ジョアン=ベンジャマン・ガバ(フランス)

ジョアン=ベンジャマン・ガバ(フランス) GABA Joan-Benjamin

GABA Joan-Benjamin
階級:73kg級 WR:35位
23歳 2001/1/7
組み手:左組み

得意技:右一本背負投、右大外落(一本大外)、左大内刈、右内股
使用技:右袖釣込腰、左小外刈、左小外掛、左大外刈、左大外巻込、左内股、左足車、右内股(やぐら投げ)、隅返、浮落

東京五輪後に台頭した新興勢力の一人。表彰台という意味での実績は乏しいものの、橋本壮市(パーク24)やラシャ・シャヴダトゥアシヴィリ(ジョージア)、ムロジョン・ユルドシェフ(ウズベキスタン)ら階級のトップ層への勝利歴が多々あり、存在感は大きい。年々力を増してきており、今年4月のヨーロッパ選手権では3位に入賞、キャリアハイの成績を残した。

属性は担ぎ技系の粘戦ファイター。前進圧力があらゆるアクションの動力であり、煽る、いなす、持ち替える、足を飛ばす、右組みにスイッチして奥を叩くなど、あらゆる手段を動員してガツガツと前に出続ける。用いる技は、ほとんどが組み手とは逆の右技。圧を掛けて相手の反応を誘い、得意の右一本背負投や右「一本大外」を狙う。最近は、組み際に抱き着いて低く刈り倒す左大内刈もよく用いており、この技による得点も増えている。

飛び道具として右内股を備えており、2023年ドーハ世界選手権の団体戦では、この技で橋本から「一本」を奪った。

投げの技術は総じて粗く、手数は多いものの、なかなか決まらない。また、寝技も「横三角」や「ホイジンハロール」を備えているが、技術自体の精度は低い。大雑把に言えば「柔道が雑」な選手なのだが、身体能力が高く、かつあらゆるリソースを圧を掛けることに注いでくるため、投げることも難しく、非常に戦いにくい。対戦すれば消耗必至の嫌な相手だ。

おもな戦績

2024年 ヨーロッパ選手権 3位
2022年 グランプリ・ポルトガル 3位
グランドスラム 7位4回

最近の成績

2024年5月 アブダビ世界選手権 予選ラウンド敗退 
2024年4月 ヨーロッパ選手権 3位
2024年2月 グランドスラム・バクー 7位

Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/46709
Judoinside:https://judoinside.com/judoka/122378/Joan_Benjamin_Gaba/judo-career

更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部

ドーハ世界柔道選手権2023での記事

GABA Joan-Benjamin
22歳 2001/1/7
WR:25位 組み手:左組み

得意技:右一本背負投、右大外落(一本大外)
使用技:右袖釣込腰、左小外刈、左小外掛、隅返、浮落

東京五輪後に台頭した新興勢力の一人。2021年ハンガリー世界選手権には団体戦メンバーとして出場しており、決勝では橋本壮市を相手に熱戦を繰り広げた。

前進圧力がベースの粘戦ファイター。足を飛ばす、右組みにスイッチして奥を叩くなど、様々な手段を動員してひたすら前に出続ける。用いる技はほとんどが組み手とは逆の右技。ガツガツ前に出て相手の反応を誘い、得意の右一本背負投や右「一本大外」を狙う。ただし、投げの技術は総じて粗く、なかなか決まらない。大雑把に言えば「柔道が雑」な選手なのだが、身体能力が高く、かつあらゆるリソースを圧を掛けることに注いでくるため、非常に戦いにくい。対戦すれば消耗必至の嫌な相手だ。

それほど目立つ成績を残しているわけではないが、上位選手を相手に長時間粘る試合も多く、階級内での存在感は大きい。

おもな戦績

2022年1月 グランプリ・ポルトガル 3位
2022年6月 グランドスラム・ウランバートル 7位
2022年2月 グランドスラム・パリ 7位

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・タシケント 予選ラウンド敗退
2023年2月 グランドスラム・パリ 7位
2022年12月 ワールドマスターズ・エルサレム 予選ラウンド敗退

更新日:2023年5月6日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

GABA Joan-Benjamin
21歳 2001/1/7
WR:30位 組み手:左組み

得意技:右一本背負投、右大外落(一本大外)
使用技:右袖釣込腰、左小外刈、左小外掛、隅返、浮落

東京五輪後に台頭した新興勢力の一人。2021年ハンガリー世界選手権には団体戦メンバーとして出場しており、決勝では橋本壮市(パーク24)を相手に熱戦を繰り広げた。

前進圧力が柔道のベース。足を飛ばす、右組みにスイッチして奥を叩くなど様々な手段を動員してひたすら前に出続ける。技はほとんどが組み手とは逆の右技。ガツガツ前に出て相手の反応を誘い、得意の右一本背負投や右「一本大外」を狙う。大雑把に言えば「柔道が雑」な選手なのだが、身体能力が高く、かつあらゆるリソースを圧を掛けることに注いでくるため、一言で言って非常に戦いにくい。それほど目立つ成績を残しているわけではないが、上位選手を相手に長時間粘る試合も多く、階級内での存在感は大きい。対戦すれば消耗必至の嫌な相手だ。

おもな戦績

2022年1月 グランプリ・ポルトガル 3位
2022年6月 グランドスラム・ウランバートル 7位
2022年2月 グランドスラム・パリ 7位

最近の成績

2022年7月 グランドスラム・ハンガリー 2回戦敗退
2022年6月 グランドスラム・ウランバートル 7位
2022年6月 ヨーロッパカップ・マドリード 2位

更新日:2022年10月5日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

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