マリト・カンプス(オランダ)

マリト・カンプス(オランダ) KAMPS Marit

KAMPS Marit
階級:78kg超級 WR:16位
23歳 2001/3/4
組み手:右組み

得意技:右体落、右大内刈
使用技:右内股、隅落、浮落

ワールドツアー表彰台の常連。昨年のタシケント世界選手権では7位に入賞している。2021年世界ジュニア選手権の王者であり、同大会後に本格的にツアーにデビュー。以降は安定して好成績を残している。

安定感が武器の技巧派。引き手と前襟を得て、相手の腕を懐に抱き込むようにやや腰を切った姿勢が基本。この状態から組み手のコントロールと体捌きで相手を動かし、得意の右体落や右大内刈を狙う。階級内では小柄な体格だが、体の力があり、大型選手と組み合っても力負けしない。

柔道の核は右体落。決め技であると同時に、攻防のなかで展開を作るためや、抑え込みの起点としても機能する。寝技での勝利も多いが、寝勝負をすることはなく、ほぼすべてが右体落で崩して被り、そのまま抑え込んでのものだ。組み勝った状態からは、右大内刈も用いる。ただし、自らバランスを崩しやすい片足になることは稀。足技すら用いず、両足を畳に着いたまま進退する。右体落で崩し続けての「指導3」反則による勝利も多い。

おもな戦績

2022年 タシケント世界選手権 7位
2023年 グランドスラム・カザフスタン 2位
2021年 世界ジュニア選手権 優勝

最近の成績

2024年5月 アブダビ世界選手権 予選ラウンド敗退
2024年4月 ヨーロッパ選手権 予選ラウンド敗退
2024年3月 グランドスラム・トビリシ 予選ラウンド敗退

Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/29374
Judoinside:https://judoinside.com/judoka/94582/Marit_Kamps/judo-career

更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部

ドーハ世界柔道選手権2023での記事

KAMPS Marit
22歳 2001/3/4
WR:15位 組み手:右組み

得意技:右体落、右大内刈
使用技:右内股、隅落

2021年世界ジュニア選手権王者。東京五輪後に台頭した新興勢力の一人。昨年のタシケント世界選手権では7位に入賞している。

安定感が武器の技巧派。階級内では小柄な体格だが、体の力があり、大型選手と組み合っても力負けしない。引き手と前襟を得て、相手の腕を懐に抱き込むようにやや腰を切った形が基本。この状態から組み手のコントロールと体捌きで相手を動かしながら、得意の右体落や右大内刈を狙う。特に右体落はこの選手の柔道の核。決め技であると同時に、攻防のなかで展開を作るためや、抑え込みの起点としても機能する。寝技での勝利も多いが、寝勝負をすることはなく、ほぼすべてが右体落で崩して被り、そのまま抑え込んでのものだ。十分な形からは右大内刈も用いるものの、自らバランスを崩しやすい片足になることは少なく、足技すら用いず、両足を畳に着いたまま進退する。右体落で崩し続けての「指導3」反則による勝利も多い。

おもな戦績

2022年 タシケント世界選手権 7位
2021年 世界ジュニア選手権 優勝
2022年 グランドスラム・トビリシ 3位

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・トビリシ 5位
2023年2月 グランドスラム・パリ 7位
2022年12月 ワールドマスターズ・エルサレム 予選ラウンド敗退

更新日:2023年5月12日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

KAMPS Marit
21歳 2001/3/4
WR:10位 組み手:右組み

得意技:右体落、右大内刈
使用技:右内股、隅落

東京五輪後に台頭した新興勢力の一人であり、昨年の世界ジュニア選手権王者。今年は出場したワールドツアー大会すべてで入賞、3位を3度獲得するなど、安定して成績を残している。上位陣への勝利歴はほとんどなく、五輪後で強豪が不在の間隙を縫って成績を残したという面が強い。

安定感が武器の技巧派。階級内では小柄な体格だが、体の力があり、大型選手と組み合っても力負けしない。引き手と前襟を得て、相手の腕を懐に抱き込むようにやや腰を切った形が基本。この形から組み手のコントロールと体捌きで相手を動かしながら、得意の右体落や右大内刈を狙う。特に右体落はこの選手の柔道の核。決め技であると同時に、攻防のなかで展開を作るためや、抑え込みの起点としても機能する。寝技での勝利も多いが、寝勝負をすることはなく、ほぼすべてが右体落で崩して被り、そのまま抑え込んでのものだ。十分な形からは右大内刈も用いるものの、自らバランスを崩しやすい片足になることは少なく、足技すら用いず、両足を畳に着いたまま進退する。右体落で崩し続けての「指導3」反則による勝利も多い。

おもな戦績

2021年 世界ジュニア選手権 優勝
2022年6月 グランドスラム・トビリシ 3位
2022年4月 グランドスラム・アンタルヤ 3位

最近の成績

2022年7月 グランドスラム・ハンガリー 7位
2022年6月 グランドスラム・トビリシ 3位
2022年4月 欧州選手権 5位

更新日:2022年10月6日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

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