ラグワスレン・ソソルバラム(モンゴル)

ラグワスレン・ソソルバラム(モンゴル) LKHAGVASUREN Sosorbaram

LKHAGVASUREN Sosorbaram
22歳 2001/3/22
WR:20位 組み手:右組み

得意技:寝技、隅落、谷落
使用技:右袖釣込腰、左袖釣込腰、右背負投、肩車、横落、右小内刈、右小外刈、右小外掛、巴投

ワールドツアー表彰台の常連。まだカデカテゴリを卒業したばかりの2019年グランドスラム・デュッセルドルフにおいて、前田千島を破って準優勝。一気にシニアのメインステージに躍り出ると、同年の世界ジュニア選手権でも優勝を飾った。当時の勢いはさすがに減じたが、現在も階級の上位でコンスタントに成績を残している。

担ぎ技系のパワーファイター。担ぎ技を連発しての手数攻勢が基本戦法。返し技を得意としており、「指導」を積むことで相手のミスを誘い、体の力を生かした隅落や谷落などのカウンターを狙う。以前は飛び道具として組み手争いから仕掛ける右「韓国背負い」を使っていたが、昨年のルール変更でこの技は禁止されてしまった。以降は、左右の袖釣込腰を決め技としている。

現在はむしろ寝勝負が主戦場となっており、基本に忠実な寝技が持ち味。相手の伏せ際に脚をパスしての抑え込みのほか、腕挫十字固を得意としている。ベースは「指導」奪取型ながら、この寝技があるために、以外にも「指導3」を得ての勝利は多くない。

おもな戦績

2021年 ハンガリー世界選手権 7位
2019年 グランドスラム・デュッセルドルフ 2位
2019年 世界ジュニア選手権 優勝

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 予選ラウンド敗退
2023年2月 グランドスラム・パリ 7位
2022年12月 グランドスラム東京 3位

更新日:2023年5月6日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

東京2020オリンピックでの記事

LKHAGVASUREN Sosorbaram
20歳 2001/3/22
WR:17位 組み手:右組み
得意技:隅落、谷落、右背負投(韓国背負い)
使用技:右背負投、肩車、横落、右小内刈、右小外刈

アジア地域を代表する強豪。担ぎ技系のパワーファイター。まだカデ上がりの選手だった2019年のグランドスラム・デュッセルドルフで前田千島を破って2位入賞、一気にメインステージに躍り出ると、同年の世界ジュニア選手権でも優勝を飾った。勢いは減じたが、いまも階級の上位層に踏みとどまってコンスタントに成績を残している。自ら技を仕掛けることはあまりなく、浅く足を飛ばしながら圧を掛けて相手のミスを誘い、体の力を生かして隅落や谷落を狙うのが基本の戦型。組み手争いから仕掛ける右「韓国背負い」には一定の取り味があり、返し技以外の得点はほとんどがこの技によるもの。寝技も得意で、相手の伏せ際に浴びせて優位をとっておいての抑え込み、腕挫十字固が主戦武器。

おもな戦績

2019年 アジア・パシフィック選手権 2位
2019年 グランドスラム・デュッセルドルフ 2位
2019年 世界ジュニア選手権 優勝

最近の成績

2021年6月 ブダペスト世界選手権 7位
2021年3月 グランドスラム・タシケント 2位
2021年1月 ワールドマスターズ・ドーハ 1回戦敗退

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

東京世界柔道選手権2019での記事

LKHAGVASUREN, Sosorbaram
18歳 2001/3/22
WR:24位
組み手:右組み
得意技:隅落、谷落、右背負投(韓国背負い)
使用技:右背負投、右小内刈、右小外刈

今年(2019年)2月のグランドスラム・デュッセルドルフで前田千島を破り2位を獲得、一気に階級のメインステージに躍り出たモンゴルの新星。弱冠18歳ながら既に複数の強豪に勝利しており、その実力は本物と考えるしかない。体の力が非常に強く、足を飛ばしながら圧を掛けることで相手のミスを誘い、カウンターの隅落や谷落でポイントを奪う。寝技を得意としており、相手の伏せ際に抑え込みや腕挫十字固で仕留めることも多い。実は自ら技を仕掛けることはほとんどないが、右「韓国背負い」には一定の取り味があり、寝技と返し技以外の勝利はこの技によるもの。

おもな戦績

2019年 アジア・パシフィック選手権 2位
2019年 グランドスラム・デュッセルドルフ 2位
2018年 グランドスラム大阪 7位

最近の成績

2019年7月 グランプリ・ブダペスト 2回戦敗退
2019年5月 グランプリ・フフホト 7位
2019年5月 グランドスラム・バクー 2回戦敗退

更新日:8月15日(東京世界柔道選手権2019特集)

関連記事一覧