ロイ・メイヤー(オランダ)

ロイ・メイヤー(オランダ) MEYER Roy

MEYER Roy
31歳 1991/6/4
WR:7位 組み手:右組み

得意技:右一本背負投、右袖釣込腰、右大内刈
使用技:右大外刈、右小内刈、右内股、右浮腰、支釣込足(釣り手側)、隅落

世界選手権の銅メダルを2度(2019年、2021年)獲得している強豪。東京五輪には同国の先輩のヘンク・フロル(オランダ)に代表争いで敗れ、参加できなかった。五輪後も若手のユール・スパイカース(オランダ)の台頭により再び2番手の座に甘んじていたが、今大会はスパイカースが怪我のために不在。結果を残して序列逆転を狙いたい。

階級を代表する担ぎ技系パワーファイター。闘志を前面に押し出して戦う、文字どおりの闘士であり、ガツガツ前に出ては、気合いの発声とともに威力ある担ぎ技を連発する。投擲種目の選手を思わせる絶叫のため、他の試合場を見ていても、いまメイヤーが試合をしていることがすぐにわかる。用いる担ぎ技は、100kg級からの流入組のような切れ味ベースではなく、体の力を土台とした完全な「力業」。低く相手の懐に潜り込み、馬力を生かして強引に担ぎ投げる。基本の組み手は引き手で襟を持つ形で、ここからの右一本背負投が最大の武器。組み力があり、両襟からの右大外刈や右大内刈なども得意としている。

試合での闘志あふれる姿とは異なり、ひと度畳を降りれば非常に剽軽。斯界屈指の愛されキャラである。東京世界選手権の3位獲得時には、礼を済ませるなり前日のジョルジ・フォンセカ(ポルトガル)に負けじと華麗なダンスを披露。会場を大いに沸かせた。オランダ国内でもこのキャラクターは広く知られているようで、活躍ぶりはYouTubeやメイヤー本人のInstagramで確認可能。特にInstagramにはメイヤー独特のセンスを生かした、一瞬では理解が追いつかない面白画像が頻繁にアップされており、柔道ファンはチェック必須である。

おもな戦績

2021年 ハンガリー世界選手権 3位
2019年 東京世界選手権 3位
2016年 リオデジャネイロ五輪 7位

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 2位
2023年3月 グランドスラム・テルアビブ 予選ラウンド敗退
2023年2月 グランドスラム・パリ 5位

更新日:2023年5月12日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

MEYER Roy
31歳 1991/6/4
WR:17位 組み手:右組み

得意技:右一本背負投、右袖釣込腰、右大内刈
使用技:右大外刈、右小内刈、右内股、右浮腰、支釣込足、隅落

世界選手権で3位を2度(2019年、2021年)獲得している、階級を代表する担ぎ技系。闘志を前面に押し出して戦うファイターであり、ガツガツと前に出ては、気合いの発声とともに威力ある担ぎ技を連発する。用いる担ぎ技も、100kg級からの流入組のような切れ味ベースではなく、体の力を土台とした完全な力業。低く相手の懐に潜り込み、馬力を生かして強引に担ぎ投げる。基本の組み手は引き手で襟を持つ形で、ここからの右一本背負投が最大の武器。組み力があり、両襟からの右大外刈や右大内刈なども得意としている。

試合での闘志あふれる姿とは異なり、ひと度畳を降りれば非常に剽軽。斯界屈指の愛されキャラである。東京世界選手権の3位獲得時には礼を済ませるなり前日のジョルジ・フォンセカ(ポルトガル)に負けじと華麗なダンスを披露。会場を大いに沸かせた。オランダ国内でもこのキャラクターは広く知られているようで、活躍ぶりはYouTubeやメイヤー本人のInstagramで確認可能。特にInstagramにはメイヤー独特のセンスを生かした、一瞬では理解が追いつかない面白画像が頻繁にアップされており、柔道ファンはチェック必須である。

東京五輪には同国の先輩のヘンク・フロル(オランダ)に代表争いで敗れ、参加できなかった。

おもな戦績

2021年 ハンガリー世界選手権 3位
2019年 東京世界選手権 3位
2016年 リオデジャネイロ五輪 7位

最近の成績

2022年7月 グランプリ・ザグレブ 2回戦敗退
2022年6月 グランドスラム・ウランバートル 2位
2022年4月 欧州選手権 3位

更新日:2022年10月11日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京世界選手権2019での記事

MEYER Roy
28歳 1991/6/4
WR:8位
組み手:右組み
得意技:右一本背負投、右袖釣込腰、右大内刈
使用技:右大外刈、右小内刈、右内股、右浮腰、支釣込足、隅落

階級を代表する担ぎ技系。闘志を前面に押し出して戦うファイターであり、ガツガツと前に出て気合の発声とともに高威力の技を連発する。用いる担ぎ技も、昨今増加している100kg級からの流入組のような切れ味を持ち味としたものではなく、体の力をベースとした力業。基本の組み手は引き手で襟を持つ形であり、ここからの右一本背負投が最大の武器。組み力があり、両襟からの右大外刈や右大内刈なども得意としている。

おもな戦績

2016年 リオデジャネイロ五輪 7位
2014年 チェリャビンスク世界選手権 5位
ワールドマスターズ 3位2回(2015年、2016年)

最近の成績

2019年7月 グランプリ・ザグレブ 5位
2018年6月 ヨーロッパ選手権 7位
2019年5月 グランドスラム・バクー 2回戦敗退

更新日:8月29日(東京世界柔道選手権2019特集)

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