イーファ・コーグラン(オーストラリア)
COUGHLAN Aoife
階級:70kg級 WR:12位
28歳 1995/10/13
組み手:右組み
得意技:右小内刈、右背負投、右一本背負投
使用技:左袖釣込腰、右小外刈、左小内刈
寝技得意技術:肩固、「ローリング」
ワールドツアーの上位常連。2021年ハンガリー世界選手権では7位に入賞している。東京五輪後は好調を維持しており、出場したほとんどの大会で上位に進出。昨年のグランプリ・ポルトガルではワールドツアー初優勝を果たした。
階級を代表する耐久型。腰の重さと受けの強さを武器としており、相手の技を弾き返しながら担ぎ技を連発する。技術的な精度はいずれも粗く、担ぎ技の質も高いとは言い難い。しかし、技に重さと馬力があるため、相手は崩れてしまう。
使用頻度的な得意技は片袖の右背負投と右一本背負投だが、本命は右小内刈。体ごと相手にぶつかるようにして仕掛け、横移動の際を狙う、あるいは両袖でもたれ掛かりながら仕掛けるなど、いくつかのバリエーションがある。まともな技はこれしかないのだが、体重を技に乗せるのが上手く、「わかられていても投げてしまう」レベルの威力がある。最近は奇襲技として片襟の左小内刈も用いるようになり、こちらでも得点を上げている。
以前は寝技が苦手だったが、現在は得点源。「ローリング」からの肩固を得意としており、度々この技で一本勝ちを収めている。
腰が重いためなかなか飛ばず、しかし同時に相手を投げる手立ても少ない、この階級の「タフネス」枠。戦えば勝敗に関わらず消耗すること必至、できることならば当たりたくない相手だ。前述の右小内刈と寝技の得点力のため、柔道の印象ほど「指導3」による勝利は多くない。
おもな戦績
2021年 ハンガリー世界選手権 7位
2021年 ワールドマスターズ・ドーハ 5位
2023年 グランプリ・ポルトガル 優勝
最近の成績
2024年5月 アブダビ世界選手権 予選ラウンド敗退
2024年4月 パンナム・オセアニア選手権 2位
2024年3月 グランドスラム・アンタルヤ 5位
Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/3539
Judoinside:https://www.judoinside.com/judoka/68639/Aoife_Coughlan/judo-career
更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部
ドーハ世界柔道選手権2023での記事
COUGHLAN Aoife
26歳 1995/10/13
WR:16位 組み手:右組み
得意技:右小内刈
使用技:右背負投、右一本背負投、右小外刈
ワールドツアーの上位常連。2021年ハンガリー世界選手権では7位に入賞している。東京五輪後は好調を維持しており、今年1月のグランプリ・ポルトガルではワールドツアー初優勝を飾った。
階級を代表する耐久型。腰の重さと受けの強さが武器で、相手の技を弾き返しながら片袖の右背負投や右一本背負投で手数を積む。得意技は体ごと相手にぶつかる右小内刈。横移動の際を狙う、あるいは両袖でもたれ掛かりながら仕掛けるなど、いくつかのバリエーションがある。まともな技はこれしかないのだが、体重を技に乗せるのが上手く、「分かっていても掛かってしまう」レベルの威力がある。腰が重いためなかなか飛ばず、しかし同時に相手を投げる手立ても少ない、この階級の「タフネス」枠。戦えば勝敗に関わらず消耗すること必至、できることならば戦いたくない相手だ。
おもな戦績
2021年 ハンガリー世界選手権 7位
2021年 ワールドマスターズ・ドーハ 5位
オセアニア選手権 3連覇(2016年〜2018年)
最近の成績
2023年3月 グランドスラム・テルアビブ 3位
2023年2月 グランドスラム・パリ 予選ラウンド敗退
2023年1月 グランプリ・ポルトガル 優勝
更新日:2023年5月10日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部
タシケント世界柔道選手権2022での記事
COUGHLAN Aoife
26歳 1995/10/13
WR:16位 組み手:右組み
得意技:右小内刈
使用技:右背負投、右一本背負投、右小外刈
オセアニア選手権で優勝3度(2016年〜2018年)の地域を代表する強豪。コロナ明けからワールドツアーでも上位に勝ち上がることが増え、上位に定着した。腰の重さと受けの強さが武器であり、相手の技を弾き返しながら片袖の右背負投や右一本背負投で手数を積む。得意技は体ごと相手にぶつかる右小内刈。横移動の際を狙う、あるいは両袖でもたれ掛かりながら仕掛けるなど、いくつかのバリエーションがある。まともな技はこれしかないのだが、体重を技に乗せるのが上手く、「分かっていても掛かってしまう」レベルの威力がある。腰が重いためなかなか飛ばず、しかし同時に相手を投げる手立ても少ない、この階級の「タフネス」枠。戦えば勝敗に関わらず消耗すること必至、できることならば戦いたくない相手だ。
おもな戦績
2021年 ハンガリー世界選手権 7位
2021年 ワールドマスターズ・ドーハ 5位
オセアニア選手権 3連覇(2016年〜2018年)
最近の成績
2022年7月 グランプリ・ザグレブ 5位
2022年7月 グランドスラム・ハンガリー 7位
2022年4月 パンナム・オセアニア選手権 3位
更新日:2022年10月6日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部
東京2020オリンピックでの記事
COUGHLAN Aoife
25歳 1995/10/13
WR:25位 組み手:右組み
得意技:右小内刈
使用技:右背負投、右一本背負投、右小外刈
オセアニア選手権で優勝3回(2016年〜2018年)の地域を代表する強豪。コロナ明けからワールドツアーでも上位に勝ち上がることが増え、ついに五輪の出場権を得るところまでランキングを上げた。腰の重さと受けの強さが武器であり、相手の技を弾き返しながら片袖の右背負投や右一本背負投で手数を積む。得意技は体ごと相手にぶつかる右小内刈。横移動の際を狙う、両袖でもたれ掛かりながら仕掛ける、などいくつかのバリエーションがある非常に威力ある技。この階級の「タフネス」枠。
おもな戦績
2021年 ブダペスト世界選手権 7位
2021年 ワールドマスターズ・ドーハ 5位
オセアニア選手権 優勝3回(2016年〜2018年)
最近の成績
2021年6月 ブダペスト世界選手権 7位
2021年4月 アジア・オセアニア選手権 3位
2021年4月 グランドスラム・アンタルヤ 1回戦敗退
更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部