ヌルリハン・シャルハン(カザフスタン)

2023.03.09
2024.07.31

SHARKHAN Nurlykhan
階級：100kg級　WR：23位
24歳　2000/4/18
組み手：左組み

得意技：右一本背負投、左背負投、左袖釣込腰、裏投
使用技：肩車、右袖釣込腰、右体落、引込返、巴投、浮技

ワールドツアーの上位常連。表彰台は今年2月のグランドスラム・パリの1度のみだが、トップ層を相手に度々接戦を繰り広げており、階級内での存在感は大きい。

担ぎ技系のパワーファイター。階級内では極端な短躯な体格を生かし、激しく動き回りながら担ぎ技を狙う。引き手、釣り手ともに持ちどころが豊富であり、両袖、片襟、場合によっては右組みと、常に形を変えながら、際(きわ)を作り続ける。

最も取り味があるのは組み手とは逆の右一本背負投。ただし総じて技は切れない。重心の低さが生み出す受けの強さを最大の武器としており、スタイル的にはじっくりと組み手の攻防を行いながら投げを狙う正統派の担ぎ技系なのだが、結果的に「指導3」を積んでの勝利が多い。カザフスタン選手らしく、奇襲技として、組み際に仕掛ける組み手とは逆の低い右体落も備えている。

使用頻度は低いが、低重心を生かした裏投も備えており、今年のアジア選手権ではこの技で超長身選手のムザファルベク・ツロボエフ(ウズベキスタン)を豪快に放り、「技あり」を獲得している。

おもな戦績

2022年アジア選手権 3位
2022年グランドスラム東京 5位
2023年グランドスラム・アンタルヤ 5位

ドーハ世界柔道選手権2023での記事

SHARKHAN Nurlykhan
23歳 2000/4/18
WR：24位組み手：左組み

得意技：右一本背負投、左背負投、左袖釣込腰
使用技：肩車、右体落、引込返

ワールドツアーの上位常連。まだ表彰台に上がったことはないが、昨年来、コンスタントに入賞を続けている。

階級内では極端な短躯。この体格を生かし、激しく動きながら担ぎ技を狙う。最も取り味があるのは組み手とは逆の右一本背負投。ただし総じて技は切れない。重心の低さが生み出す受けの強さを最大の武器としており、スタイル的にはじっくりと組み手の攻防を行いながら投げを狙う正統派の担ぎ技系なのだが、「指導3」反則による勝利が多い。カザフスタン選手らしく、奇襲技として、組み際に仕掛ける組み手とは逆の低い右体落も備えている。