アンリケリス・バリオス(ベネズエラ)
BARRIOS Anriquelis
階級:63kg級 WR:31位
30歳 1993/8/20
組み手:右組み
得意技:左小外掛、左小外刈、右大外刈、右大内刈
使用技:右払腰、右釣込腰、右払巻込、右外巻込、右内股、右小内刈、支釣込足(釣り手側)、隅返、引込返、横車、谷落(サンボ式)、隅落、寝技
寝技得意技術:「横三角」「ホイジンハロール」
ワールドツアーの上位常連。2021年には東京五輪とハンガリー世界選手権でともに5位に入賞している。昨年前半まではコンスタントに成績を残していたが、最近はワールドツアー自体にあまり参加しておらず、出場した大会でも序盤での敗退が続いている。
長身の足技系パワーファイター。IOCの奨学生として、東海大を拠点に稽古を積んでいる。かつてはクロスグリップからの腰技や巻き込み技を軸に戦う力任せなスタイルだったが、東海大で組み手の技術を磨いたことにより、大幅にモデルチェンジ。相手と正対しての足技を軸に据えた、より安定感のあるスタイルへと変貌を遂げた。もちろん、もともと得意だった背中抱きモードも健在。こちらも「サリハニ」や「外サリハニ」など相手を固定する手札を増やしており、状況や相手に合わせて戦型を使い分けている。
得意技は、組み手の攻防から引き手で脇を差して仕掛ける左小外掛。同じ理合の左小外刈も得意としている。腰を差し込むのが上手く、技に独特の伸びがある。これを生かした右大外刈や、右大内刈も得意としている。技の連携も巧みで、相手に耐えられたところから前後に技を変えながら粘り、投げに繋げることも多い。このタイプとしては豊富な技を持っており、隅返や横車、組み際に仕掛ける「サンボ式」の谷落など、捨身技による得点も多い。
寝技の練度も高く、得意技術は「横三角」。相手に耐えられたところからは「ホイジンハロール」に変化して後袈裟固を狙うなど、展開力もある。
おもな戦績
2021年 東京五輪 5位
2021年 ハンガリー世界選手権 5位
ワールドマスターズ 5位2回(2021年、2022年)
最近の成績
2024年5月 アブダビ世界選手権 予選ラウンド敗退
2024年5月 グランドスラム・カザフスタン 予選ラウンド敗退
2024年5月 グランドスラム・ドゥシャンベ 予選ラウンド敗退
Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/6754
Judoinside:https://www.judoinside.com/judoka/69534/Anriquelis_Barrios/judo-career
更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部
ドーハ世界柔道選手権2023での記事
BARRIOS Anriquelis
29歳 1993/8/20
WR:8位 組み手:右組み
得意技:左小外掛、左小外刈、右大外刈、右大内刈、
使用技:右払腰、右釣込腰、右払巻込、右外巻込右小内刈、隅返、横車、谷落(サンボ式)、隅落
寝技得意技術:「横三角」「ホイジンハロール」
ワールドツアー表彰台の常連。2019年以降は出場したほとんどの大会で上位に勝ち上がっており、東京五輪でも5位に入賞している。
長身の足技系パワーファイター。かつてはクロスグリップからの腰技や巻き込み技を軸とするスタイルだったが、東海大で組み手の技術を磨いたことにより、大幅にモデルチェンジ。相手と正対した状態から足技を狙う、より安定感のあるスタイルへと変貌を遂げた。
得意技は、組み手の攻防から引き手で脇を差して仕掛ける左小外掛。同じ理合の左小外刈も得意としている。腰を差し込むのが上手く、技に独特の伸びがある。これを生かした右大外刈や、右大内刈も得意としている。技の連携も巧みで、相手に耐えられたところから前後に技を変えながら粘り、投げに繋げることも多い。このタイプとしては豊富な技種を持っており、隅返や横車、組み際に仕掛ける「サンボ式」谷落など、捨身技による得点も多い。
IOC奨学生として、東海大を拠点に稽古を積んでいる。
おもな戦績
2021年 東京五輪 5位
2021年 ハンガリー世界選手権 5位
ワールドマスターズ 5位2度(2021年、2022年)
最近の成績
2023年4月 パンナムオープン・サントドミンゴ 2位
2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 予選ラウンド敗退
2023年3月 パンナムオープン・メデジン 2位
更新日:2023年5月7日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部
東京2020オリンピックでの記事
BARRIOS Anriquelis
27歳 1993/8/20
WR:12位 組み手:右組み
得意技:右払腰、右釣込腰、右払巻込、右外巻込
使用技:右大内刈、右大外刈、右小内刈、隅返、隅落
ワールドツアー上位常連の強豪。IOC奨学生として東海大を拠点に稽古を積んでいる。長身のパワーファイターで、得意技は右払腰や右釣込腰などの右の腰技。腰を差し込むのが上手く、遠間からでも相手の懐に侵入して投げてしまう。同様の形での巻き込み技も得意。技の連携も巧みで、相手に耐えられたところから前後に技を変えながら投げに繋げることも多い。東海大仕込みの組み手の上手さもあり、この点で密着一辺倒のパワーファイターとは一線を画している。6月のブダペスト世界選手権では日本代表の鍋倉那美を破って5位に入賞した。
おもな戦績
2021年 ブダペスト世界選手権 5位
2021年 ワールドマスターズ・ドーハ 5位
ワールドツアー 表彰台5回
最近の成績
2021年6月 ブダペスト世界選手権 5位
2021年4月 グランドスラム・アンタルヤ 2位
2021年3月 グランドスラム・トビリシ 3回戦敗退
更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部