ラグワスレン・オトゴンバータル(モンゴル)
LKHAGVASUREN Otgonbaatar
28歳 1993/1/20
WR:15位 組み手:左組み
得意技:浮落、隅落、内股透、抱分、右一本背負投
使用技:左背負投、肩車、横落、左大腰、左大内刈、左内股(やぐら投げ)、左小外掛
2018年バクー世界選手権銅メダリスト。もと90kg級の選手で、2016年リオデジャネイロ五輪後に階級を変更した。2019年頃までは袖と襟の二本を持っての左背負投を主な武器としていたが、コロナ禍が明けて以降はパワーを前面に押し出したスタイルにモデルチェンジ。組み手争いをしながらジリジリと前に出続け、相手の技を引き出してはカウンターを狙う。最近の勝利はほとんどが返し技か、自ら仕掛けてもつれ際を作り、相手の技を足技で切り替えしてのものだ。浮落や隅落のほか、内股系への内股透や、低く掛け潰れてくる相手への抱分も備えており、後の先に関しては多彩な技を使いこなす。
おもな戦績
2018年 バクー世界選手権 3位
2018年 ワールドマスターズ広州 2位
2019年 アジア・パシフィック選手権 優勝
最近の成績
2021年6月 ブダペスト世界選手権 3回戦敗退
2021年3月 グランドスラム・タシケント 5位
2020年2月 グランドスラム・デュッセルドルフ 3回戦敗退
更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部
東京世界柔道選手権2019での記事
LKHAGVASUREN Otgonbaatar
26歳 1993/1/20
WR:5位
組み手:左組み
得意技:左背負投、横落
使用技:右一本背負投、浮落、左大腰、左内股(やぐら投げ)
2018年バクー選手権銅メダリスト。もと90kg級、2016年リオデジャネイロ五輪後に階級を変更した。モンゴルの選手としては珍しく、袖と前襟の二本を持つ形を基本としている。得意技は左背負投。一気に深く沈み込み、その落差を生かして担ぎ上げる。前述のとおりベースのスタイルは担ぎ技系だが、体の力も非常に強く、密着しての攻防にも積極的だ。釣り手で脇を差しての左大腰や浮落、「やぐら投げ」など、モンゴル選手らしい腰の強さで相手を持ち上げ、豪快に放り投げる。引き手で相手の腕を抱き込んでの横落も得意としており、こちらでの得点も多い。
おもな戦績
2019年 アジア・パシフィック選手権 優勝
2018年 ワールドマスターズ広州 2位
2018年 バクー世界選手権 3位
最近の成績
2019年5月 グランプリ・フフホト 3位
2019年5月 グランドスラム・バクー 5位
2019年4月 アジア・パシフィック選手権 優勝
更新日:8月27日(東京世界柔道選手権2019特集)