キム・ミンジョン(韓国)
KIM Minjong
階級:100kg超級 WR:1位
23歳 2000/9/1
組み手:左組み
得意技:左背負投、肩車、左小外刈
使用技:右一本背負投、左一本背負投、左袖釣込腰、左内股、左大内刈、左小内刈、左小外掛、左大外刈、谷落
2024年アブダビ世界選手権金メダリスト。これ以外にも世界選手権では3位に2度(2019年、2022年)入賞している。
2017年世界カデ選手権90kg超級で優勝するなど、韓国ではスター候補として早い段階から期待されてきた大器。日本ではまだ無名の時代に金鷲旗に出場、村尾三四郎(JESグループ)から肩車で「技有」を奪った(試合自体は「指導3」で村尾が逆転勝ち)。いまだに「あの“キム ミ”(※金鷲旗ゼッケンの表記)が世界王者か!」と驚く人が結構いる。
ベースの戦型は担ぎ技系。得意技は左背負投と肩車。低重心の四角い体型を生かし、釣り手で前襟を持って低く食らいつきながら、得意の担ぎ技を狙う。
得意技は左背負投と肩車。肩車は手数を積むためのツールとしても用いられ、この選手の進退の軸として機能する。担ぎ技は左背負投のほか、左右の一本背負投や両袖の左袖釣込腰も備えている。単なる担ぎ技系の枠に収まらない多彩な技を持っており、ケンケンで追い込む左内股や、距離を詰めての足技も得意としている。同系統の担ぎ技系を相手にはこれらを軸に戦うことも多い。最近は足技の技量が大きく向上しており、特に左小外刈は得意技の域に達している。優勝したアブダビ世界選手権では、この技でポイントを量産した。
己にプレッシャーを掛けて戦う選手が多い印象の韓国男子にあって、勝っても負けても飄々としている異色の存在とのこと。ワールドツアーでいかにも不調な様子を見せていても、直後の重要大会ではきちんとコンディションを仕上げ、別人のような動きを見せることも少なくない。この辺りにも、大物感を感じさせる選手だ。
おもな戦績
2024年 アブダビ世界選手権 優勝
2022年 タシケント世界選手権 3位
2019年 東京世界選手権 3位
最近の成績
2024年5月 アブダビ世界選手権 優勝
2024年4月 アジア選手権 2位
2024年2月 グランドスラム・パリ 2位
Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/34569
Judoinside:https://www.judoinside.com/judoka/108779/Min_Jong_Kim/judo-career
更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部
ドーハ世界柔道選手権2023での記事
KIM Minjong
22歳 2000/9/1
WR:17位 組み手:左組み
得意技:左背負投、肩車
使用技:右一本背負投、左一本背負投、左袖釣込腰、左内股、左大内刈、左小内刈、左小外刈、左小外掛、左大外刈、谷落
世界選手権の銅メダルを2度(2019年、2022年)獲得している強豪。2017年世界カデ選手権90kg超級で優勝するなど、韓国ではスター候補として早い段階から期待されてきた大器。日本ではまだ無名の時代に金鷲旗に出場、村尾三四郎から肩車で「技有」を奪った(試合自体は「指導3」で村尾が逆転勝ち)。いまだに「あの“キム ミ”(※金鷲旗ゼッケン)が世界選手権3位のこの選手か」と驚く人が、結構いる。
担ぎ技ファイターであり、得意技は左背負投と肩車。低重心の四角い体型を生かし、釣り手で前襟を持って低く食らいつきながら得意の担ぎ技を狙う。左一本背負投、両袖の袖釣込腰など担ぎ技のバリエーションは豊富だ。ケンケンで追い込む左内股や距離を詰めての足技も得意としており、同系統の担ぎ技系とはこれらを軸に戦うことも多い。己にプレッシャーを掛けて戦う選手が多い印象の韓国男子選手にあって、勝っても負けても飄々としている異色の存在とのこと。大物感を感じさせる。
おもな戦績
2022年 タシケント世界選手権 3位
2019年 東京世界選手権 3位
2022年 グランプリ・ポルトガル 優勝
最近の成績
2023年2月 グランドスラム・パリ 予選ラウンド敗退
2023年1月 グランプリ・ポルトガル 優勝
2022年10月 タシケント世界選手権 3位
更新日:2023年5月12日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部
タシケント世界柔道選手権2022での記事
