オルハン・サファロフ(アゼルバイジャン)
SAFAROV Orkhan
31歳 1991/8/10
WR:8位 組み手:左組み
得意技:左大外刈、左大外巻込、右大外刈、右小外掛
使用技:左内股、左大内刈、右袖釣込腰、左袖釣込腰、左背負投、引込返、浮技、抱分、右体落、左小外掛、右背負投、右一本背負投
2017年ブダペスト世界選手権60kg級銀メダリスト。2019年から本格的に階級を変更し、以降は66kg級でも上位に定着している。
階級を代表する技巧派。長いリーチを生かして間合いを管理し、組み際の技を軸に戦う。60kg級時代は密着勝負を好んでいたが、階級を上げて相対的なパワーの有利が減じたため、現在のスタイルへとモデルチェンジを遂げた。試合運びや戦術の選択が上手く、手札も多いため、何をしてくるか読めない不気味さがある。
得意技は左右の大外刈と右小外掛。左大外刈は返されにくい斜め方向に仕掛ける技法。地力で勝っている相手に対しては、背中を抱いて仕掛け、投げ切れない場合にはそのまま左大外巻込に連絡することも多い。右大外刈は両袖から右袖釣込腰の形に上体を固めて仕掛ける。右小外掛は、引き手だけを持った状態から組み際に釣り手を奥に叩き入れると同時に仕掛け、相手の支点を抜くように真裏に叩き落とす。
おもな戦績
2021年 ハンガリー世界選手権 5位
2020年 欧州選手権 優勝
2017年 ブダペスト世界選手権 2位 ※60kg級
最近の成績
2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 予選ラウンド敗退
2023年2月 グランドスラム・テルアビブ 2位
2022年12月 ワールドマスターズ・エルサレム 予選ラウンド敗退
更新日:2023年5月6日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部
タシケント世界柔道選手権2022での記事
SAFAROV Orkhan
31歳 1991/8/10
WR:7位 組み手:左組み
得意技:左内股、左小外掛
使用技:左大内刈、左大外刈、右袖釣込腰、左背負投(韓国背負い)、左袖釣込腰、左背負投、引込返、浮技、抱分、右体落、右小外掛、右背負投、右一本背負投
2017年ブダペスト世界選手権60kg級の銀メダリスト。2019年から本格的に階級を変更し、いまや66kg級の上位に定着している。60kg級時代は長身を生かした密着勝負を好んでいたが、現在は組み手がベースの技巧派スタイル。組み手で間合いを管理し、状況に応じた様々な技で仕留める。使用頻度的には左内股と左小外掛が得意技。戦術選択が上手く、何をしてくるか読めない不気味さがある。
おもな戦績
2021年 ハンガリー世界選手権 5位
2020年 欧州選手権 優勝
2017年 ブダペスト世界選手権 2位 ※60kg級
最近の成績
2022年9月 ヨーロッパオープン・リッチョーネ 2位
2022年7月 グランプリ・ザグレブ 2回戦敗退
2022年4月 グランドスラム・アンタルヤ 5位
更新日:2022年10月5日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部
東京2020オリンピックでの記事
SAFAROV Orkhan
29歳 1991/8/10
WR:16位 組み手:左組み
得意技:左内股、左小外掛
使用技:左大内刈、左大外刈、右袖釣込腰、左背負投(韓国背負い)、左袖釣込腰、左背負投、引込返、浮技、抱分、右体落、右小外掛、右背負投、右一本背負投
2017年ブダペスト世界選手権60kg級の銀メダリスト。2019年から本格的に階級を変更した。かつては長身を生かした密着一発勝負を好んでいたが、もっかは組み手が命の技巧派。間合いを管理し、状況に応じて様々な技で仕留めに掛かる練れた進退が持ち味だ。戦術選択が上手く、何をしてくるか読めない不気味さがある。使用頻度的な観点からの得意技は左内股と左小外掛。
おもな戦績
2021年 ブダペスト世界選手権 5位
2020年 欧州選手権 優勝
2017年 ブダペスト世界選手権 2位 ※60kg級
最近の成績
2021年6月 ブダペスト世界選手権 5位
2021年4月 欧州選手権 2回戦敗退
2021年4月 グランドスラム・アンタルヤ 5位
更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部
東京世界柔道選手権2019での記事
SAFAROV Orkhan
27歳 1991/8/10
WR:38位
組み手:左組み
得意技:左内股、左小外掛、左大内刈
使用技:左大外刈、左背負投(韓国背負い)、左袖釣込腰、左背負投、引込返、浮技、抱分、右体落、右小外掛、右背負投
2017年ブダペスト世界選手権銀メダリスト。長身を生かした密着柔道が基本スタイル、相手を懐に抱き込んでの左内股や左小外掛が得意技。奇襲技として左の「韓国背負い」や右体落も懐に呑んでいる。以前はこの「韓国背負い」が最も取り味のある武器であったが、最近は使用頻度が減ってきており、どちらかというとオーソドックスな長身選手の戦い方を志向するようになっている。ここのところ成績が低迷しているものの、ブダペスト世界選手権のようにこれぞと照準を合わせた大会では突如爆発することがあり、変わらず上位候補と考えておくべきだろう。
おもな戦績
2017年 ブダペスト世界選手権 2位
2016年 リオデジャネイロ五輪 5位
2013年 リオデジャネイロ世界選手権 3位
最近の成績
2019年6月 ヨーロッパ選手権 2回戦敗退
2019年5月 グランドスラム・バクー 1回戦敗退
2019年4月 グランプリ・アンタルヤ 7位
更新日:2019年8月4日 (東京世界選手権2019特集)