[随時更新]三回戦速報・第34回皇后盃全日本女子柔道選手権大会

三回戦

素根輝(推薦・環太平洋大1年)○小外刈(1:07)△佐々木ちえ(東京・東京学芸大3年)
ケンカ四つ。佐々木両襟で低く構えるが素根鋭い左体落で「技有」。素根両襟から引き手を袖に持ち替えて形を作ると腹を出して左小外刈。「技有」で決着。

山部佳苗(近畿・ミキハウス)○合技[内股・横四方固](0:37)△粂田晴乃(関東・筑波大3年)
山部低く右内股を入れて捲り「技有」。そのまま抑え込んで盤石の「一本」。

井上舞子(関東・警視庁)○優勢[有効・内股巻込]△佐藤陽子(東海・東海大1年)
ケンカ四つ。佐藤は両襟、井上は迎え撃って引き手で袖を持って対峙。1分40秒井上が左内股、空転したかに見えたが内股巻込に連絡して「有効」。以降は井上やや優位のまま拮抗、タイムアップ。

稲森奈見(東京・三井住友海上)○GS横四方固(GS1:22)△桑形萌花(近畿・須磨学園夙川高2年)
高校生桑形大善戦、引き手で襟を持っては右の担ぎを次々仕掛けて攻勢。「指導2」失陥の稲森、右大外刈から桑形の肘を捕まえ、これを起点に横四方固まで辿り着く。

冨田若春(推薦・コマツ)○合技[小外刈・横四方固](3:28)△佐俣優依(関東・VILLAGE)
ケンカ四つ、冨田早々に右払腰「有効」。以後手堅く戦い、佐俣が疲労した終盤に引き手で袖を得ると右小外刈「技有」。そのまま抑え込んで一本勝ち。

児玉ひかる(九州・東海大1年)○GS有効・内股(GS0:36)△菅原歩巴(東北・久慈東高等学校)
左相四つ。児玉奥襟を持って蹴り崩しを続けるがベテランの菅原は馬力ある内股と大外刈で対抗。児玉しっかり形を作って左内股、菅原裏投で返そうとするが児玉は残して押さえつけ、「有効」。

朝比奈沙羅(推薦・パーク24)○GS反則[指導3](GS1:48)△米川明穂(東海・藤枝順心高3年)
ケンカ四つ。引き手争いが続いて双方「指導2」失陥。朝比奈の支釣込足に振られた米川奮起して左大内刈も膝を着いて潰れてしまい、偽装攻撃で3つ目の「指導」。

髙山莉加(東京・三井住友海上)○合技[巴投・崩上四方固](0:43)△井上愛美(九州・JR九州)
髙山がこの日再三見せている巴投一撃、両脚を巧く使って横に落とし「技有」。そのまま肘を拘束、頭の上に座る形で崩上四方固。

撮影：辺見真也