IJFがワールドツアー再開を宣言、10月からビッグゲーム3大会開催を表明

IJF(国際柔道連盟)は28日、3月以降新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中断していたワールドツアー大会の再開をアナウンスした。

かねて9月のグランプリ・ザグレブ大会の実施を予定していたが、この開催可否については言及せず。まず10月下旬に、延期となっていたグランドスラム・ブダペスト大会を行うことを表明し、さらに12月にグランドスラム東京、来年1月にワールドマスターズ・ドーハとビッグゲーム3大会を設定した。いずれも、東京オリンピック出場に必要なワールドランキングポイントの対象大会となる。

IJFは18日に、新型コロナウイルス禍に対応するための厳密な運営プロトコルを発表。この策定を受け、一歩踏み込んで具体的な大会開催日程発表へと段階を進めた格好。

大陸ごとのコンチネンタル・オープンも年内にいくつか開催を計画するとのこと。こちらについては、これまでグランプリ大会として企画されていたものを格下げする形で行われるのではとの情報が、欧州の選手たちの間で囁かれている。

IJFのリリース全文は下記から。

https://www.ijf.org/news/show/judo-is-back

関連記事一覧