アマルサイハン・アディヤスレン(モンゴル)

アマルサイハン・アディヤスレン(モンゴル) AMARSAIKHAN Adiyasuren

AMARSAIKHAN Adiyasuren
23歳 2000/3/26
WR:11位 組み手:右組み

得意技:寝技、隅落、右小外掛、谷落
使用技:右小外刈、右小内刈、右大内刈、右大外刈、左体落、隅落

ワールドツアーの上常連。東京五輪後に台頭した新興勢力の一人。2021年10月のグランドスラム・パリで7位に入賞して以来、出場したほぼすべての大会で入賞。そのうちグランドスラム2大会で2位を獲得するなど、安定して好成績を残している。上位陣への勝利歴はほとんどなく、五輪後で強豪が不在の間隙を縫って成績を残したという面が強い。

大型選手が揃う最重量級にあって、際立って小柄な体格が特徴。釣り手で奥襟を得てぶら下がるように圧を掛け、蹴り崩しながらひたすら前に出続ける。釣り手の絞りは体格に比して強力であり、大型選手でも頭を下げさせられてしまう。

特筆すべき技は持たず、得点の多くは押し込まれた相手が仕掛けた技を隅落や右小外掛、谷落などで返したものと、蹴り崩しての伏せ際の寝技によるもの。寝技に関しても、寝勝負から展開して決め切るだけの技術力はなく、伏せた相手の残った腕を掬っての抑え込みや「ボーアンドアローチョーク」「腰絞め」など、あくまで相手の伏せ際に自らが立ち姿勢である有利を生かした形しか用いない。

78kg超級の現環境には、体格に比して下半身が弱くバランスの悪い選手が多い。この環境を巧みに利用して勝利を重ねている、徒花のような存在。

おもな戦績

2022年 グランドスラム・ウランバートル 2位
2021年 グランドスラム・バクー 2位
2022年 グランプリ・ポルトガル 3位

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 5位
2023年3月 グランドスラム・トビリシ 5位
2022年8月 アジア選手権 5位

更新日:2023年5月12日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

AMARSAIKHAN Adiyasuren
22歳 2000/3/26
WR:8位 組み手:右組み

得意技:寝技、隅落、右小外掛、谷落
使用技:右小外刈、右小内刈、右大内刈、右大外刈、左体落、隅落

東京五輪後に台頭した新興勢力の一人。昨年10月のグランドスラム・パリで7位入賞して以来、出場したほぼすべての大会で入賞。そのうちグランドスラム2大会で2位を獲得するなど、安定して好成績を残している。上位陣への勝利歴はほとんどなく、五輪後で強豪が不在の間隙を縫って成績を残したという面が強い。

大型選手が揃う最重量級にあって、際立って小柄な体格が特徴。釣り手で奥襟を得てぶら下がるように圧を掛け、蹴り崩しながらひたすら前に出続ける。釣り手の絞りは体格に比して強力であり、大型選手でも頭を下げさせられてしまう。特筆すべき技は持たず、得点の多くは押し込まれた相手が仕掛けた技を隅落や右小外掛、谷落などで返したものと、蹴り崩しての伏せ際の寝技によるもの。寝技に寝勝負から展開して決め切るだけの技術力はなく、伏せた相手の残った腕を掬っての抑え込みや「ボーアンドアローチョーク」「腰絞め」など、あくまで相手の伏せ際に自らが立ち姿勢である有利を生かした形しか用いない。

おもな戦績

2022年6月 グランドスラム・ウランバートル 2位
2021年 グランドスラム・バクー 2位
2022年1月 グランプリ・ポルトガル 3位

最近の成績

2022年8月 アジア選手権 5位
2022年7月 グランプリ・ザグレブ 3位
2022年7月 グランドスラム・ハンガリー 7位

更新日:2022年10月6日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

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