ロンドン五輪 優勝 ※66kg級
最近の成績
2021年6月 ブダペスト世界選手権 優勝
2021年4月 欧州選手権 3回戦敗退
2021年3月 グランドスラム・トビリシ 3位
更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部
東京世界柔道選手権2019での記事
SHAVDATUASHVILI Lasha
27歳 1992/1/31
WR:4位
組み手:右組み
得意技:右大内刈
使用技:右払腰、裏投、右小外掛、隅返、左内股(やぐら投げ)、右小外刈
2016年リオデジャネイロ五輪銅メダリスト。2012年ロンドン五輪では66kg級に出場、ノーマークから優勝を攫って世界中を驚かせた。かつては隅返一本槍のスタイルであったが、2014年に階級を上げて以降は右大内刈が主戦武器。脇を差して密着して、釣り手をクロスに差し入れて、前襟を持って追い込んでと複数のパターンを状況に応じて使い分ける。階級変更直後は線が細い印象であったが、73kg級で戦うなかで徐々に体の厚みが増し、現在では階級を代表するパワーファイターへと成長を遂げた。カウンターの裏投も得意。最近は寝技にも力を入れており、3月のグランプリ・マラケシュでは腕挫十字固や「ネクタイチョーク」で勝利を挙げている。
おもな戦績
2017年 ワールドマスターズ・サンクトペテルブルク 2位
2016年 リオデジャネイロ五輪 3位
2012年 ロンドン五輪 優勝 ※66kg級
最近の成績
2019年6月 ヨーロッパ選手権 5位
2019年3月 グランドスラム・エカテリンブルク 1回戦敗退
2019年3月 グランプリ・マラケシュ 2位
更新日:8月22日(東京世界柔道選手権2019特集)