フッシェ・ステインハウス(オランダ)

フッシェ・ステインハウス(オランダ) STEENHUIS Guusje

STEENHUIS Guusje
階級:78kg級 WR:8位
31歳 1992/10/27
組み手:左組み

得意技:左内股、左大内刈
使用技:左払巻込、左大外巻込、左大外刈、左小内刈、左出足払、左足車、左払腰、右小外掛、隅落
寝技得意技術:「横三角」、腕挫十字固

2018年バクー世界選手権銀メダリスト。2021年ハンガリー世界選手権と2023年ドーハ世界選手権でも、3位に入賞している。ハンガリー大会の3位決定戦では、国際大会だけでも15度対戦(11勝4敗)と長年ライバル関係にあった先輩のマルヒンデ・フェルケルク(オランダ)に左大内刈「技有」で勝利。これと同時にフェルケルクは現役を引退し、正式にオランダ一番手の座を受け継いだ。

内股系のパワーファイター。力自慢が多いこの階級においても、トップクラスの怪力が武器だ。以前は両襟で組むことが多かったが、現在は引き手と奥襟の二本を持った形が基本。拡張性の高いベーシックな組み手を軸に据えたことにより、用いる技種が増え、技との相性も良かったのか、投げの威力も向上した。相手に力を伝えやすい近い間合いを主戦場としている。

得意技は左内股と左大内刈。どちらも先に足を引っ掛け、馬力を生かしてケンケンで追い込む形を得意としている。。近年は前述の引き手の持ちどころの増加により、飛び込んで跳ね上げる左内股や、そこから向き直りながら仕掛ける左大内刈なども用いるようになっている。左払巻込や左大外巻込などの巻き込み技にも威力があり、こちらによる得点も多い。足が利く選手でもあり、時折切れ味鋭い足技による「一本」を見せている。

この手のパワー派としては珍しく寝技にも積極的。立技から寝への移行が早く、伏せ際の腕挫十字固や絞技による勝利も多い。

おもな戦績

2018年 バクー世界選手権 2位
2023年 ドーハ世界選手権 3位
2021年 ハンガリー世界選手権 3位

最近の成績

2024年5月 アブダビ世界選手権 予選ラウンド敗退
2024年4月 ヨーロッパ選手権 7位
2024年3月 グランドスラム・トビリシ 2位

Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/3389
Judoinside:https://www.judoinside.com/judoka/44268/Guusje_Steenhuis/judo-career

更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部

ドーハ世界柔道選手権2023での記事

STEENHUIS Guusje
30歳 1992/10/27
WR:5位 組み手:左組み

得意技:左大内刈、左内股
使用技:左大外刈、左小内刈、左足車、左大外巻込、左払巻込

2018年バクー世界選手権銀メダリスト。2022年ハンガリー世界選手権でも3位を獲得している。同大会の3位決定戦では、国際大会だけでも15度対戦(11勝4敗)と長年ライバル関係にあった先輩のマルヒンデ・フェルケルク(オランダ)に左大内刈「技有」で勝利。これと同時にフェルケルクは現役を引退し、正式にオランダ一番手の座を受け継いだ格好だ。

階級屈指のパワーファイター。力自慢が多い78kg級でもトップクラスの怪力が武器だ。相手に力を伝えやすい近い間合いを主戦場としている。得意技は左大内刈と左内股。どちらも先に足を引っ掛け、馬力を生かしてケンケンで追い込む形を得意としている。

以前は両襟で組むことが多かったが、近年は引き手で袖を持つ形も使いこなすようになり、立技のバリエーションが増加。投げの威力自体も上がっており、飛び込んで跳ね上げる左内股や、そこから向き直りながら仕掛ける左大内刈など、切れ味のある技も用いるようになっている。立技から寝への移行も早く、伏せ際の腕挫十字固や絞技での勝利も多い。

濵田尚里とは良くも悪くも柔道が噛み合い、長時間試合になりがち。濵田の国際大会における「指導3」決着は、勝ち負けを合わせて5度しかないが、そのうち3度がステインハウス相手である。

おもな戦績

2018年 バクー世界選手権 2位
2021年 ハンガリー世界選手権 3位
2021年 東京五輪 7位

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 5位
2023年2月 グランドスラム・パリ 2位
2022年12月ワールドマスターズ・エルサレム 3位

