村尾三四郎(東海大3年)

村尾三四郎(東海大3年) MURAO Sanshiro

MURAO Sanshiro
20歳 2000/8/28
WR:19位
組み手:左組み
得意技:左大外刈、左大内刈、左内股
使用技:左小内刈、左小外刈、左小外掛、左体落

中学時代から国内の世代別タイトルを総なめ、次代の日本を担う選手として期待を集めたこの世代のホープ。2019年東京世界選手権では男女混合団体戦メンバーにも抜擢された。昨年秋には講道館杯を連覇、一気に初のシニア世界選手権個人戦代表の座を射止めた。5月のグランドスラム・カザンでは世界の一線級を投げまくり、全試合「一本」の圧勝V。東京五輪金メダル候補の筆頭ミハイル・イゴルニコフ(ロシア)も大外刈一発で畳に沈め、IJFの実況者を「今からでも五輪に出られないのか?」と呆気にとらせた。いまや90kg級の世界最注目選手といっても過言ではない。2018年世界王者のニコロス・シェラザディシヴィリ(スペイン)ら難敵打ち揃う階級だが、初出場初優勝の可能性は十分だ。

村尾の強みは体の強さと、独特の投げのセンス。遠間から一瞬で間合いを詰めて投げ飛ばす姿は、手足の長いエイリアン的な体型もあいまって「捕食」とでもいうべき迫力がある。得意技は遠間から一気に刈り込む左大外刈、ケンケンで追い込む左大内刈や左内股も取り味抜群。かつては線の細さゆえパワーファイターや曲者タイプの対応に難があったが、大会休止期間にフィジカルを大幅強化。組み手技術の向上も相まって、5月のグランドスラム・カザンでは海外のトップ選手相手に正面からがっぷり組み合う、新たな「ガチ勝ち」モードを見せてくれた。もともと細い見た目の割に体の芯に力がある選手であったが、いまや「見た目の割に」という条件節は不要。2021年夏、日本にニューヒーロー誕生の予感が漂う。

おもな戦績

2021年5月 グランドスラム・カザン 優勝
2019年 グランプリ・ザグレブ 2位
2019年 グランドスラム・デュッセルドルフ 2位

最近の成績

2021年4月 全日本選抜体重別選手権 3位
2020年 講道館杯全日本体重別選手権 優勝

更新日:2021年6月3日(ブダペスト世界選手権2021特集)

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