ダヴラト・ボボノフ(ウズベキスタン)

ダヴラト・ボボノフ(ウズベキスタン) BOBONOV Davlat

BOBONOV Davlat
階級:90kg級 WR:7位
27歳 1997/6/7
組み手:右組み

得意技:右内股、右釣込腰、右内股巻込、左釣腰、左背負投、右体落、右内股(やぐら投げ)
使用技:左小外掛、左小外刈、左体落、右小内刈、左一本背負投、左小内巻込、左袖釣込腰、肩車、右腰車、左外巻込、内股すかし、隅落、浮落
寝技得意技術:腕挫十字固

2022年タシケント世界選手権金メダリスト。2021年ハンガリー世界選手権でも準優勝しているほか、東京五輪でも銅メダルを獲得している。

スピードとパワーを兼ね備えた業師。袖と襟の二本を持つオーソドックスな組み手をベースに、種々様々な投げを打つ。強靭かつ柔軟な肩と腰を持っており、多少無理な仕掛けでも、仰け反りながら強引に投げ切ってしまう。

得意技は、釣り手を胴体に巻き付けるようにして仕掛ける右内股。同じ理合の右の腰技も得意としている。昨今の「ヘッドダイブ」に厳しい審判傾向を受け、多くの選手がこの「突っ込む」理合の使用を止めているが、この選手の場合はバランスが良いため、そもそも頭を着くこと自体が稀。仮に着きそうな場合には釣り手を離して右内股巻込に連絡するなど、工夫しながら使い続けている。

組み際に組み手の左右をスイッチして仕掛ける低い左背負投も得意としており、この技も凄まじい切れ味。ウズベキスタン選手らしく間合いを詰めての密着モードも兼ね備えており、この形からは右「やぐら投げ」や、腰の強さを生かして正面から相手を釣り上げる右の腰技を用いる。足技も切れ、2023年のワールドマスターズでトート・クリスティアン(ハンガリー)を仕留めた左小外刈「一本」などは特に印象的だった。

寝技にはそれほど積極的ではないが、立技からの移行は早く、持ったままの腕を利用して極める腕挫十字固を得意としている。

もと81kg級であり、本人に瑕疵はないが、2017年ブダペスト世界選手権で永瀬貴規(旭化成)が右膝を負傷した試合の対戦相手だった。

おもな戦績

2022年 タシケント世界選手権 優勝
2021年 ハンガリー世界選手権 2位
2021年 東京五輪 3位

最近の成績

2024年5月 アブダビ世界選手権 予選ラウンド敗退
2024年3月 グランドスラム・アンタルヤ 5位
2024年3月 グランドスラム・タシケント 3位

Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/25415
Judoinside:https://www.judoinside.com/judoka/93311/Davlat_Bobonov

更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

BOBONOV Davlat
25歳 1997/7/6
WR:3位 組み手:右組み

得意技:右内股、右釣込腰、左背負投、右内股(やぐら投げ)
使用技:左小外掛、左小外刈、右体落、左体落、右小内刈、左一本背負投、左小内巻込、肩車、右腰車、内股透、隅落、浮落

東京五輪銅メダリスト。2021年ハンガリー世界選手権でも銀メダルを獲得している。

スピードと力強さを兼ね備えた好選手。袖と襟の二本を持ったオーソドックスな形を基本としている。得意技は釣り手を胴体に巻き付けるようにして仕掛ける右内股・右釣腰。組み際に組み手をスイッチして仕掛ける低い左背負投も用い、この技はの切れ味もすさまじい。ウズベキスタン選手らしく密着モードも兼ね備え、この形からは右「やぐら投げ」を用いる。

もと81kg級。2017年ブダペスト世界選手権で永瀬貴規(旭化成)が右膝を負傷した試合の対戦相手だった。

おもな戦績

2021年 東京五輪 3位
2021年 ハンガリー世界選手権 2位
2020年 グランドスラム・デュッセルドルフ 優勝

最近の成績

2022年6月 グランドスラム・ウランバートル 2位
2022年2月 グランドスラム・パリ 3位
2021年11月 グランドスラム・アブダビ 3位

更新日:2022年10月6日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京2020オリンピックでの記事

BOBONOV Davlat
24歳 1997/7/6
WR:5位 組み手:右組み
得意技:右内股、右釣込腰、左背負投、右内股(やぐら投げ)
使用技:左小外掛、左小外刈、右体落、左体落、右小内刈、左一本背負投、左小内巻込、肩車、右腰車、内股透、隅落、浮落

2021年ブダペスト世界選手権銀メダリスト。スピードと力強さを兼ね備えた好選手。袖と襟の二本を持ったオーソドックスな形を基本としている。得意技は釣り手を胴体に巻き付けるようにして仕掛ける右内股や右釣腰。組み手をスイッチして仕掛ける低い左背負投も用い、この技は特に凄まじい切れ味を誇っている。ウズベキスタン選手らしく密着モードも兼ね備え、この形からは右「やぐら投げ」を用いる。もと81kg級の選手であり、2017年ブダペスト世界選手権で永瀬貴規が右膝を負傷した試合の対戦相手だった。

おもな戦績

2021年 ブダペスト世界選手権 2位
2021年 アジア・オセアニア選手権 優勝
2020年 グランドスラム・デュッセルドルフ 優勝

最近の成績

2021年6月 ブダペスト世界選手権 2位
2021年4月 アジア・オセアニア選手権 優勝
2021年3月 グランドスラム・トビリシ 3位

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

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