更新日:2023年5月11日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

STEENHUIS Guusje
29歳 1992/10/27
WR:7位 組み手:左組み

得意技:左大内刈、左内股
使用技:左大外刈、左小内刈、左足車、左大外巻込、左払巻込

2018年バクー世界選手権銀メダリスト。昨年のハンガリー世界選手権でも3位を獲得している。同大会の3位決定戦では、国際大会だけでも15度対戦(11勝4敗)と長年ライバル関係にあった先輩のマルヒンデ・フェルケルク(オランダ)に左大内刈「技有」で勝利。これと同時にフェルケルクは現役を引退し、正式にオランダ一番手の座を受け継いだ格好だ。

階級屈指のパワーファイターであり、力自慢が多い78kg級でもトップクラスの怪力が武器。相手に力を伝えやすい近い間合いを主戦場としている。得意技は左大内刈と左内股。どちらも先に足を引っ掛け、馬力を生かしてケンケンで追い込む形を得意としている。

以前は両襟で組むことが多かったが、最近は引き手で袖を持つ形も使いこなすようになり、立技のバリエーションが増加。投げの威力自体も上がっており、飛び込んで跳ね上げる左内股や、そこから向き直りながら仕掛ける左大内刈など、切れ味のある技も用いるように成っている。立ちから寝への移行が早く、伏せ際の腕挫十字固や絞技での勝利も多い。

おもな戦績

2018年 バクー世界選手権 2位
2021年 ハンガリー世界選手権 3位
2021年 東京五輪 7位

最近の成績

2022年4月 欧州選手権 2位
2022年4月 グランドスラム・アンタルヤ 2位
2022年2月 グランドスラム・テルアビブ 5位

更新日:2022年10月6日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京2020オリンピックでの記事

STEENHUIS Guusje
28歳 1992/10/27
WR:5位 組み手:左組み
得意技:左大内刈、左内股
使用技:左大外刈、左小内刈、左足車、左大外巻込、左払巻込

2018年バクー世界選手権銀メダリスト。階級屈指のパワーファイターであり、力自慢が多い78kg級でも頭ひとつ抜けた怪力が武器。相手に力を伝えやすい近い間合いが生息域。以前は両襟が多かったが、最近は引き手で袖を持つようになってきている。得意技は左大内刈と左内股。どちらの技もまず足を引っ掛け、次いでケンケンで追い込み、バランスを崩した相手を馬力で投げきる。技から寝技への移行が早く、伏せ際の腕挫十字固や絞技での勝利も多い。ライバルのマルヒンデ・フェルケルク(オランダ)に競り勝って代表権を獲得。

おもな戦績

2018年 バクー世界選手権 2位
2021年 ブダペスト世界選手権 3位
ワールドツアー 表彰台23回(優勝7回)

最近の成績

2021年6月 ブダペスト世界選手権 3位
2021年4月 欧州選手権 2位
2021年2月 グランドスラム・テルアビブ 7位

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

東京世界柔道選手権2019での記事

STEENHUIS Guusje
26歳 1992/10/27
WR:2位
組み手:左組み
得意技:左大内刈、左内股
使用技:左大外刈、左小内刈、左足車、左大外巻込、左払巻込

2018年バクー選手権銀メダリスト。同大会3位のマルヒンデ・フェルケルクと五輪代表の座を激しく争っている。階級屈指のパワーファイターであり、力自慢が多い78kg級でも頭ひとつ抜けた怪力が武器。相手に力が伝わりやすい両襟を基本の形としており、ここから得意技の左大内刈や左内股を仕掛けて相手をねじ伏せる。「ハンドル操作」が上手く、足を引っ掛けたところからこの捩じりで上体を制し、最終的には投げ切ってしまう。オプションとして片襟の技や巻き込みも懐に呑んでいるが、使用頻度はあまり高くない。立技から寝技への移行も早く、相手の伏せ際の腕挫十字固や絞技での勝利も多い。

おもな戦績

2018年 バクー世界選手権 2位
2017年 ワールドマスターズ・サンクトペテルブルク 3位
2016年 ワールドマスターズ・グアダラハラ 3位

最近の成績

2019年6月 ヨーロッパ選手権 2位
2019年5月 グランドスラム・バクー 5位
2019年2月 グランドスラム・デュッセルドルフ 1回戦敗退

更新日:8月28日(東京世界柔道選手権2019特集)

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