マルティ・プーマライネン(フィンランド)

マルティ・プーマライネン(フィンランド) PUUMALAINEN Martti

PUUMALAINEN Martti
階級:100kg超級 WR:10位
27歳 1997/4/14
組み手:右組み

得意技:右背負投、左背負投、左袖釣込腰
使用技:左一本背負投、右一本背負投、右外巻込、肩車、裏投、右内股。右小内刈、隅落、浮落

2023年ワールドマスターズ王者。同年にはヨーロッパ選手権も制し、キャリアハイとなる成績を残した。近年活躍が目立つフィンランド柔道界の象徴的な存在だ。2021年ハンガリー世界選手権でも7位に入賞している。

柔道スタイルは担ぎ技系。階級屈指の担ぎ技の使い手であり、印象的な投げを連発している業師だ。一見鈍重そうな四角い体型をしているが、技の切れ味は階級随一。鋭く相手の懐に潜り込み、豪快に投げ飛ばす。

得意技は左右の背負投と左袖釣込腰。左右の一本背負投も備えており、これらの担ぎ技はいずれも凄まじい威力と切れ味を誇る。体の力の強さを生かした豪快な裏投や、切れ味鋭い左小内刈も得意としており、相手を投げる能力は極めて高い。

ただし、業師にありがちな受けの脆さがあり、敗れる際は豪快に吹っ飛んでの一本負けが多い。勝っても負けても絵になる味わい深い選手だ。歯を食いしばって相手をにらみつける、闘志を前面に押し出した表情も大きな魅力。

上記のキャラクターから、出始めの時期は一種の「色物」的な位置付けだった。しかし、前述のとおり今やワールドマスターズとヨーロッパ選手権を制したトップ選手。相変わらず安定感はないものの、世界大会のメダル候補の一人だ。

SNSで日本のコアな柔道ファンとも交流しており、自身に言及される度に喜びのコメントを寄せている。

おもな戦績

2023年 ワールドマスターズ・ハンガリー 優勝
2023年 ヨーロッパ選手権 優勝
2021年 ハンガリー世界選手権 7位

最近の成績

2024年5月 アブダビ世界選手権 予選ラウンド敗退
2024年5月 グランドスラム・カザフスタン 7位
2024年5月 グランドスラム・ドゥシャンベ 予選ラウンド敗退

Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/13844
Judoinside:https://judoinside.com/judoka/75085/Martti_Puumalainen/judo-career

更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部

ドーハ世界柔道選手権2023での記事

PUUMALAINEN Martti
26歳 1997/4/14
WR:14位 組み手:右組み

得意技:右背負投、左背負投、左袖釣込腰
使用技:左一本背負投、右一本背負投、右外巻込、肩車、裏投、右小内刈

ワールドツアーの上位常連。2021年5月のグランドスラム・タシケントでワールドツアー2戦目にして7位を獲得して以降、ハンガリー世界選手権7位を含め、安定して好成績を残している。

階級屈指の担ぎ技の使い手であり、印象的な投げを連発している業師。得意の担ぎ技はいずれも凄まじい威力と切れ味を誇る。また、体の力の強さを生かした豪快な裏投も備えている。ただし業師にありがちな受けの脆さがあり、敗れる際はいつも豪快に吹っ飛んでの一本負け。勝っても負けても絵になる味わい深い選手だ。歯を食いしばって相手をにらみつける、闘志を前面に押し出した表情も大きな魅力。

SNSで日本のコアな柔道ファンとも交流しており、自身に言及される度に喜びのコメントを寄せている。

おもな戦績

2021年 ハンガリー世界選手権 7位
2021年 グランプリ・ザグレブ 3位
2022年7月 グランドスラム・ハンガリー 5位

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 予選ラウンド敗退
2022年12月 ワールドマスターズ・エルサレム 予選ラウンド敗退
2022年11月 グランドスラム・バクー 5位

更新日:2023年5月12日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

PUUMALAINEN Martti
25歳 1997/4/14
WR:16位 組み手:右組み

得意技:右背負投、左背負投、左袖釣込腰
使用技:左一本背負投、右一本背負投、右外巻込、肩車、裏投、右小内刈

ワールドツアーの上位常連。昨年5月のグランドスラム・タシケントでワールドツアー2戦目にして7位を獲得して以降、ハンガリー世界選手権7位を含め安定して好成績を残している。

階級屈指の担ぎ技の使い手であり、印象的な投げを連発している業師。得意の担ぎ技はいずれも凄まじい威力と切れ味を誇る。また、体の力の強さを生かした豪快な裏投も備えている。業師にありがちな受けの脆さがあり、敗れる際ははいつも豪快に吹っ飛んでの一本負け。勝っても負けても絵になる味わい深い選手だ。歯を食いしばって相手をにらみつける、闘志を前面に押し出した表情も大きな魅力。

おもな戦績

2021年 ハンガリー世界選手権 7位
2021年 グランプリ・ザグレブ 3位
2022年7月 グランドスラム・ハンガリー 5位

最近の成績

2022年7月 グランプリ・ザグレブ 5位
2022年7月 グランドスラム・ハンガリー 5位
2022年6月 グランドスラム・ウランバートル 7位

更新日:2022年10月11日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

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