アルテム・レシュク(ウクライナ)

アルテム・レシュク(ウクライナ) LESIUK Artem

LESIUK Artem
26歳 1996/11/30
WR:17位 組み手:両組み
得意技:左払巻込、右払巻込、左大外巻込、右大外巻込、裏投
使用技:左一本背負投、左背負投、右大内刈、巴投、引込返、隅落

トーナメントの荒らし屋。表彰台という形ではそれほど成績を残せているわけではないが、ジャイアントキリングの多さゆえその存在感は大きい。2023年に入ってからも、既にルフミ・チフヴィミアニ(ジョージア)とエンフタイワン・アリウンボルド(モンゴル)と世界選手権のファイナリスト2人を破っている。

基本属性はパワーファイター。いかにも力自慢といった大味な柔道を持ち味としている。組み手の左右が利く器用な選手でもあり、最大の武器は片手状態から左右に仕掛ける払巻込。この技は非常にパワフル。相手に耐えられた状態からは、投げの方向を変化させて左右の大外巻込に変化することも少なくない。この手のタイプの例に漏れず裏投も得意としており、相手を一気に抱え上げて放る様は豪快そのもの。一方、軽量級らしい技術も備えており、左の担ぎ技や巴投には意外な切れ味がある。

主戦場は立技ながら、寝技も水準以上。相手の伏せ際に後帯を括っての「国士舘返し」を得意としている。

おもな戦績

2022年 グランドスラム・テルアビブ 優勝
2019年 グランプリ・マラケシュ 2位
2023年 グランドスラム・トビリシ 3位

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 予選ラウンド敗退
2023年3月 グランドスラム・トビリシ 3位
2023年2月 グランドスラム・テルアビブ 予選ラウンド敗退

更新日:2023年4月29日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

LESIUK Artem
25歳 1996/11/30
WR:10位 組み手:両組み
得意技:左払巻込、右払巻込、裏投
使用技:左一本背負投、左背負投、左背負投(韓国)、右大内刈、巴投、隅落

階級の上位陣を度々破っている中堅パワーファイター。それほど成績を残せているわけではないが、ジャイアントキリングの多さゆえ存在感は意外に大きい。

組み手の左右が利く器用な選手であり、片手状態からパワフルな払巻込を左右に仕掛ける。一気に相手抱え上げての裏投も豪快、いかにも力自慢といった柔道が持ち味だ。一方、軽量級らしい技術も備えており、左の担ぎ技や巴投には水準以上の切れ味がある。

今年2月のグランドスラム・テルアビブでワールドツアー初優勝を飾った。

おもな戦績

2022年2月 グランドスラム・テルアビブ 優勝
2019年 グランプリ・マラケシュ 2位
2019年 オセアニアオープン・パース 3位 ※グランプリ相当

最近の成績

2022年9月 ヨーロッパオープン・リッチョーネ 2回戦敗退
2022年4月 欧州選手権 7位
2022年2月 グランドスラム・テルアビブ 優勝

更新日:2022年10月3日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京2020オリンピックでの記事

LESIUK Artem
24歳 1996/11/30
WR:25位 組み手:両組み
得意技:左払巻込、右払巻込、裏投
使用技:左一本背負投、左背負投、左背負投(韓国)、右大内刈、巴投、隅落

階級の上位陣を度々破っている中堅パワーファイター。具体的な成績はあまり残せていないのだが、ジャイアントキリングの多さゆえ存在感は意外に大きい。組み手の左右が利く器用な選手であり、片手状態からパワフルな払巻込を左右に仕掛けることができる。相手を一気に抱えあげての豪快な裏投など、いかにも力自慢といった柔道が持ち味だ。一方、軽量級らしい技術も備えており、左の担ぎ技や巴投には水準以上の切れ味がある。

おもな戦績

2019年 グランプリ・マラケシュ 2位
2019年 オセアニアオープン・パース 3位 ※グランプリ相当
2021年 グランドスラム・テルアビブ 5位

最近の成績

2021年6月 ブダペスト世界選手権 2回戦敗退
2021年4月 欧州選手権 2回戦敗退
2021年3月 グランドスラム・タシケント 2回戦敗退

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

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