ウィリアン・リマ(ブラジル)

2022.09.02
2024.07.6

LIMA Willian
階級：66kg級　WR：8位
24歳 2000/1/31
組み手：両組み

得意技：右背負投、左背負投、肩車、右内巻込
使用技：右一本背負投、右大内刈、左大内刈、右大外刈、左大外刈、右釣腰、左釣腰、右内股(やぐら投げ)、左内股(やぐら投げ)、巴投

ワールドツアーの上位常連。世界大会での入賞歴こそないものの、ワールドツアーでは出場した試合のほとんどで入賞している。

両組みの変則担ぎ技ファイター。手数攻勢で試合を作るタイプであり、片手を得た状態から、担ぎ技や肩車による先手攻撃を連発する。このスタイルゆえに「指導3」での勝利が多く、二本組んでの勝負が主体の選手にとっては、非常に厄介な相手だ。

以前は右技が主体だったが、近年はより先手攻撃型に先鋭化。左右を選ばず、先に持った側から技を仕掛けるようになっている。もともと背負投理合で相手にぶら下がる片襟の大内刈を用いていたが、昨今の「雪崩込み」型の背負投の流行に伴い、この技から連絡しての背負投の使用頻度が増加。現在では主要な得点源となっている。

もともとは相手と正対したまま空転して巻き込む変則の右「韓国背負い」が得意技だったが、この技が新ルールで禁止されて以降は、代替として空転して横分様に投げる右内巻込を用いるようになった。接近戦も得意としており、この状態からは左右の釣腰や「やぐら投げ」を用いる。

おもな戦績

2023年　グランプリ・ザグレブ　優勝
2022年　グランドスラム・アンタルヤ　2位
パンナム選手権　優勝2回(2021年、2024年)　※パンナム・オセアニア選手権含む

ドーハ世界柔道選手権2023での記事

LIMA Willian
23歳 2000/1/31
WR：11位組み手：右組み

得意技：右背負投、肩車、右一本背負投、右内巻込
使用技：右大外刈、右釣腰、左釣腰、右内股(やぐら投げ)、左内股(やぐら投げ)

ワールドツアー上位の常連。昨年来、一段力を増しており、コンスタントに好成績を残している。

変則の担ぎ技ファイター。手数攻勢で試合を作るタイプで、引き手で前襟を持った状態から、組み際に右背負投や右一本背負投、肩車を連発する。背負投理合で相手にぶら下がる片襟の右大外刈の使用頻度も高い。

以前は相手と正対したまま空転して巻き込む変則の右「韓国背負い」が得意技だったが、「韓国背負い」自体が新ルールで禁止されて以降は、代替として空転して横分様に投げる右内巻込を用いている。接近戦も得意としており、この状態からは左右の釣腰や「やぐら投げ」を用いる。

おもな戦績

2022年グランドスラム・アンタルヤ 2位
2021年パンナム選手権優勝
2019年世界ジュニア選手権優勝

タシケント世界柔道選手権2022での記事

LIMA Willian
22歳 2000/1/31
WR：6位組み手：右組み

得意技：右背負投、肩車、右一本背負投、右内巻込
使用技：右大外刈、右釣腰、左釣腰、右内股(やぐら投げ)、左内股(やぐら投げ)

ブラジルの若き変則担ぎ技ファイター。引き手で前襟を持った状態から、組み際に右背負投や右一本背負投、肩車を連発する。背負投の理合で相手にぶらさがる、片襟の右大外刈の使用頻度も高い。以前は相手と正対したまま空転して巻き込む変則の右「韓国背負い」が得意技だったが、「韓国背負い」自体が新ルールで禁止されて以降は、この代替手段として「空転式」の右内巻込を用いている。接近戦も得意で、密着状態からは左右の釣腰や「やぐら投げ」を用いる。