新井万央(日本体育大3年)
ARAI Mao
20歳 2003/5/23
WR：23位 組み手：右組み
得意技：左大腰、左釣腰、右大腰、右釣腰、寝技
使用技：右内股、右大内刈、右大外刈、右背負投、右袖釣込腰、浮落
寝技得意技術：「腹包み」、「ローリング」
世界ジュニア選手権2連覇者(2022年、2023年)。昨年はグランドスラム東京でも優勝し、一気に上位陣への仲間入りを果たした。4月の全日本選抜体重別選手権は2位。優勝こそ逃したものの、実績が評価され、2枠目として初の世界選手権代表に選出された。
最重量級にあっては珍しい、均整の取れた筋肉質な体型が特徴。ただし、スピードで相手を翻弄するタイプではなく、最終的位には力勝負を挑むことが多い。特に大型選手を得意としており、敢えて接近戦を仕掛けることで相手の回転を止め、左右の大腰や釣腰を起点に伏せさせ、寝技で仕留める。寝技の決定力は階級随一。巻き込み潰れた相手の腹を背後から包み、頭側に回り込みながら抑え込む形のほか、「ローリング」からの肩固を得意としている。
課題は、自分と同系統の「動ける重量級」への対処。格下相手でも組み手の攻防に陥ってしまい、手が詰まってしまうことが多々ある。
おもな戦績
2023年 グランドスラム東京 優勝
2023年 世界ジュニア選手権 優勝
2024年 アジア選手権 3位
最近の成績
2024年4月 アジア選手権 3位
2024年4月 全日本選抜体重別選手権 2位
2024年2月 グランドスラム・パリ 5位
更新日：2024年5月18日(アブダビ世界柔道選手権2024特集)
監修：eJudo編集部
