ラグワトゴー・エンフリーレン(モンゴル)
LKHAGVATOGOO Enkhriilen
階級:57kg級 WR:13位
25歳 1998/12/28
組み手:左組み
得意技:左背負投、巴投
使用技:右袖釣込腰、右一本背負投、右背負投、左袖釣込腰、左体落、肩車、左大外刈、左大外落、左小内刈、左小外刈、左小外掛、右内股(やぐらなげ)、谷落(一本谷落)、隅返
世界選手権で3大会連続で3位決定戦に進出している、階級を代表する強豪。2022年と2023年には銅メダルを獲得している。今年はアジア選手権で優勝を飾った。
担ぎ技系のパワーファイター。高い地力をベースに袖と襟の二本を持ち、組み合い、崩し、作って投げを狙う正統派である。組み手と体捌きのレベルが高く、間合いの管理が柔道の生命線だ。得意技は低い左背負投と巴投。どちらも煽り出しと釣り手の操作でスペースを作り、一気に潜り込む形を得意としている。決して手数タイプではないのだが、組み手と担ぎ技で相手を封じ、「指導3」を積んでの勝利も多い。
モンゴル選手ながら、自ら密着して勝負することは稀。仮に相手が寄せにきても、安易には応じず、間合いの確保を目指すことが多い。ただし、最近は相手に応じての接近戦はある程度行うようになってきている。
おもな戦績
世界選手権 3位2回(2022年、2023年)
2024年 アブダビ世界選手権 5位
2024年 アジア選手権 優勝
最近の成績
2024年5月 アブダビ世界選手権 5位
2024年5月 グランドスラム・ドゥシャンベ 3位
2024年4月 アジア選手権 優勝
Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/25493
Judoinside:https://www.judoinside.com/judoka/99508/Enkhriilen_Lkhagvatogoo
更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部
ドーハ世界柔道選手権2023での記事
LKHAGVATOGOO Enkhriilen
24歳 1998/12/28
WR:14位 組み手:左組み
得意技:左背負投、巴投
使用技:右袖釣込腰、右一本背負投、右背負投、左体落、左小内刈、左小外刈
2022年タシケント世界選手権銅メダリスト。東京五輪以降は好調を維持しており、昨年はキャリアハイの成績を残した。
担ぎ技系のパワーファイター。袖と襟の二本を持って戦う正統派。地力をベースに相手と組み合い、馬力を生かした担ぎ技を仕掛け続ける。モンゴル選手ながら密着しての勝負はほとんど行わず、相手に間合いを詰められた場合でも、接近戦には応じない。得意技は低い左背負投と巴投。どちらも煽り出しと釣り手のコントロールで間合いを作り、一気に潜り込む形を得意としている。
おもな戦績
2022年 タシケント世界選手権 3位
2022年 グランドスラム・ウランバートル 優勝
2016年 グランプリ・ウランバートル 優勝
最近の成績
2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 予選ラウンド敗退
2022年12月 グランドスラム東京 7位
2022年10月 タシケント世界選手権 3位
更新日:2023年5月7日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部
タシケント世界柔道選手権2022での記事
LKHAGVATOGOO Enkhriilen
23歳 1998/12/28
WR:11位 組み手:左組み
得意技:左背負投、巴投
使用技:右袖釣込腰、右背負投、左体落、左小内刈、左小外刈
ワールドツアーの上位常連。東京五輪後から調子を上げており、今年6月のグランドスラム・ウランバートルでは2016年以来となるワールドツアー優勝も飾った。
担ぎ技を軸とする選手であり、袖と襟の二本を持った正統派の柔道を行う。モンゴル選手ながら密着しての勝負はほとんど行わず、相手に間合いを詰められても接近戦には応じない。得意技は低い左背負投と巴投。どちらも煽り出しと釣り手のコントロールで間合いを作り、一気に潜り込む形を得意としている。
おもな戦績
2022年6月 グランドスラム・ウランバートル 優勝
2022年2月 グランドスラム・パリ 3位
2016年 グランプリ・ウランバートル 優勝
最近の成績
2022年8月 アジア選手権 7位
2022年7月 グランプリ・ザグレブ 2回戦敗退
2022年7月 グランドスラム・ハンガリー 1回戦敗退
更新日:2022年10月5日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部