KIM Minjong
22歳 2000/9/1
WR:18位 組み手:左組み
得意技:左背負投、肩車
使用技:右一本背負投、左一本背負投、左袖釣込腰、左内股、左大内刈、左小内刈、左小外刈、左小外掛、左大外刈、谷落
2019年東京世界選手権銅メダリスト。2017年世界カデ選手権90kg超級で優勝するなど、韓国ではスター候補として早い段階から期待されてきた大器。日本ではまだ無名の時代に金鷲旗に出場、村尾三四郎から肩車で「技有」を奪った(試合自体は「指導3」で村尾が逆転勝ち)。いまだに「あの“キム ミ”(※金鷲旗ゼッケン)が世界選手権3位のこの選手か」と驚く人が、結構いる。
担ぎ技ファイターであり、得意技は左背負投と肩車。低重心の四角い体型を生かし、釣り手で前襟を持って低く食らいつきながら得意の担ぎ技を狙う。左一本背負投、両袖の袖釣込腰など担ぎ技のバリエーションは豊富だ。ケンケンで追い込む左内股や距離を詰めての足技も得意としており、同系統の担ぎ技系とはこれらを軸に戦うことも多い。己にプレッシャーを掛けて戦う選手が多い印象の韓国男子選手にあって、勝っても負けても飄々としている異色の存在とのこと。大物感を感じさせる。
おもな戦績
2019年 東京世界選手権 3位
2021年 アジア・オセアニア選手権 2位
2019年 グランプリ・フフホト 優勝
最近の成績
2022年8月 アジア選手権 7位
2022年2月 グランドスラム・パリ 3位
2022年1月 グランプリ・ポルトガル 優勝
更新日:2022年10月11日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部
東京2020オリンピックでの記事
KIM Minjong
20歳 2000/9/1
WR:14位 組み手:左組み
得意技:左背負投、肩車
使用技:右一本背負投、左一本背負投、左袖釣込腰、左内股、左大内刈、左小内刈、左小外刈、左小外掛、左大外刈、谷落
2019年東京世界選手権銅メダリスト。2017年世界カデ選手権90kg超級で優勝するなど、韓国ではスター候補として早い段階から期待されてきた大器。日本ではまだ無名の時代に金鷲旗に出場、村尾三四郎から肩車で「技有」を奪った(試合自体は「指導3」で村尾が逆転勝ち)。いまだに「あの“キム ミ”(※金鷲旗ゼッケン)が世界選手権3位のこの選手か」と驚く人が、結構いる。担ぎ技ファイターであり、得意技は左背負投と肩車。低重心体型を生かして、低く食らいつきながら得意の担ぎ技を狙う。左一本背負投、両袖の袖釣込腰など担ぎ技のバリエーションは豊富だ。ケンケンで追い込む左内股や距離を詰めての足技も得意としており、同系統の担ぎ技系とはこれらを軸に戦うことも多い。大先輩のキム・スンミンに競り勝って五輪代表に選出。
おもな戦績
2019年 東京世界選手権 3位
2021年 アジア・オセアニア選手権 2位
2019年 グランプリ・フフホト 優勝
最近の成績
2021年4月 アジア・オセアニア選手権 2位
2021年3月 グランドスラム・タシケント 3位
2021年1月 ワールドマスターズ・ドーハ 7位
更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部
東京世界柔道選手権2019での記事
KIM Minjong
18歳 2000/9/1
WR:34位
組み手:左組み
得意技:左背負投、肩車
使用技:左内股、左一本背負投、左袖釣込腰
韓国期待のスーパールーキー。2018年バクー世界選手権でシニアデビューを果たすと、いきなりベスト16入りを果たした。既に階級のトップ層を何人も撃破しており、その強さは現時点で表彰台クラスにあると見てよいだろう。今年5月のグランプリ・フフホトではワールドツアー初優勝を飾った。柔道スタイルは担ぎ技を中心としたものであり、得意技は左背負投。どっしりとした低重心の体型をしており、相手に食らいつきながら得意の担ぎ技を狙う。左方向への肩車や左一本背負投、両袖の袖釣込腰も用いる。実はケンケンで追い込む左内股も得意としており、担ぎ技を警戒させておいてこの技で仕留めることも多い。
おもな戦績
2019年 ユニバーシアード 3位
2019年 グランプリ・フフホト 優勝
2019年 アジア・パシフィック選手権 3位
最近の成績
2019年7月 ユニバーシアード 3位
2019年5月 グランプリ・フフホト 優勝
2019年4月 アジア・パシフィック選手権 3位
更新日:8月29日(東京世界柔道選手権2019特集)