ビゼール会長満場一致で再選、山下・上村理事も再任

マリウス・ビゼールIJF会長(2019年撮影)

IJF(国際柔道連盟)は、世界選手権(6日~13日)が行われるハンガリー・ブダペストで総会を開催。任期満了に伴う役員改選で、マリウス・ビゼール会長の再選を決めた。対立候補はなく信任投票、満場一致での可決だった。07年に就任したビゼール会長はこれで4期目、任期は2025年までの4年間。全日本柔道連盟の山下泰裕会長と、講道館の上村春樹館長も理事に再任された。山下氏はこれまで務めた「ディベロップメントディレクター」から、「ワールドプロモーションディレクター」に、上村氏はこれまでと変わらず「ワールドプロモーションディレクター」を務める。

山下氏は「柔道をより分かりやすく、多くの方々に魅力を感じてもらえる競技にしていけるよう、議論を重ねてまいりたいと存じます」、上村館長は「次世代に正しく柔道を伝えるという共通のミッションを引き続き、IJFと共に取り組んでいきたい」とのコメントを出した。

総会では2022年の世界選手権がタシケント(ウズベキスタン)、23年はドーハ(カタール)で開催することも報告された。

 

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