ミリアム・ブートケライト(ドイツ)

2022.09.04
2024.07.26

BUTKEREIT Miriam
階級：70kg級　WR：8位
30歳　1994/5/8
組み手：右組み

得意技：寝技、谷落、谷落(変則)、隅落、浮落
使用技：隅返、引込返、右大内刈、右小外掛、右小内刈、右内股、左内股(やぐら投げ)、右大外刈、右大外巻込、移腰
寝技得意技術：「横三角」、「腕緘返し」、「シバロック」

ワールドツアー表彰台の常連。世界選手権でも2大会連続(2021年、2022年)で5位に入賞している。

長身の密着系パワーファイターであり、主戦場は寝技。立技は寝技への繋ぎという意味合いが強い。長身を生かして相手の背中を抱き込む形を基本としており、ここから隅返や引込返で引き込むか、相手の技を潰して寝勝負に持ち込む。クロスグリップや「引き手クロス」など、体を捨てて寝技に持ち込みやすい形をよく用いる。

立技の精度は総じて低く、得点はほぼすべてがもつれ際に相手に被さってのもの。形としては谷落が多い。これだけを読むと立技での得点は少ないように思われるが、かなりの地力があり、かつひたすら間合いを詰めて積極的に際(きわ)を作るため、結果的に投げてしまうことが多い。最近は、自分の身体の上を通過させるようにして前方に倒す「ジョージア式」の変則谷落や、両差しからの左「やぐら投げ」を用いるようになっており、得点力は上がっている。

寝技の技術レベルは極めて高く、決定力も抜群。得意技術は「横三角」であり、最終的には相手の腕を跨ぐ「シバロック(決まり技名称は横四方固)」に持ち込むことが多い。エントリーも腕緘の形に腕を括る、前転しながら足を組むなどテクニカル。相手の引き込みに被り、脚を抜いて抑え込む形も得意としている。

おもな戦績

2022年　タシケント世界選手権　5位
2021年　ハンガリー世界選手権　5位
2024年　グランドスラム・パリ　優勝

ドーハ世界柔道選手権2023での記事

BUTKEREIT Miriam
29歳 1994/5/8
WR：8位組み手：右組み

得意技：寝技、谷落
使用技：隅返、引込返、右大内刈、右小内刈、右内股、右大外刈、右大外巻込、隅落、浮落
寝技得意技術：「横三角」、「シバロック」

ワールドツアー表彰台の常連。世界選手権でも2大会連続(2021年、2022年)で5位に入賞している。

主戦場は寝勝負。得意技術は「横三角」を起点とした「シバロック」(決まり技名称は横四方固)。展開力も高く、相手に一度脚を絡ませてから抜いて抑え込む形もよく用いる。

立技では、長身を生かして相手の背中を抱き込む形を基本としており、ここから隅返や引込返で引き込むか、相手の技を潰して寝勝負に持ち込む。立技の精度は総じて低く、得点はほぼ全てがもつれ際に相手に被さってのもの。形としては谷落が多いが、能動的に狙って相手を投げる技術はほとんど持っていない。

おもな戦績

2022年タシケント世界選手権 5位
2021年ハンガリー世界選手権 5位
2019年オセアニアオープン・パース優勝 ※グランプリに相当

タシケント世界柔道選手権2022での記事

BUTKEREIT Miriam
28歳 1994/5/8
WR：5位組み手：右組み

得意技：寝技
使用技：隅返、右大内刈、右小内刈、右内股、谷落、隅落、浮落
寝技得意技術：「シバロック」

ワールドツアーの表彰台常連。寝勝負が主戦場の選手であり、得意技術は「横三角」を起点とした「シバロック」(決まり技名称は横四方固)。展開力も高く、相手に一度脚を絡ませてから抜いて抑え込む形もよく用いる。立技では長身を生かして相手の背中を抱き込む形を基本としており、ここから隅返で引き込むか、相手の技を潰して寝勝負に持ち込む。立技の精度は総じて低く、立技での得点はいずれももつれ際に相手に被さってのもの。具体的に相手を投げられる技術は持っていない。