アイ・ツノダ=ロウスタント(スペイン)

アイ・ツノダ=ロウスタント(スペイン) TSUNODA ROUSTANT Ai

TSUNODA ROUSTANT Ai
21歳 2002/4/19
WR:7位 組み手:左組み

得意技:左背負投、右背負投、右袖釣込腰、左袖釣込腰
使用技:右一本背負投、肩車、左大内刈

世界ジュニア選手権を2連覇(2021年、2022年)している期待の若手。シニアでもコンスタントに成績を残しており、今年2月のグランドスラム・パリではワールドツアー初優勝を飾った。

袖と前襟の二本を持って戦う正統派。得意技は左右の担ぎ技。いずれも小柄な体を生かして打点高く担ぎ上げる豪快な形を得意としている。極めて日本的な柔道を行う選手であり、丁寧な組み手で間合いをコントロールしながら担ぎ技を狙い続ける。シニアの上位選手との戦いではまだまだ地力が不足している印象だが、ジュニアでの勝ちぶりは抜群。地力のアップとともにシニアでも豪快な投げ技での勝利が少しづつ増えてきており、今後が非常に楽しみな選手だ。

寝技の練度も高い。得意の一撃に頼るタイプではなく、相手が完全に伏せた「寝技起点の寝技」でもしっかり手順を進めて抑え込めるだけの展開力がある。丁寧な組み手をベースに、己が力に勝る場合は一発投げ、近い力関係では組み手で封じて寝技で仕留める。このスタイル・ポリシーは2000年台後半から2010年台前半までの日本の女子選手のそれに非常に近い。

坊主頭がトレードマーク。父親は100kg級世界選手権2連覇(2019年、2021年)のジョルジ・フォンセカ(ポルトガル)の師として知られる角田豪氏。

おもな戦績

2023年 グランドスラム・パリ 優勝
2022年 グランドスラム・トビリシ 2位
世界ジュニア選手権 2連覇(2021年、2022年)

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 3位
2023年2月 グランドスラム・パリ 優勝
2022年12月 ワールドマスターズ・エルサレム 予選ラウンド敗退

更新日:2023年5月10日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

TSUNODA ROUSTANT Ai
20歳 2002/4/19
WR:10位 組み手:左組み

得意技:左背負投、右背負投、右袖釣込腰、左袖釣込腰
使用技:右一本背負投、肩車、左大内刈

世界ジュニア選手権を2連覇(2021年、2022年)している期待の若手。既にワールドツアーでも3度表彰台に上がっている。

袖と前襟の二本を持って戦う正統派で、得意技は左右の担ぎ技。いずれも小柄な体を生かして打点高く担ぎ上げる豪快な形を得意としている。極めて日本的な柔道を行う選手であり、丁寧な組み手で間合いをコントロールしながら担ぎ技を狙い続ける。シニアの上位選手との戦いではまだまだ地力が不足している印象だが、ジュニアでの勝ちぶりは抜群。地力のアップとともにシニアでも豪快な投げ技での勝利が少しづつ増えてきており、今後が非常に楽しみな選手だ。寝技の練度も高く、相手が完全に伏せた「寝技起点の寝技」でもしっかり手順を進めて抑え込めるだけの展開力がある。丁寧な組み手をベースに、己が力に勝る場合は一発投げ、近い力関係では組み手で封じて寝技で仕留める。このスタイル・ポリシーは2000年台後半から2010年台前半までの日本の女子選手のそれに近い。坊主頭がトレードマーク。父は100kg級世界選手権2連覇(2019年、2021年)のジョルジ・フォンセカ(ポルトガル)の師として知られる角田豪氏。

おもな戦績

世界ジュニア選手権 2連覇(2021年、2022年)
2022年6月 グランドスラム・トビリシ 2位
2020年 グランプリ・テルアビブ 3位

最近の成績

2022年9月 ヨーロッパジュニア選手権 優勝
2022年8月 世界ジュニア選手権 優勝
2022年7月 グランプリ・ザグレブ 5位

更新日:2022年10月6日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

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