シャラフディン・ルトフィラエフ（ウズベキスタン）

2019.07.01
2021.07.19

LUTFILLAEV Sharafuddin
30歳 1990/9/9
WR：8位組み手：左組み
得意技：左内股、左小外掛
使用技：右内股(やぐら投げ)、左大内刈、左小外刈、左小内刈、左大外刈、右袖釣込腰

2019年東京世界選手権銀メダリスト。階級を代表する内股の名手。おのが上体を一気に倒して仕掛ける左内股は切れ味鋭く威力抜群、東京世界選手権ではこの左内股「一本」で髙藤直寿(パーク24)を破っている。勝利の多くがこの技によるものだ。基本的にはオーソドックスな内股系の選手なのだが、ウズベキスタン選手の例に漏れず密着しての勝負も得意。この状態からは左小外掛や「やぐら投げ」を積極的に用いる。長年国内のディヨルベク・ウロズボエフ(ウズベキスタン)に次ぐ2番手という立ち位置から抜け出せなかったが、世界選手権の2位を獲得で序列を逆転。初の五輪出場を決めた。この東京世界選手権以降のツアーでは上位戦に勝ち上がって来るものの、メダルは2019年ワールドマスターズ3位の一度のみ。ただし良い投げは度々見せており、ウォッチャーたちの評価は決して低くない。再度の爆発の気配が漂う。

“あるく近柔”からのひとこと

「私がパリのホテルで自動販売機の使い方が分からなかったときに通りかかった彼にやり方を教えて貰いました(笑)。凄く感じのいいひとです。」

※本名　甲斐田謙太宰府少年武道会→基山中→西日本短大附高→東海大。現在ハンガリー・ツェグレード在住、同国のクラブで柔道指導に携わる。
https://twitter.com/Arukin0405

おもな戦績

2019年東京世界選手権 2位
ワールドマスターズ 3位3回(2015年、2017年、2019年)
ワールドツアー表彰台23回(優勝5回)

東京世界柔道選手権2019での記事

LUTFILLAEV Sharafuddin
28歳 1990/9/9
WR：7位組み手：左組み
得意技：左内股、左小外掛
使用技：右内股(やぐら投げ)、左大内刈、左小外刈、左小内刈、左大外刈、右袖釣込腰

ワールドツアー表彰台常連の強豪。得意技は左内股、勝利の多くがこの技のポイントによるもの。基本的にはオーソドックスな内股系選手と捉えられるが、ウズベキスタン選手の例に漏れず、密着した状態からは左小外掛や「やぐら投げ」も積極的に用いる。2019年に入ってからは好調で、ワールドツアー2大会で優勝を飾ったほか、出場した全ての大会で5位以内に入賞している。