IJFが五輪予選期間延長を決定、ブダペスト大会はグランドスラムに昇格の見込み

国際柔道連盟(IJF)は10日に臨時会議を開催。東京五輪の予選期間を、従来の5月末までから6月末までに延長することを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて既にグランプリ・ラバト、グランドスラム・エカテリンブルク、グランプリ・トビリシ、グランプリ・アンタルヤとツアー4大会が中止になり、五輪出場に必要なワールドランキングポイント取得の機会が激減したことを受けての措置。同時に、4月に予定されている各大陸選手権の延期と、4月のジュニア・カデカテゴリのイベントすべての中止も決定された。

関係筋の情報によると、IJFはグランドスラムの開催数を担保することと各国の五輪代表選考の機会確保の観点から、グランプリ・ブダペスト(6月12日~14日)をグランドスラムに格上げして開催することを検討しているとのこと。IJFのカレンダーでは既にけさ(日本時間11日未明)の時点で、同大会は「グランドスラム・ブダペスト」と表記が差し替えられている。

IJFによるリリースは下記。

https://www.ijf.org/news/show/covid-19-og-qualification-extended

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