トマ・ニキフォロフ(ベルギー)

トマ・ニキフォロフ(ベルギー) NIKIFOROV Toma

NIKIFOROV Toma
30歳 19931/25
WR:12位 組み手:右組み

得意技:右背負投、右釣込腰(変則)、寝技
使用技:右払巻込、右外巻込、右袖釣込腰、右内股、右大外刈、裏投、右一本背負投、右小外掛、右腰車、左内股、谷落、抱分

2015年アスタナ世界選手権銅メダリスト。2017年世界無差別選手権でも2位を獲得している実力者。昨年のタシケント世界選手権でも5位に入賞している。

技種、戦型の多彩さが武器。担ぎ技、腰技、足技、捨身技、寝技と幅広い技術をフラットに使いこなす。相手の上腕を腕挫腋固式に抱えて仕掛ける右釣込腰など、変則技も備えている。多くのモードを持っており、同じ大会でも、試合ごとにまったく異なる柔道を見せることも珍しくない。寝技も得意としており、2017年グランドスラム・デュッセルドルフでは、ウルフアロンから「ボーアンドアローチョーク」で「一本」を奪っている。

今のところキャリアハイの成績となっている2015年世界大会3位獲得時の3位決定戦では、好人物として知られるシリル・マレ(フランス)と対戦。試合中に負傷してしまったが、それを気遣い手心を加えたマレを試合終盤に投げ、勝負の厳しさを教えた。これもあってか翌年マレはリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得しており、ある意味では恩人と呼べるかもしれない。

おもな戦績

2015年 アスタナ世界選手権 3位
2017年 世界無差別選手権 2位
2022年 タシケント世界選手権 5位

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・パリ 5位
2022年12月 ワールドマスターズ・エルサレム 5位
2022年10月 タシケント世界選手権 5位

更新日:2023年5月11日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

NIKIFOROV Toma
29歳 1993/1/25
WR:8位 組み手:右組み

得意技:右背負投、右釣込腰(変則)、寝技
使用技:右払巻込、右外巻込、右袖釣込腰、右内股、右大外刈、裏投、右一本背負投、右小外掛、右腰車、左内股、谷落、抱分

2015年アスタナ世界選手権銅メダリスト。2017年世界無差別選手権でも2位を獲得している実力者。2019年には負傷の影響もあり、半ば頃から戦線を離脱。東京五輪の出場が危ぶまれたが、2021に入り徐々に復調。五輪が1年延期されたことにも助けられ、土壇場で出場権を獲得した。現在はコンスタントに好成績を残している。

担ぎ技、腰技、足技、捨身技、寝技となんでもできる多彩な選手。相手の上腕を腕挫腋固式に抱えて仕掛ける右釣込腰など、変則技も使いこなす。多くのモードを持っており、同じ大会でも試合ごとにまったく異なる柔道を見せることも珍しくない。寝技も得意としており、2017年グランドスラム・デュッセルドルフでは「ボーアンドアローチョーク」でウルフアロンから「一本」を奪っている。

今のところキャリアハイの成績となっている2015年世界大会3位獲得時の3位決定戦では、好人物として知られるシリル・マレ(フランス)と対戦。試合中に負傷してしまったが、それを気遣い手心を加えたマレを試合終盤に投げ、勝負の厳しさを教えた。これもあってか翌年マレはリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得しており、ある意味では恩人と呼べるかもしれない。

おもな戦績

2015年 アスタナ世界選手権 3位
2017年 世界無差別選手権 2位
欧州選手権 優勝2度(2018年、2021年)

最近の成績

2022年8月 ヨーロッパカップ・コインブラ 5位
2022年7月 グランドスラム・ハンガリー 1回戦敗退
2022年4月 グランドスラム・アンタルヤ 3回戦敗退

更新日:2022年10月10日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京2020オリンピックでの記事

NIKIFOROV Toma
28歳 19931/25
WR:16位 組み手:右組み
得意技:右背負投、右釣込腰(変則)、寝技
使用技:右払巻込、右外巻込、右袖釣込腰、右内股、右大外刈、裏投、右一本背負投、右小外掛、右腰車、左内股、谷落、抱分

2015年アスタナ世界選手権銅メダリスト。2017年世界無差別選手権でも2位を獲得している実力者だが、負傷の影響もあり2019年半ばから戦線を離脱。五輪が1年延期されたことにも助けられ、土壇場で出場枠に滑り込んだ。担ぎ技、腰技、足技、捨身技、寝技となんでもできる選手。相手の上腕を腕挫腋固式に抱えて仕掛ける右釣込腰など、変則技も使いこなす。「モード」が多く、同じ大会でも試合によってまったく異なる柔道を見せることも珍しくない。寝技も得意としており、2017年グランドスラム・デュッセルドルフでは、「ボーアンドアローチョーク」でウルフアロンから「一本」を奪っている。

“あるく近柔”からのひとこと

「祖父祖母がブルガリア人で、彼も定期的にブルガリアに帰郷しています。日大卒のブルガリア選手、ダニエル・ディチェフ氏と仲良しです。」

※本名 甲斐田謙 太宰府少年武道会→基山中→西日本短大附高→東海大。現在ハンガリー・ツェグレード在住、同国のクラブで柔道指導に携わる。
https://twitter.com/Arukin0405

おもな戦績

2015年 アスタナ世界選手権 3位
2017年 世界無差別選手権 2位
欧州選手権 優勝2回(2018年、2021年)

最近の成績

2021年6月 ブダペスト世界選手権
2021年4月 欧州選手権 優勝
2021年3月 グランドスラム・トビリシ 3位

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

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