アンジェロ・パンターノ(イタリア)

2022.09.01
2023.04.30

PANTANO Angelo
25歳 1997/7/3
WR：27位組み手：右組み
得意技：肩車、右背負投、右一本背負投、右内巻込
使用技：右大内刈、右内股、右大腰、左袖釣込腰、横車

階級を代表する曲者。東京五輪後に台頭した新興勢力の一人。階級内でも際立って小柄な体格ながら、積極的に抱き勝負を挑む勝負度胸の良さが持ち味。極端な胴長短足、その重心の低さを生かした豪快な投げが持ち味。

基本スタイルは右背負投などの担ぎ技がベース。しかし、前述のとおり接近戦を好み、自ら脇を差して密着、ほとんど相撲に近い力勝負を行うことも多い。重心の低さを生かした腰技も得意としており、豪快な右大腰やほぼ腰に乗せるような変形の右内股も用いる。2021年のグランプリ・ザグレブ準決勝で見せた寝技からの立ち上がり際の肩車は、そのあまりの豪快な投げっぷりからIJF公式の「イッポン・オブ・ザ・イヤー」の候補に選ばれた。

技の仕掛け終わりに相手にぶら下がるような格好になってしまう癖があり、これが最大の弱点。勝っても負けても豪快な戦いぶりから、戦績以上の存在感を放っている。最近はランキングが下がることで序盤で強豪と当たり、それによりさらにランキングが下がる負のスパイラルに陥っている。

おもな戦績

2022年タシケント世界選手権 7位
2021年グランプリ・ザグレブ 2位
2022年グランプリ・ポルトガル 5位

タシケント世界柔道選手権2022での記事

PANTANO Angelo
25歳 1997/7/3
WR：33位組み手：右組み
得意技：肩車、右背負投、右一本背負投
使用技：右大内刈、右内股、右大腰、左袖釣込腰、横車

東京五輪後に台頭した新興勢力の一人。最軽量級にあっても際立って小柄だが、体格差をものともせず「抱き勝負」を挑む勝負度胸の良さが持ち味。体型は極端な胴長短足、重心の低さを生かした豪快な投げが得意。

基本スタイルは右背負投などの担ぎ技がベース。しかし、前述のとおり接近戦を好み、自ら脇を差して密着、ほとんど相撲に近いような形の力勝負を行うことも多い。重心の低さを生かした腰技も得意とで、右大腰やほぼ腰に乗せるような変形の右内股も用いる。昨年のグランプリ・ザグレブ準決勝で見せた寝技からの立ち上がり際の肩車は凄まじい威力、IJF公式の「イッポン・オブ・ザ・イヤー」の候補に選ばれた。

技の仕掛け終わりに相手にぶら下がるような格好になってしまう癖があり、これが最大の弱点。勝っても負けても豪快というその戦いぶりから、戦績以上の存在感を放っている。